個室ビデオ店放火殺人事件で、殺人容疑などで逮捕された東大阪市の無職、小川和弘容疑者(46)が大阪府警浪速署捜査本部の調べに対し、「えらいことをしてしまった」という趣旨の供述をしていることが分かった。小川容疑者は逮捕後、「生きていくのが嫌になった」と動機を話していたが、反省や後悔ともとれる供述が明らかになったのは初めて。
これまでの調べなどで、小川容疑者は大手企業の退職や離婚などに加え、多額の借金を抱えて生活保護を受けるなど苦しい生活が続き、事件当日は自暴自棄になっていたとみられる。個室内でバッグに火をつけて炎上させ店外に逃げたとされ、逮捕当初は「煙が充満し、怖くなって逃げた」などと供述していた。
国選弁護人の岡本栄市弁護士も3日夜、拘置先の浪速署前で取材に応じ、小川容疑者が接見で、重大な結果を引き起こしてしまって反省や後悔をしているという趣旨のことを話した、と明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20081004-00000045-mai-soci

容疑者、母の寿命縮める放蕩ぶり…個室ビデオ放火殺人
がんで入院中も金の無心
母親依存の人生−。大阪・ミナミの個室ビデオ店放火殺人事件で、殺人などの疑いで逮捕された無職、小川和弘容疑者(46)は女手一つで育てられながら、がんに冒された母親に金を無心していたことが関係者の証言でわかった。周辺からは「成人後もおんぶに抱っこの生活で、母親の寿命を縮めた」と非難する声が上がっている。
「母親が亡くなる直前から、『金出せ、金くれ』と取り立てるように無心していたようです」
こう証言するのは、大阪府寝屋川市に住む無職男性(68)。小川容疑者の知人で、今回の事件の約2週間前に「1万円貸してください」と土下座され、断ったという。
【女手一つで育てるも】
男性によると、小川容疑者の母親は警察関係の職員として働きながら、同容疑者を女手一つで育てあげたという。「彼が寝屋川市で生活していたころはシャツ1枚にしてもパリッと仕上がっていました。みっともない格好をさせたくなかったのでしょう」と話す。
小川容疑者は結婚後の1990年ごろ、門真市に一戸建てを購入したが、間もなく離婚。ここでも母親が介在していた。
「彼には長男と生まれたばかりの長女がいました。離婚の際、奥さんが子供2人を引き取るつもりでしたが、彼の母親がとりなし、長男は彼の元に残ったのです」(小川容疑者をよく知る関係者)
母親は96年ごろから門真市で小川容疑者らと同居し始めたが、数年後にがんで入院することに。ちょうど同じ時期から、小川容疑者は身を持ち崩し始める。消費者金融での多額の借金や戸籍を売ってカネを捻出する生活…。
「和弘は看護師の女性が病室にいる間も構わず入っていき、母親に『金を出せ』と要求していたようです」(先の知人)
2004年ごろに母親が死亡した際、葬儀は身内だけで営んだ。別の関係者は「参列したいと小川容疑者に伝えましたが、断られました。よほどショックが大きかったのでしょう」と心中を推し量る。
小川容疑者が警備員の仕事をしていた03年ごろ、この関係者は「女にスナックをやらせて羽振りがいいんですわ」などと聞かされたとも語り、「彼の放蕩ぶりがお母さんの心労を重くしたのは間違いない」とうつむいた。
http://www.zakzak.co.jp/top/200810/t2008100406_all.html
ビデオ店放火の小川容疑者、借金600万円 自宅を売却
15人が死亡、10人が負傷した大阪・難波の個室ビデオ店放火事件で、殺人と現住建造物等放火などの容疑で逮捕された無職、小川和弘容疑者(46)が昨年4月ごろ、約600万円の借金を返済するため、自宅マンションを売却していたことが関係者の証言でわかった。小川容疑者はその後も借金を重ねており、大阪府警は借金苦などで生活に行き詰まり、自暴自棄となって突発的に犯行に及んだ疑いがあるとみて調べる。
知人や関係者によると、小川容疑者は大手家電メーカーに勤務時の90年、大阪府門真市に3階建ての自宅を購入した。だがまもなく妻と離婚し、01年末には大手家電メーカーを退職。同社が初めて大規模に早期退職者を募った時期で、同居していた母親もこの後死亡した。
06年9月には自宅を売却して、同府東部のマンションを購入して移り住んだ。当時からギャンブルなどで多額の借金を抱えており、借金返済目的だったとみられる。
昨年4月には借金が約600万円まで膨らんでおり、小川容疑者はこのマンションを約700万円で売却し、いったんは借金を完済。その後もこのマンションに賃貸契約で住み続け、この前後の半年間だけ夜間専門のタクシー運転手として働いていた。売り上げは、同僚の平均額の半分に満たない月もあったという。
しかし昨年末に体調を崩して一時入院。家賃の支払いも滞るようになったため、今年2月に退去し、逮捕時に住んでいた同府東大阪市の賃貸マンションに移り住んだ。知人は「(小川容疑者が)『戸籍を売って、金が入った』とこのころ話していた」と言う。
小川容疑者はその後も消費者金融などで借金を重ねていたとみられ、付近の住民に「病気をして働けない。生活が苦しい」などと相談し、最近は生活保護を受給していた。
浪速署捜査本部によると、事件直前の9月下旬には、小川容疑者は大阪・ミナミの路上で、露天商の男性と出会って意気投合。自宅には帰らずに数日間行動をともにしていたとみられ、その男性に連れられて1日未明に個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」を訪れ、放火したとされる。
捜査本部は、経済的に追いつめられたうえ、体調を崩して仕事ができなくなったことなどが犯行の引き金になったとみて、事件に至る小川容疑者の足取りについて裏付けを進める。
http://www.asahi.com/national/update
/1003/OSK200810030043_01.html
個室ビデオ店放火、小川容疑者「戸籍売り、金作った」
別人装い借金重ねる?
大阪市浪速区の個室ビデオ店が放火され、客ら25人が死傷した事件で、小川和弘容疑者(46)が数か月前、入院先の病院で「内田」と名乗っていたことが、病院関係者の証言でわかった。同容疑者は知人らに「戸籍を売って金を作った」と話していたことも判明。虚偽の養子縁組で別人になりすまし、消費者金融から借り入れを重ねていた可能性が浮上、大阪府警捜査1課の浪速署捜査本部は、同容疑者の生活実態について詳しく調べている。
大阪府内にある病院の関係者によると、小川容疑者は「内田」と名乗り、1か月ほど入院したが、保険証は持っていなかった。入院中、小川容疑者は「自分は名前がたくさんある」と話したこともあったという。
事件後、捜査員が小川容疑者の写真を持って病院に事情を聞きに来たことから、病院側は「内田」を名乗っていた男が、小川容疑者だったと知った。捜査員は「内田」姓のカルテを持ち帰ったという。
また、小川容疑者が今年に入り、「戸籍を売って金を作った。戸籍はまた戻ってくる」「売った組織は、警察も知らないところ」などと、複数の知人に話していたことも判明。
戸籍を巡っては、多額の借金を抱え「ブラックリスト」に載った多重債務者が、虚偽の養子縁組で姓を変え、消費者金融から新たな借り入れをする手口が横行。ブローカーの存在も指摘されている。府警は、小川容疑者が数百万円の借金を抱えて生活に困窮していたことが犯行の背景にあると判断、新たな借り入れをするため、こうした不正行為に手を染めていた可能性があるとみて、違う姓を名乗った経緯も詳しく調べる。
一方、小川容疑者の国選弁護人に選任された岡本栄市弁護士(50)が3日夜、報道各社の取材に応じ、小川容疑者が「重大な事件を犯した後悔の気持ちがあり、反省している」という趣旨の話をしていることを明らかにした。岡本弁護士によると、小川容疑者は、事件当日の1日夜に初めて接見した際、突然の弁護士の来訪に戸惑った様子だったが、この日は口数は少ないものの、視線をそらさずに受け答えし、落ち着いた表情だったという。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20081004-
OYO1T00261.htm?from=main1
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