約10日間にわたり、2歳の次男に満足に食事などをさせなかったとして、埼玉県警吉川署は15日、保護責任者遺棄の疑いで、三郷市早稲田、無職、島村恵美容疑者(29)を逮捕した。次男は14日、死亡を確認。同署は司法解剖し死因を調べるとともに、同致死容疑でも捜査する。
調べでは、島村容疑者は今月3〜13日、次男の健太くんに十分に食事や入浴をさせず放置した疑い。
島村容疑者は同市内の祖母(77)宅で、長男(6)、健太くんとその双子の長女(2)と5人暮らしをしていたが、3日ごろから約300メートル離れたマンションに引っ越し、子供を祖母宅に残したまま1人暮らしを始めた。内縁の夫(43)は単身赴任中という。
13日に長女が入院し、連絡を受けた父親(54)が14日午後、祖母宅に行き、布団の中で冷たくなっている健太くんを発見、同署に通報した。
調べに対し、「食事の世話はしなかった。責任があるのは私だけじゃない」「私は育児ノイローゼだった」などと供述。他の子供にも十分な食事を与えていなかったとみられる。祖母は引っ越し後も子供がいることに気づかなかったという。
一方、男児の泣き声を聞いた複数の住民が警察に通報していたことも判明。同署は通報を把握していたが、現場が特定できなかったとして、祖母宅への訪問や児童相談所への連絡などはしなかった。
周辺住民によると、今年1月ごろから、「ママはどこにいるの」「ママごめんなさい」などの男児の叫び声が夜中に頻繁に聞こえた。この住民が駅前の交番に通報すると、「調べている」との返答があったという。
蓬田正直副署長は「複数の通報があり、『子供の泣き声に心当たりがあるか』とチラシを配った。早めに見つけていれば、尊い子どもの命を救えた」とコメントしている。
◇
健太ちゃんの遺体が見つかったのは、三郷市の産廃処理を請け負う名士の1000坪以上あるという豪邸の1室だった。署員が踏み込んだとき、12畳の洋室にはコンビニの開き袋が散乱していた。
祖母宅は複数の世帯が別々に住める構造で、部屋ごとにカギがついていた。島村容疑者は、子供に「誰が来ても開けてはいけない」ときつく言っていたという。
付近の住民によると、島村容疑者は深夜に長男を連れたまま、長時間カラオケパブに入り浸っていたという。双子を産んでからは、祖母宅に子供を置いたまま、ブランド品で身を固めて駅前で1人で夜遊びする姿が何度も目撃されている。
島村容疑者を小学生のころから知るという女性(50)は、「子供が好きではなさそうで、可愛がっているところを見たことがない。子供より自分優先の人だった」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/
080315/crm0803151557011-n2.htm
埼玉・三郷市2歳二男放置死 逮捕の母親、これまでも育児放棄問題視
15日、埼玉・三郷市で、2歳の二男に食事などを十分に与えず放置したとして、母親が保護責任者遺棄の疑いで逮捕された。母親による育児放棄は、これまでにも問題視され、児童相談所に相談も寄せられていた。
15日に逮捕されたのは、無職・島村恵美(しまむら・めぐみ)容疑者(29)。
恵美容疑者は、死亡した二男を10日間にわたり、自宅に放置した疑いが持たれている。
近所の人は「(恵美容疑者は)遊び好きだってことだけはね。フラフラ、フラフラ出て歩くってことは聞いてますけど」と話した。
高い塀に囲まれた3階建ての豪邸には、防犯カメラや侵入者よけの鋭くとがった鉄柵が設置されている。
庭にある池にはコイが泳ぎ、一角にはバーベキューコーナーが設けられ、屋外にもかかわらず冷蔵庫が置かれるなど、豊かな生活ぶりをうかがわせる。
島村容疑者は3日、近くのマンションに引っ越したが、その際、子ども3人をこの家に置いていったという。
二男の健太ちゃん(2)は、布団の上で冷たくなった状態で、恵美容疑者の父親によって発見された。
警察の取り調べに対し、恵美容疑者は「育児ノイローゼです」などと供述している。
しかし、近所の人は「育児ノイローゼ、これはあり得ない。あれだけお酒飲んで、遊んで」と証言している。
さらに、居酒屋やスナックにいた時のことについて、近所の人は「来るたびにもうね、本当に子どもから電話がくる。1分おきに携帯に。『お母さん、早く帰ってきてよ』でしょ。そうすると、『うるせー、ばか野郎!』って、ものすごいから」、「彼女が息子(6歳の長男)に対して、『下の2人を面倒見てないとぶっ殺す』って」と話した。
長男は、前の夫との間の子どもで、健太ちゃんの父親である内縁の夫(43)は、単身赴任中だった。
越谷児童相談所の榎本 彰所長は「昨年10月の下旬ですけれども、病院の方から通報が入りました。病気で入院したんですけども、子どもの状況がネグレクト(育児放棄)の疑いがあるんじゃないかと」と話した。
病院からは「お風呂に入っていない。おむつかぶれがひどい。においがひどい」と通報があったという。
児童相談所は、直ちに調査に着手し、恵美容疑者と接触しようとしたが、恵美容疑者は「会いたくない」と拒否したという。
その後も、幾度か恵美容疑者と接触を試みたものの、恵美容疑者は「心配ない。おばあちゃんも面倒見てくれているんだ。迷惑だ、やめてくれ」と、児童相談所の電話に答えたという。
結局、立ち入り調査は行われず、警察と情報を共有することもなかったという。
さらに、2007年8月から2008年3月まで、警察には「子どもの泣き声がする」との通報が11回も寄せられており、警察は3月5日、祖母に注意を促したばかりだった。
警察の取り調べに対し、恵美容疑者は「わたしだけの責任ではない」と供述している。
健太ちゃんの死因については、現在もまだ不明のままだが、体には傷などが見られたという。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/
articles/CONN00129156.html
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