第9回冬季パラリンピック・トリノ大会は19日午後8時(日本時間20日午前4時)からトリノ市中心部の「メダルプラザ」で閉会式を行い、10日間にわたる雪と氷の障害者スポーツの祭典は幕を下ろした。
冬季史上最多の39カ国が参加し、477選手が出場した大会で、日本はアルペンスキー女子座位の大日方邦子(おびなた・くにこ)(東京)が金1、銀2のメダルを獲得するなど金2個を含む9個のメダルを獲得。前回ソルトレークシティー大会の銅3個から大きく飛躍した。
閉会式では、ノルディックスキー女子視覚障害で金、銀2個のメダルを獲得した小林深雪(こばやし・みゆき)(東京)が日本の旗手を務めた。国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クレーブン会長が閉会を宣言。パラリンピック旗が次回2010年冬季大会を開催するバンクーバー(カナダ)のサム・サリバン市長に引き渡され、同市長は車いすを回転させ、旗をはためかせた。
国別メダル獲得数ではロシアが金13個、メダル33個でトップとなり、前回の5番から躍進。続いて前回首位のドイツ。日本は8番目だった。
大会はアイススレッジホッケー会場などで連日満員に近い観衆を集め、盛り上がりをみせた。2月の冬季五輪に続き、「もう1つの五輪」が、北イタリアの古都で閉幕した。(共同)
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真っ黒に日焼けした顔から、戦いを終えた晴れやかな笑みがこぼれる。トリノ市中心部のメダルプラザで19日、行われたパラリンピック閉会式。選手は"国境"を越え、肩を寄せ合って、互いの健闘をたたえた。熱戦を見守った聖火が消され、障害者スポーツの祭典が10日間の幕を閉じた。
入場行進ではまず、各国の旗手が登場した。日本はバイアスロンで金銀2個のメダルを獲得した小林深雪(こばやし・みゆき)選手(32)。競技でコンビを組んだ小林卓史(こばやし・たかし)ガイド(48)と一緒だ。「旗手をするとは思ってなかったのでうれしくて、楽しかった」と笑顔の小林選手。
舞台のスクリーンには活躍した選手が映し出され、場内に大きな歓声がわく。大会旗が次の冬季パラリンピック開催地バンクーバーのサム・サリバン市長に手渡され、式典はクライマックスに。聖火が消え、花火が盛大に打ち上げられた。
アルペンスキーで金1個、銀2個のメダルを取った大日方邦子(おびなた・くにこ)選手(33)は「また新たな力になるような気がする」と楽しそう。初挑戦で銀メダルの東海将彦(とうかい・まさひこ)選手(32)も「これを区切りにして、次へ向かいたい」と笑顔を見せる。
バイアスロンで「銅」に輝いた太田渉子(おおた・しょうこ)選手(16)は「(閉会式は)メダルとは別の意味で感動した。こんなにすごいと思わなかった」と音楽に合わせて踊りだした。(共同)
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ノルディックスキーのバイアスロン女子12.5キロ立位で銅メダルを獲得した16歳の太田渉子(おおた・しょうこ)(山形・北村山高)と、アルペンスキー男子滑降座位で4位の17歳、鈴木猛史(すずき・たけし)(福島・猪苗代高)。トリノ冬季パラリンピックではそれぞれの競技で最年少の日本代表となった2人のスキーヤーは初の大舞台で掛け替えのない経験を手に入れた。
太田は最初に出場したレースでいきなりの快挙。「パラリンピックはワールドカップ(W杯)などと違い、地元など大勢の人が応援してくれて楽しかった。また出たいし、4年後は金メダルを持ち返りたい」と決意を新たにした。
一方、鈴木には苦い初舞台だった。スキー技術は代表のチームメートに一目置かれる存在だったが、滑降以外は回転の12位が最高。途中で体調を崩したこともあり、メダルは持ち越しとなった。
鈴木は悔しさいっぱいの表情で「もっと体を強くしたいし、世界の大会にどんどん出て経験を積まなければいけないと分かった」と次回のバンクーバー大会(カナダ)に雪辱を誓った。
10日行われた開会式は競技が迫っていたため、ともに欠席。それぞれの競技を終えた後の閉会式にはそろって姿を見せた。今後は日本の障害者スポーツを引っ張ることが期待される2人の高校生は、閉会式ではそれまでの戦いを忘れ、トリノの夜空に上がった盛大な花火をじっと見詰めていた。(共同)
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「スポーツ」。次の冬季パラリンピック開催地、バンクーバーのサム・サリバン市長(46)にとって、自由を失ったきっかけでもあり、新たな人生を切り開いてくれた感謝すべき存在でもある。「スポーツは誇りと自信を与えてくれた」との思いを胸に閉会式に臨み、五輪閉会式と同様、車いすの金具にパラリンピック旗を差し込み、左右に回転しはためかせた。
四肢の自由を失ったのは19歳。スキー中の事故で首を骨折した。「若いころは大きな間違いを犯すこともある」と、今は振り返ることができる。しかし、当時は絶望のどん底だった。
国からの障害者保険での生活。7年後に障害者スポーツを始めたことで「人生を前向きに転換できた」。ヨットや小型飛行機の操縦も楽しむようになった。
障害者として、パラリンピックへの思いはより強い。「障害者がどんな生活を送っているかは知られていない。厳しい練習を積んで競っている姿を見れば、障害者をもっと尊重するようになる」と力説する。
政治的には保守系の支援を受けるが、政策的には中道という。「パラリンピックでやってみたい競技は」と問われ、「競い合うのは政界の厳しい戦いで十分」と政治家の顔も。「わたしが市長になれるんだ。障害者ができることはたくさんあるんだ」。熱い思いが2010年に結実する。
http://www.sankei.co.jp/news/060320/spo031.htm
青木が銅メダル/パラリンピック
アルペンスキー女子回転座位で青木辰子(長野)が銅メダルを獲得した。日本は今大会の獲得メダルを金2個を含む9個とし、海外で開催された冬季大会での最多メダルを更新して全競技を終了した。
日本勢では今大会、アルペンの大日方邦子(東京)が最終日の女子回転座位では1回目に転倒して途中棄権に終わったが、3個のメダルは獲得し個人通算8個に伸ばした。
各国の獲得メダルではロシアが金13個、総メダル数も33個でいずれもトップ、日本はともに8番目だった。
http://www.nikkansports.com/sports/f-sp-tp0-20060320-9203.html
この青木選手、年齢はなんと46歳!この年齢でメダルとは、頭が下がります。
期待された大日方選手は、転倒。残念ですが、日本が獲った9個のうち3個は大日方選手ですから、こちらも大健闘でしょう!
前回ソルトレークはメダル3個。今大会は日本選手大活躍と言っていいでしょう。
そして4年後、バンクーバーでも日本人選手の活躍を期待です!!!
障害者スポーツを応援したいお思いの貴方!是非!!



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