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2009年02月24日

耐震偽装 県にも責任判決

耐震偽装訴訟 愛知県の責任認め5700万円賠償命令

 姉歯秀次・元1級建築士による耐震強度偽装事件で、建て替えを余儀なくされた愛知県半田市の「センターワンホテル半田」の経営会社「半田電化工業」(中川三郎社長)が、建築確認をした県などに総額約5億1600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、名古屋地裁であった。戸田久裁判長は、審査に過失があったとして県の責任を認め、約5700万円の支払いを命じた。

 一連の事件で、強度不足を見逃したとして行政の責任が認められたのは初めて。判決で戸田裁判長は建築確認審査は「危険な建築物を出現させないための最後の砦(とりで)」で、建築主事には建築主の信頼に応える専門家としての注意義務があると指摘。「設計上の問題について調査すべき注意義務を怠った」と述べた。

 一方で、当時は最長21日以内に審査するよう求められており、時間的制約に加え技術的基準は多岐にわたり、すべての項目を審査するのは困難だった、とも述べた。

 判決はまず、建設省(当時)監修の「建築構造審査要領」などを基準に審査する義務があったと指摘。その上で、基準に沿い、耐震壁の強度や設計型式について、具体的に検討した。

 10階建てホテルの2〜10階の耐震壁については、強度を満たすとした姉歯・元1級建築士の設計について、「建築の専門家としての常識的判断に反し明らかに不適切」と指摘。「構造図を見れば明らかで、通常の審査で容易に発見できたのに放置または看過した」と述べた。

 柱だけで支える1階の「ピロティ」の構造についても、阪神大震災で倒壊の危険性が指摘されたため、県が原則として禁止している型式で、技術的基準に反するとした。「大災害の貴重な教訓として確認された設計上の重要な注意事項」で留意がとりわけ必要なのに、建築主事は設計者に問い合わせもしなかったと指摘した。

 これら設計上の問題について調査しなかったことが、建築主事としての注意義務違反にあたると結論づけた。

 県などの賠償責任の範囲については、補強すれば建て替えの必要はなかったと指摘して、耐震補強工事費用分にとどまるとした。その額は約2億5千万円で、すでに施工業者から2億円の弁済を受けているため、残りを最終的な賠償額と認定した。

 コンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」(東京都)と、内河健・同所長も注意義務違反があるとして、県と連帯して賠償するように命じた。総研は、設計会社の選定と下請けとして姉歯・元1級建築士に危険な構造設計を行わせた注意義務違反があるとした。内河所長は監督責任を怠ったと認定した。

 判決について、県は「主張の一部が認められなかったのは誠に残念。今後の対応は内容を十分精査して検討する」、総研と内河所長の代理人の藤田浩司弁護士は「一部でも責任が認められた結果は承服できず、控訴するか検討したい」、とそれぞれのコメントを出した。

http://www.asahi.com/national/update/
0224/NGY200902240007.html


tisgarogh.jpg


ホテル耐震偽装:愛知県の過失認め5700万円賠償命令


 姉歯秀次・元1級建築士による耐震強度偽装事件で解体に追い込まれた愛知県半田市のビジネスホテル「センターワンホテル半田」が、建築確認審査をした県とホテル開業を指導したコンサルタント会社「総合経営研究所」(総研、東京都)、総研の内河健所長を相手取り、約5億1500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、名古屋地裁であった。戸田久裁判長は「建築主事は確認審査における職務上の注意義務を怠った」と県の過失を認定、県を含む3者に約5704万円の支払いを命じた。耐震強度不足を見抜けなかった行政の責任を問う訴訟の判決は初めてで、同種の訴訟にも影響を与えそうだ。

 訴訟では、県が建築確認審査で負う注意義務の範囲が争点となった。県側は、問題発覚後の06年の建築基準法改正前に定められていた審査項目以外については「審査義務を負っていない」と主張したが、判決は「一般的に通用する技術的基準に反するような構造設計がされている場合、その真意を設計者に質問すべき」と判断した。

 その上で、ホテルが各フロアの耐震壁の設計を2枚壁とすべきところを1枚壁として、耐震強度が基準の42%しかなかったことを確認審査で指摘しなかった点について「調査確認しないまま法規定に適合したと判断したのは注意義務に違反する」と認定。「耐震壁の評価は設計者に委ねられている工学的判断で、確認審査の対象ではない」とした県側の主張を退けた。また、総研や内河所長については「安全性を確保するため、設計・施工業者の監理業務を適切に指導監督すべき注意義務を負うのに、漫然と一体的に営業した」と指摘した。

http://mainichi.jp/select/jiken
/news/20090225k0000m040075000c.html



同じような訴えが他の県でも起こされてます。その裁判にどう影響すのか?


センターワンホテル半田

再建への道のり

耐震偽装事件の経過



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posted by zara at 21:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月07日

姉歯秀次に2審も懲役5年

偽装事件の姉歯被告 2審も実刑

 耐震偽装事件で、建築基準法違反や議院証言法違反(偽証)など3つの罪に問われた元1級建築士、姉歯秀次被告(50)の控訴審判決公判が7日、東京高裁で開かれた。原田国男裁判長は、懲役5年、罰金180万円とした1審・東京地裁判決を支持し、姉歯被告側の控訴を棄却した。
 姉歯被告は、構造計算書の偽造など2罪については認めたが、議院証言法違反罪だけは「記憶に反した証言はしていない」と強く否認。弁護側も「仮に偽証が有罪でも実刑は重すぎる」と主張していた。
 原田裁判長は、姉歯被告に対し「問題の第1の責任者であるにもかかわらず、単なる言い逃れではなく、他人に矛先を向けようとした」と指摘し、「自己保身の犯行で動機に酌量の余地はない」と断じた。
 そのうえで議院証言法違反罪について、「国会での偽証により、耐震偽装事件の究明が遅れることは、偽装物件を危険なまま放置することにもつながる」と指摘、「国政調査権の重要性を考えると、偽証に対して厳しい態度で望むべきである」と判断した。
 1審・東京地裁は昨年12月、構造計算書偽造を問う建築基準法違反罪(罰金30万円以下)よりも、法定刑の重い議院証言法違反罪(3月以上、10年以下の懲役)を重視。「偽証は極めて悪質で十分に実刑に値する」と判断していた。
 判決によると、姉歯被告は平成15〜17年、マンション4棟とホテル2棟の構造計算書を偽造し、危険な物件を完成させた。また17年12月の衆院国土交通委員会でうその証言をするなどした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20071107-00000915-san-soci


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姉歯被告、二審も実刑判決・耐震偽装事件

 耐震強度偽装事件で、建築基準法違反や議院証言法違反(偽証)などの罪に問われた元一級建築士、姉歯秀次被告(50)の控訴審判決が7日、東京高裁であった。原田国男裁判長は懲役5年、罰金180万円(求刑同)の実刑とした一審・東京地裁判決を支持し、被告側控訴を棄却した。

 原田裁判長は判決理由で「国政調査権行使の目的は耐震偽装問題の究明だった。偽証は究明を遅らせ、偽装物件を危険なまま放置することにつながったのであり、厳しい態度で臨む必要がある」と指摘した。

 控訴審で弁護側は、建築基準法違反について認めたうえ、偽証罪は「資料が手元になく、故意に記憶に反する証言をしたわけではない」と無罪を主張。「実刑は重すぎる」と執行猶予付きの判決を求めていた。

 判決によると、姉歯被告は2003年2月―05年2月、神奈川県藤沢市の「グランドステージ藤沢」などマンション4棟とホテル2棟の計6件の構造計算書を偽造し、安全性がない建物を完成させた。

 さらに、05年12月の衆院国土交通委員会で、実際は1996年ごろから構造計算書の偽造を始めていたのに、「(最初の偽造は)木村建設側から鉄筋量を減らさなければ仕事を一切出さないと圧力を受けた98年ごろ」と偽証した。

 判決は、姉歯被告の構造計算書偽造の動機を「受注を拡大して収入を上げたいと考えた」と認定。一連の耐震偽装問題について、「最大の責任は一級建築士の信頼を逆手に取り、専門的技能を悪用した姉歯被告にある」と指摘した。

 耐震偽装事件に関連し、木村建設(破産手続き中)元社長(75)ら6人が建設業法違反や電磁的公正証書原本不実記録の罪で起訴され、4人の有罪判決が確定した。しかし、確認検査機関、イーホームズ(廃業)元社長(46)と木村建設元東京支店長(47)の2人については耐震強度偽装との因果関係は認定されなかった。

 詐欺罪に問われたマンション販売、ヒューザー(破産手続き中)元社長、小嶋進被告(54)は東京地裁で公判中。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/
im20071107AS1G0700L07112007.html



もうあれから2年が経つのですね。。。








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posted by zara at 14:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

超高層マンションで鉄筋不足 工事中断

清水建設の超高層マンション、鉄筋不足…30階で工事停止

 千葉県市川市のJR市川駅前に建設中の45階建ての超高層マンションで、計128本の鉄筋が不足していることが6日、明らかになった。

 工事は現在、30階で止まっている。超高層マンション建設に絡み、一度にこれだけ多くの鉄筋不足が発覚するのは異例。大手ゼネコンの清水建設(東京)は、全面的に施工ミスを認め、補修工事により強度不足を解消したいとしている。国土交通省も事態を重視し、事業を行う市川市を通じて報告を求める方針だ。

 問題のマンションは、市川駅南口駅前の再開発地域に建てられている2棟のうち、西側の「ザ・タワーズ・ウエスト プレミアレジデンス」(高さ約160メートル)。1〜3階は図書館や託児所、商業施設など、最上階の45階は展望ラウンジで、4〜44階が計573戸の分譲マンションと地権者住宅になる。着工は2005年8月。09年1月に完成し、同3月に入居開始する予定で、事前予約では既に全戸に申し込みがあるという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20071107-00000001-yom-soci



鉄筋不足マンション、住宅性能表示制度の任意検査でわかる

 地上100メートル以上の建設現場で鉄筋が不足していた。大手ゼネコン・清水建設が施工する、千葉県市川市の超高層マンション(45階建て)で発覚した施工ミスは、施工者側のチェックではなく、住宅性能表示制度の任意検査で見つかった。

 業界関係者からは「見逃してはいけないミス」との声が上がり、識者からは「現状では起こりうる」との指摘も出ている。

 このマンションでは、高い品質の住宅であることを保証するため、同制度に基づく検査を第三者機関「日本建築センター」(東京)に依頼している。同センター職員が今年8月1日に23階を検査した時には問題はなかったが、10月11日に30階部分を検査し、鉄筋不足を発見した。

 建設現場では、清水建設の担当者らが常駐し、各階ごとに写真を撮るなどしてチェックしていたが、全員がミスに気付かなかった。鉄筋の管理については、「大手自動車会社のような厳格な在庫管理をしているわけではなく、気づかないこともある」と説明した。

 別のゼネコン関係者によると、一つの柱を設置するにも複数の業者がかかわり、大規模な建設現場には設計会社の現場監理者も常駐する。「大きな施工ミスを複数階にわたって見逃すことはありえないし、あってはならない」と指摘する。

 ただ、構造設計が専門の今川憲英・東京電機大教授は、「日本は米国に比べ検査機関の人数が少なく、施工段階のチェック態勢が不十分な現状では起こりうること」と警告する。

 今回の場合、住宅性能表示制度を利用していなければ、さらに発見が遅れたとみられる。

 清水建設広報部の話「補修工事を行い、設計通りの鉄筋の本数に戻すため、完成時のマンションの強度にはまったく問題はない。工期も守り、お客様に迷惑をかけることは決してない」

          ◇

 超高層マンションが都市部でブームとなっている。不動産経済研究所(東京)によると、超高層マンションは高さ60メートル超(20階以上)の共同住宅を指し、1970年代後半から首都圏で出始めた。

 東京、神奈川、千葉、埼玉で、86年に約10棟(約2200戸)だったが、96年には約85棟(約1万9500戸)、2006年には約430棟(約11万400戸)となった。10年には約760棟(約22万9600戸)に達する見通しという。

 ◆住宅性能表示制度◆

 耐震強度や耐久性など住宅の性能を比較できるように、国が定めた基準に基づき第三者機関が設計段階や、施工の各段階でチェックし、評価書を交付する制度。利用は任意だが、手数料もかかるため、利用は2006年度で新築着工件数の20%未満にとどまっている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/
20071107itw2.htm?from=navr



市川駅南口の再開発に伴う、官民上げた大プロジェクトの中核なんですな。
HPも凝ってるわ
ザ・タワーズ・ウエスト プレミアレジデンス

http://www.ichikawa45.com/top.html
I-linkタウンいちかわ
http://www.ichikawa45.com/i-link/index.html



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posted by zara at 11:20| Comment(0) | TrackBack(2) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月20日

遠藤孝1級建築士TV初登場 動画あり

偽装発覚の建築士、改ざん神奈川県で数件ある」

 横浜市西区のマンションの構造計算書を改ざんした「藤建事務所」(埼玉県八潮市)の遠藤孝・1級建築士(60)が20日、偽装発覚後に初めて報道陣の取材に応じ、同様の改ざんについて、「神奈川県で数件ある」と明らかにした。

 遠藤建築士はさらに、「国土交通省などの調査で、他県でも出てくるかもしれないが記憶にない。調査結果を待ってほしい」と話した。

 また、改ざんの動機について、「改正建築基準法施行(今年6月)の時点で構造計算が終わっていないと、計算をやり直さなければならなかった。それを避けたかった」と説明。「着工前に計算し直して(構造計算書を)差し替えるつもりだったが、すぐに発覚してしまった」と話し、「大変なご迷惑をおかけし、本当に申し訳ない」と謝罪した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20071020-00000011-yom-soci


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関与の8物件、すべて下請け 構造計算書偽造問題

 埼玉県の遠藤孝・1級建築士(60)による構造計算書偽造問題で、これまでに八つの関与物件が判明し、いずれも同建築士が以前働いていた東京都内の会社からの下請けだったことがわかった。下請けの事実は発注者や元請けに知らされていなかったケースがほとんど。同社は「『丸投げ』と批判されても仕方がないケースもあった」としており、安易な下請け発注が「偽装」の背景となった可能性が浮上した。

 国土交通省によると、遠藤建築士が構造計算を担当した物件は全国に少なくとも約70件あることが判明。横浜市内のマンション(工事中止)の構造計算書偽造を15日に同省が公表した後、6都県の公共施設と横浜市内の大学施設、計7物件への関与をそれぞれの発注側が公表した。

 遠藤建築士に下請けに出したのは東京都中野区の情報サービス会社「構造計画研究所」。構造設計業界で大手に数えられる。8件のうち1件は発注者から設計・監理を直接受注して一部を遠藤建築士に委託。ほか7件は元請けの設計事務所から構造計算について委託され、遠藤建築士に再委託したとされる。遠藤建築士がそれぞれの設計をしたのは89〜98年ごろとみられる。

 同社によると、遠藤建築士は80年代半ばごろまで十数年間、同社に勤務。独立後、しばしば同社から仕事を請け負っていたが、親しかった職員の退職により、最近7、8年は業務委託はなかったという。

 改ざんが明らかになった横浜のマンションの構造設計は都内の設計事務所が昨年11月に同社に委託。繁忙期だったため社内で対応しきれず、OBの遠藤建築士に依頼した。約束した期限を10日ほど過ぎて納入された。

 遠藤建築士は「NG」と打ち出された計算結果の上に「OK」と紙を張るなどの細工を約170カ所施し、計算結果を偽造。「電子データで結果を提供させれば偽造がわかったはず」(国交省)という指摘もあるが、同社は見破れないまま、自社が設計したように書類を整え、元請けに提出した。

 他の7物件について、発注者の各都県などからは「再委託しているとはまったく知らなかった。下請けに出す場合に必要な書類も提出されていない」(愛媛県建築住宅課)という声も聞かれる。「大手だから信頼していたのに、勝手に下請けに出していたとは」と憤る担当者もいる。

 同社は「過去の実態は調査中だが、横浜の分は『丸投げ』と言われても仕方がない。OBということでチェックが甘くなった面もある」という。

 国交省によると、設計業務の丸投げについてはこれまで法的に明確な規制はなく、実態は不透明という。一連の耐震強度偽装事件などを受け、来年12月までに施行される予定の改正建築士法に「再委託の制限」規制が盛り込まれる。

http://www.asahi.com/national/update/
1020/TKY200710200110.html



>大変なご迷惑をおかけし、本当に申し訳ない
そんな次元じゃないだろう。。。 



しかしコイツらも無責任ではある。




この件に関する過去記事
横浜マンション偽装の波紋
新たな耐震偽装発覚



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posted by zara at 23:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月17日

横浜マンション偽装の波紋

横浜の構造計算書偽装/駆け込み申請含め影響調査/国交省

 国土交通省は、横浜市に建築中だったマンションで発覚した構造計算書の偽装で、孫請けの構造設計担当の一級建築士が偽装の動機として「早く建築確認を取らないと、建築基準法改正に間に合わない」などと述べていることを受け、指定確認検査機関への立入調査を通じて改正法施行前の駆け込み申請の影響も含めた確認体制を調べる方向で検討を進めている。

 今回の構造計算書偽装は、8月30日に別途、耐震診断をした住宅性能評価機関が、申請があった物件の構造計算書に不自然な点を見つけ、国交省に通報したのが発端。同省は9月20日、横浜市に偽装の有無と耐震性の調査を依頼した。

 横浜市の調査によると、構造計算書の161カ所で壁や柱の強度を計算する過程で、コンピューターに数値を直接入力し、地震の際にもろい壊れ方をしないと見せかけていた。また、6カ所で、元の資料を切り張りし、中規模地震で壁が損傷する可能性がある「NG」から、まったく壊れないことを示す「OK」に書き換えていた。

 6月20日に施行された改正法では建築確認手続きが大幅に厳格化された。改正法施行前に申請したものについては、構造計算適合性判定(ピアチェック)の対象外となることから、駆け込みによる申請は増加傾向にあった。

 偽装した一級建築士は「早く建築確認を取らないと、基準法改正に間に合わない」「後で修正するつもりだった」などと動機を述べており、法改正前に確認取得を急いだ結果、偽装したことがうかがえる。

 最初に建築確認を下ろした民間確認機関は「駆け込みで急がされたというわけではない」とした上で、「構造計算書の量がかなりあり、図面の不整合も多く、確認に3カ月かかった。もう少し厳密な部分まで踏み込んでいれば見落としは防げたかもしれない」と話している。

 構造計算書を偽装した一級建築士が関与した共同住宅や公共建築は、15日現在で国交省が把握しているだけでも49件あり、同省は都道府県を通じて物件の調査を早急に進める。

 同省によると、49件の大半は既に建物が完成し供用しているという。今後耐震性の再調査を実施し、耐震性能が著しく劣る場合は、関与物件の取り壊しも含めて対応を検討する。

http://www.kensetsunews.com/news/news.php?
date=20071017&newstype=kiji&genre=1



県児童科学館が一時休館 構造計算偽造疑い

 埼玉県の設計事務所「藤建事務所」の遠藤孝1級建築士が横浜市のマンションの構造計算書を偽造していた問題で、県は16日、同事務所が坂井市の県児童科学館(エンゼルランドふくい)の構造設計を担当していたことを明らかにした。県は今月末をめどに構造計算書の再計算を進めており、耐震安全性が確認できるまで同科学館を一時休館とした。

 県によると、同科学館は、県が委託契約した建築設計事務所「環境デザイン研究所」(東京)が1995年11月から96年3月にかけ全体設計を担当。このうち同研究所が構造計算を「構造計画研究所」(同)に委託していた。

 先月28日に、同館の構造設計に偽造の疑いがあるとして計算書を再検査するよう国土交通省から要請があり、15日になって藤建事務所が構造計画研究所から同科学館の構造計算を請け負っていたことが新たに分かった。

 藤建事務所の担当した構造計算が同館全体か一部なのかや、遠藤建築士が直接、計算を担当したかは分かっていない。県は18日にも環境デザイン研究所の担当者を呼び詳細を把握する。

 県は28日以降、図面や構造計算書の再検査を行い問題がないことを確認したが、「悪意を持って構造計算書を作成した場合、表面の数字では分からないケースもある」(県建築住宅課)として、県外の構造設計事務所にコンピューターを用いた詳細な再計算を依頼した。

 中安正晃県土木部長は「多くのお子さんに迷惑をかけるが、安全が第一であり理解してほしい。1日でも早く安全性が確認できるよう全力を挙げたい」と話している。

 同館は、宇宙飛行士の毛利衛さんが名誉館長を務め、年間約40万人が利用している。鉄筋コンクリート4階建て、延べ床面積約6900平方メートル。1996年に建設が始まり、99年6月に開館した。建物部分の建築費は約44億円。

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?
storyid=2068



世界淡水魚園、偽装建築士が関与 4棟使用中止

 横浜市のマンション建設に絡む構造計算書の偽装問題で、県は16日、偽装を認めた埼玉県八潮市の「藤建事務所」の遠藤孝1級建築士が、河川環境楽園の県営「世界淡水魚園」(愛称オアシスパーク)=各務原市川島笠田町=の商業施設4棟の構造計算に関与していた、と発表した。県は4棟の商業施設を同日から安全が確認されるまでの間、使用中止にした。

 古田肇知事が同日の定例会見で「安全性が確認されるまで施設の使用を中止する」と述べた。

 使用中止となったのは▽オアシスマート・オアシスカフェ(物販・軽食)▽ギフベスト(特産品販売)▽セガワールド(遊戯施設)▽フィッシュオンチップス(レストラン)の4棟。

 いずれも県が「環境デザイン研究所」(東京都港区)に設計を発注。同研究所は都内の設計事務所に委託し、そこから藤建事務所に再委託され、遠藤建築士が構造計算を担当した。

 民間の建築確認申請に当たる「計画通知」は、1998(平成10)年、当時の知事から県の出先機関の岐阜建築事務所に出され、審査が行われたが、今年6月に建築基準法が改正されるまで、計画通知に構造計算書の添付義務はなく、計算書のチェックは行われていなかった。

 遠藤建築士の関与は先月28日、国土交通省から県に「耐震偽装の疑いがある」と連絡が入り判明した。

 県は今月10日、設計者の環境デザイン研究所に構造計算書を再計算し、耐震強度に問題がないかを報告するよう指示。県も再計算の作業を進めているが、偽装の有無が判明するには、1カ月以上かかる見通し。

 県街路公園課は「秋の行楽シーズンで多くの来園が見込まれるが、来園者の安全には代えられない。再計算の結果、耐震強度に問題があった場合は補強工事などを検討する」としている。

 県によると、河川環境楽園は1999年に開園した県内最大の集客施設。オアシスパークには、水族館や大観覧車などがあり、昨年度は1年間に約383万人が訪れた。4棟の商業施設には約64万人の利用があった。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/
20071017/200710170752_3101.shtml



遠藤孝建築士は他にも数件、偽装があると認めている。今回発覚したグランドメゾン横濱紅葉坂は駆け込みのために偽装したと言い訳をしてるが、他の数件も駆け込みのためなんだろうか?そんなに同時期に請け負っていた?恒常的に偽装を行っていたんじゃ。。。


この件に関する過去記事

新たな耐震偽装発覚




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2007年10月15日

新たな耐震偽装発覚

<構造計算>1級建築士が偽装…10都県46物件、調査へ

 国土交通省は15日、横浜市西区で建設されていた分譲マンションで、構造計算の偽装が見つかったと発表した。販売前に建設が中止され、横浜市が耐震強度を調べている。構造計算をした「藤建事務所」(埼玉県八潮市)の遠藤孝・1級建築士(60)は、横浜市の調査に対して「時間がなかったので偽装した。後で修正するつもりだった。ほかにも数件ある」と話しているという。建築士が偽装を認めたのは、姉歯秀次・元1級建築士(50)=東京高裁で公判中=に次いで2例目。

 遠藤建築士は、判明しているだけで10都県46物件の構造計算をしており、各自治体が再計算を急いでいる。

 偽装されたのは「積水ハウス」(大阪市北区)が建築していた「グランドメゾン横浜紅葉坂」(仮称、鉄筋コンクリート9階建て、5棟)で99戸が入居予定だった。設計者の「松田平田設計」(東京都港区)が構造設計を委託した「構造計画研究所」(中野区)から、藤建事務所が再委託された。6月18日に着工したが、民間の住宅性能評価機関が構造計算書を点検し、8月末に「偽装の疑いがある」と同省に通報した。

 判明した偽装は167カ所。うち161カ所は地震の際に破断する恐れのある耐力壁や柱を、破断しないものとして入力。6カ所は耐力壁の断面計算で「NG」(不可)となった部分に「OK」(可)の文字を切り張りしていた。

 3月に建築確認申請され、民間確認検査会社「東日本住宅評価センター」(横浜市鶴見区)が6月12日に建築確認した。構造計算のチェックを厳しくした改正建築基準法施行(6月20日)を控えた時期で、遠藤建築士は横浜市に「(改正法施行までに)時間がなかった。つじつま合わせでやった」と説明しているという。

 国交省によると、遠藤建築士の関与が判明している物件は▽東京14▽神奈川11▽埼玉9▽千葉5▽岐阜2▽茨城、長野、福井、鳥取、愛媛各1。38物件が共同住宅、6物件が公共建築、飲食店と老人介護施設が各1物件。このうち最も古い建築確認は96年9月。遠藤建築士は埼玉県の調査に対しては、89年以降、マンションを中心に67件の構造計算をしたと説明している。

 ◇

 今回の問題に対し、積水ハウス広報部は「藤建事務所とは取引がなく、初めて名前を知った。問題の指摘を受けた時点で自主的に工事を中止しており、今後、設計を一からやり直す」としている。松田平田設計横浜事務所は「藤建事務所に再委託されたことは知らなかった。建築主に対して、また社会的に責任を痛切に感じている」と説明している。

 構造計画研究所によると、遠藤建築士は約20年前に同社から独立。同社コンプライアンス部は「自主検証では必要な耐力がある構造設計と判断している。過去5年間、遠藤建築士への委託は他になく、偽装への関与は一切ない」と説明。また東日本住宅評価センター担当者は「見落としがあった。大変申し訳ない。対策委員会を設置したい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20071015-00000094-mai-soci


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横浜のマンション構造計算書に改ざん、首都圏の調査を指示

 国土交通省は15日、横浜市西区に建設中の分譲マンション(9階建て、99戸)の構造計算書に改ざんが見つかったと発表した。

 同じ建築士が担当した物件が首都圏を中心にあるため、同省では、各自治体に偽装の有無を調べるよう指示した。

 このマンションの建築主は積水ハウス(大阪市)で、民間の指定確認検査機関「東日本住宅評価センター」(横浜市)が建築確認を行った。問題の構造計算書は、「藤建事務所」(埼玉県八潮市)の遠藤孝・1級建築士(60)が担当した。

 国交省によると、遠藤建築士はコンピューターで構造計算を行う過程で、建物の壁や柱が強度不足とならないよう、計161か所で実際とは異なるデータを入力していた。また、実際に壁の強度不足を示す「NG」が出た場合も、6か所で「OK」の表示に替えていた。

 遠藤建築士は横浜市の調査に対し、「数件で改ざんした」と偽装行為を認め、「(今年6月)改正建築基準法施行前に着工したかったので、時間に追われていた」と話しているという。

 埼玉県によると、遠藤建築士は同事務所ではこれまで、計67件の構造計算を担当したという。

 積水ハウスでは「(分譲の)契約段階には入っていないので、顧客へ被害や影響はなく、設計を一からやり直したい」、東日本住宅評価センターは「手口が巧妙で見抜けなかった」としている。

 今回の問題は、積水ハウスが8月、マンションの住宅性能評価を民間機関に委託して行った際、構造計算書の改ざんが発覚。基礎工事段階で工事は中止された。

http://www.yomiuri.co.jp/national/
news/20071015i215.htm?from=navr



横浜市内の物件における構造計算書の偽装とその対応について

 国土交通省では、横浜市内の建築物について、構造計算書が偽装されている可能性があるとの情報提供を受け、特定行政庁である横浜市に通報し、調査を進めてきました。
 今般、横浜市より偽装の事実について報告がありましたので、下記のとおり公表します。



1. 物件概要
物件名 (仮称)グランドメゾン横濱紅葉坂計画
地名地番 神奈川県横浜市西区宮崎町58番1、60番2
建築主 積水ハウス(株)
設計者 (株)松田平田設計(構造設計は(株)構造計画研究所に委託)
構造設計者 (有)藤建事務所((株)構造計画研究所から再委託)
確認年月日 平成19年6月12日
※改正建築基準法の施行日(6月20日)以前の確認
確認を行った機関 (株)東日本住宅評価センター
特定行政庁 横浜市
構造/階数 鉄筋コンクリート造/地上9階・地下1階 (高さ 約30m)
延べ面積 約26,000u
※地上部分は5棟から構成
用途 共同住宅(99戸)
現況 工事中止(基礎杭まで施工済)
住戸の販売は未開始

※建築主は、計画取りやめのため平成19年8月31日に工事取り止め届を提出済。

2. 経緯
(1)  8月30日に、ある登録住宅性能評価機関から国土交通省に対し、住宅性能評価申請中の1の物件の構造計算書において偽装の疑いが見られるとの通報がありました。これを受けて、国土交通省から所在地の特定行政庁である横浜市に対し通報を行い、偽装の有無及び耐震性について調査を要請しました。
(2)  9月20日に、横浜市から国土交通省に対し、調査状況の中間報告があり、偽装の疑いが強まったため、構造設計者の一級建築士事務所を所管する埼玉県に通報を行い、9月21日、埼玉県が事務所を立ち入り調査し、関与物件リストの作成を開始しました。
(3)  9月26日、埼玉県から国土交通省に対し、第1次の関与物件リストが提出されたため、9月28日、関係特定行政庁に第1次リスト約50物件の調査を要請しました。
(4)  本日10月15日、横浜市から国土交通省に対し、1の物件の偽装の事実について報告がありました。なお、1の物件の耐震性については、横浜市で検証中です。

3. 偽装の事実
(1)  (株)松田平田設計から構造設計の委託を受けた(株)構造計画研究所から再委託を受けて構造計算図書の作成を行った

 「(有)藤建(ふじけん)事務所(管理建築士:遠藤 孝 一級建築士、埼玉県八潮市)」

が構造計算書の偽装を行った。
(2) 偽装の内容

 1構造計算の直接入力(161箇所)
保有水平耐力の計算で、地震時にせん断破壊を起こす耐力壁や柱をせん断破壊を起こさないものとして直接入力して計算を行った。
 2構造計算書の切り貼り(6箇所)
1次設計の耐力壁の断面計算において、切り貼りにより、NGのOKへの書き換えを行った。

4. 今後の対応
(1)  横浜市では、引き続き再計算により検証を行い、耐震性の有無を確定後、国土交通省へ報告、公表する予定です。
(2)  埼玉県では、国土交通省と連携し、建築関係団体に関与物件の情報提供を要請することとしています。今後新たに判明した関与物件については、逐次埼玉県から国土交通省へ報告し、必要な調査を行う予定です。
(3)  国土交通省としては、耐震性についての国民の不安を解消するため、今後とも、関与物件調査の促進、一級建築士の処分等、関係行政庁と協力して厳正な措置を講じる予定です。

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/071015_.html




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posted by zara at 22:48| Comment(0) | TrackBack(4) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月26日

ヒューザー小嶋被告に懲役5年求刑

小嶋被告に懲役5年求刑=「人命無視し利益優先」−耐震偽装詐欺・東京地裁

 耐震強度偽装事件で、構造計算書の改ざんを知りながらマンション代金を受領したとして、詐欺罪に問われた「ヒューザー」元社長小嶋進被告(54)の論告求刑公判が25日、東京地裁(毛利晴光裁判長)で開かれ、検察側は「人命への危険を無視し、自らの利益を優先させた」として、懲役5年を求刑した。

 被告側は「安全性に問題があるとは知らず、引き渡しを指示したこともない」と詐欺の犯意を否定、無罪を訴えている。
 論告で検察側は「確定的な故意によって犯行に及んだことは明らか」と主張。起訴対象の「グランドステージ(GS)藤沢」の耐震偽装を知らされていなかったとした被告供述について、「不自然、不合理で信用できない」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20070925-00000138-jij-soci



ヒューザー元社長の小嶋被告に懲役5年求刑…耐震強度偽装

 耐震強度偽装事件で、マンションが強度不足と知りながら販売し、代金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた開発会社「ヒューザー」(東京都、破産)の元社長・小嶋進被告(54)の論告求刑公判が25日、東京地裁であった。

 検察側は「被告は(マンションが)危険な商品と知りながら、購入者から虎の子の資金を奪った。開発業者として最低限のモラルすら欠いた卑劣な犯行」と述べ、懲役5年を求刑した。

 論告で検察側は、「被告は部下から構造計算書が改ざんされていることを報告され、危険な物件と認識した上で引き渡しを指示した」と指摘。「地震時における人命や他人の財産に対する危険を無視し、ヒューザーの資金繰りや存続といった自分の利益を優先させた」と厳しく批判した。

 一方、小嶋被告は公判で、「部下に引き渡しを指示したことはない」などと、無罪を主張している。

 論告によると、小嶋被告は2005年10月、元1級建築士・姉歯秀次被告(50)(控訴中)が神奈川県藤沢市のマンション「グランドステージ藤沢」の構造計算書を改ざんし、建物が安全でないと知りながら、売買契約を結んだ11人から計約4億1000万円をだまし取った。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/
20070925i413.htm?from=navr


ojmhh.jpg


あれほど世間を騒がせた耐震偽装事件。。。昨日は福田内閣発足もあってか、大して話題にも上らなかった。世の移り変わりの速いこと。。。






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posted by zara at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

アパ 名古屋でも耐震偽装

<耐震偽装>名古屋のアパマンションでも強度不足

 「田村水落設計」(富山市)による耐震強度偽装問題で、国土交通省と名古屋市は26日、「アパグループ」の同市内の分譲マンションの設計に偽装があり、強度が不足していたと発表した。最弱部分の耐震強度は基準の60%。建て替えの必要はなく、アパグループは補修で対応する方針。
 国交省などによると、問題のマンションは同設計が関与した名古屋市中区の「アップルパレス丸の内」(15階建て、102戸)。同市の検証で建物のねじれやすさを検証する計算に問題点が見つかったほか、マンションの自重の評価が甘いなど設計にずさんな点があった。同市は意図的な改ざんと判断したが、構造設計を担当した水落光男・元1級建築士(免許取り消し)は偽装を否定しているという。
 同マンションは民間確認検査機関「日本ERI」が建築確認を行って06年3月完成し、83戸が売却された。同設計が関与した入居済みのマンションでの強度不足判明は、新潟県三条市のマンションに続き2例目。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20070426-00000057-mai-soci



マンションも耐震偽装‐アパグループ 名古屋 水落建築士が構造計算

 名古屋市は26日、田村水落設計(富山市)が構造計算を担当したアパグループ(東京都港区)の名古屋市中区の分譲マンションで、耐震強度の偽装が確認されたと発表した。同市の再調査で、震度6強以上の地震が発生した場合には耐震強度の基準値が「1・0以上」必要なのに「0・60」しかなかった。市はアパグループに対して是正勧告した。マンションの耐震偽装が確認されたのは東海地方で初めて。

 このマンションは、同市中区丸の内の「アップルパレス丸の内」(15階建て、102戸)。昨年3月に完成し、83戸が販売済みという。

 市の再調査で、田村水落設計が作成した構造計算書の中に偽装1項目と誤り3項目が見つかった。耐震強度を高く見せかけるよう数値を差し替えていた。水落光男元建築士は、市の事情聴取に対し、数値について独自の考え方を示したが、市側が採用できる内容ではなかった。

 中規模程度の地震には耐えられるとみて、住民に退去を求めるまでには至っていない。

 市は、調査結果を国土交通省に報告。アパに対し、マンションの住民と協議し、早急に是正計画を提出するよう指導していくとともに、住民の相談窓口を市建築指導部に設ける。

 25日夜には同市内で住民を対象にした説明会があり、約60人が出席。住民からはアパ関係者に「今後、どうしてくれるのか」などとの声が出たという。

 マンションに隣接し、田村水落設計が構造計算をしたアパグループの「アパヴィラホテル名古屋丸の内駅前」については、耐震強度を満たしていた。同ホテルは今年3月から営業を一時休止している。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/
2007042690143453.html


appmn.jpg

アップルパレス丸の内のHPはもう既に閉鎖されてますね
http://www.apple-m.com/

アップルパレス丸の内というのは、以前アパが発表した、偽装の疑いがある物件には含まれていませんでした。
過去記事参照
http://zara1.seesaa.net/article/32077486.html

ゆっくりとではありますが、まだ出てくるかもしれませんね。。。

更に詳しくはカテゴリ「耐震偽装事件」をどうぞ

http://zara1.seesaa.net/category/1413749-1.html









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posted by zara at 17:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

レオパレス偽装は有るや無しや?

レオパレスが偽装建築報道を否定、法的措置も検討

 レオパレス21<8848.T>は7日夜、同社建物の偽装建築を指摘した夕刊紙、日刊ゲンダイの記事を否定するコメントを発表した。

 8日付の日刊ゲンダイ(7日発行)は、レオパレスの介護施設で偽装建築が行われていたとする記事を掲載。レオパレスは記事内容について「全く事実に反するもの」と否定。「法的措置をとることも検討している」とした。

 同社株式は7日、後場から急落してストップ安となった。

http://www.asahi.com/business/reuters/
RTR200702080024.html



ことの発端となったゲンダイの記事。。。


■ レオパレス21が偽装建築 介護老人ホームで手抜き骨抜き


 藤原紀香のCMで知られる不動産会社「レオパレス21」(東証1部)の建物が手抜き偽装であることが明らかになった。土台と建物を接続するボルトが打ち込まれていないなどの違法建築だが、本紙が取材を始めると大慌てで補強工事を始めたのである。

◆ 本紙の指摘に大慌てで補強工事 ◆

 耐震偽装のズサンな手抜き工事が明らかになったのはレオパレスがシルバー事業として昨年3月にオープンした介護施設「あずみ苑 平沢」(東京・あきるの市)。この建物の内装工事に携わり、手抜きの一部始終を目撃した三国建築設計工房(本社・藤沢市)はこう告発する。
「コンクリートの基礎と建物の土台を接続するアンカーボルトがまったく打ち込まれていないのです。基礎の下のスリープ(配管)を補強する太い鉄筋も入っていない。
補強筋がないと強度不足で小さな地震でもコンクリートが崩れてしまう。窓のサッシも木造建築用の安物で規格外。耐震偽装以前に、明らかな建築基準法違反です。非破壊検査を実施すれば鉄筋やアンカーが入っていないことは一目瞭然。この施設は建て替えるしかありません」
 実はこの建物を設計した建築事務所からもクレームがついていた。オープン直前の05年12月末に、こんな施工指示書が出されていたのだ。
〈土台は無残にも酸素ガスで大きく穴が開きそのまま。メーカーとして、施工管理者としてどのような判断を下したのか〉〈土台にあけられた穴は錆止め処理もない。湿気を持つ木屑がそのまま放置されている〉〈壁のアンカーはなぜかナット締めではなく溶接。善処を求めたが現場調査ではそのまま〉〈サッシの隙間には木片をはさみ、いかにも脆弱さを感じる〉
 レオパレス側はこの指摘にもとづいて工事をやり直し、東京都あてに報告書を出している。ところがこれもインチキだった。
「新規にアンカーを設置しなければならないはずが、ナットを土台の上にポンと置いてアンカーに見せかけているのです。写真は捏造。プロが見ればすぐに分かります」
(三国建築設計工房)



■ 信じられないズサン工事〈レオパレス21〉基礎部分に7センチもの高低差

◆ 窓のサッシもはめただけ ◆

 本紙スクープで明らかになった不動産大手「レオパレス21」(東証1部)の違法建築。同社は「まったく事実に反する。極めて遺憾。今後、法的手段をとることも検
討している」とのコメントを発表した。
 だが、同社が手掛けた介護老人ホーム「あずみ苑 平沢」(2階建てS構造=東京・あきる野市)のズサンな手抜き工事は許されるレベルではない。工事の一部始終を
知っている「(株)三国建築設計工房」(本社・藤沢市)の代表取締役、内田訓夫氏は呆れた実態をこう語る。

(1)コンクリートに鉄筋が入っていない
「1階にある一般浴室付近の壁にはコンクリートに鉄筋が入っていません。これでは強度ゼロみたいなものです。一昨日(6日)に大慌てで工事を行っていたのはこの辺
りです」

(2)サッシ(窓枠)に補強材がない
「L字型のアングルピースという補強材が入っていません。少しの揺れでサッシが外れる可能性がある。しかも、サッシと周りの枠(胴縁)の間に隙間がある。これを木
片で埋め合わせているのです。ハンマーで軽く叩けば取れてしまいます」

(3)建物の正面向かって右側の壁の基礎部分には7センチもの勾配がある


http://gendai.net/


ネットでは以前から噂は流れていましたが。。。

名指しされた「あずみ苑 平沢」
http://www.leopalace21.co.jp/silver_hirasawa.html









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posted by zara at 11:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

アパ9ホテルが営業停止へ

「アパ」の9ホテル、偽装調査で3月から営業停止

 富山市の水落光男・1級建築士が設計した京都市の2ホテルの耐震強度偽装問題で、2ホテルを運営する「アパ」グループは5日、水落建築士の関与が判明した全9ホテルについて3月1日から営業停止とし、工事中の分譲マンションのうち、新潟県内の1棟を工事中止にすると発表した。

 新たに営業停止になるのは、「アパホテル日本橋駅前」など6都府県の9ホテル。各都府県の担当自治体が偽装の有無などを調査中で、6日から新規の予約を断り、3月からは安全が確認されるまで当面の間、営業停止とする。偽装が確認された京都市の2ホテルはすでに営業停止中。

 また、同グループが新潟県三条市で建設中だった分譲マンション「アパガーデンズ東三条イーストコート」については、同市からの要請に基づき、工事中止を決めたとしている。水落建築士が関与した分譲マンションの工事中止は、3件目。

 同グループ東京本社では「受験生の皆様を始め、ホテルには多数の予約が入っており、2月中の営業休止は無理と判断した。できるだけ早く安全を確認し、営業再開したい」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070205i415.htm


アパ、新潟のマンション工事中止 ホテル9件も月内休業

 経営するホテルやマンションで耐震強度偽装の疑いが指摘されたアパグループは5日、新潟県三条市で新築中のマンション「アパガーデンズ東三条イーストコート」の工事を中断した。同市が「耐震性に疑義が生じた」として報告を求めたためで、構造設計の自主検証を進めている。また、同グループは、自治体の検証が終わっていない全国のホテル9カ所の予約受け付けを6日から停止し、3月1日から休業すると発表した。

 同グループによると、水落光男・1級建築士が手がけた物件は計58件。内訳は、完成済みマンションが40件、未完成のマンション6件、ホテル11件、立体駐車場1件という。

 水落建築士が手がけた同グループのホテルは、強度不足の物件が拡大したことを受け、自治体の検証が終わっていないものは、安全が確認されるまで営業を休止することにしたという。

 休業するホテルは次の通り。

 東京都=アパホテル日本橋駅前、同西麻布、同東京板橋▽大阪府=同天王寺駅前▽兵庫県=同神戸三宮▽京都府=同京都駅前▽石川県=同金沢中央、同加賀大聖寺駅前▽愛知県=アパヴィラホテル名古屋丸の内駅前

http://www.asahi.com/housing/news/TKY200702050357.html


これで名前が上がったのは12物件になりました。
>受験生の皆様を始め、ホテルには多数の予約が入っており、2月中の営業休止は無理と判断した。
受験生の話を出せば、今月は営業を続けても大丈夫と考えたんでしょうね。

アップルガーデン若葉駅前の話が出てきませんが。。。










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posted by zara at 22:27| Comment(0) | TrackBack(1) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする