海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、防衛省が事故発生後にあたごの航海長をヘリコプターで東京・市谷の同省に呼び事情聴取した際、事前に海上保安庁の承諾を得たと説明していることに対し、第3管区海上保安本部(横浜市)は26日、防衛省側からの事前承諾は確認が取れないと明らかにした。
海自は「けが人がいて搬送の必要がある。幹部も運ぶ」などと海自横須賀地方総監部が横須賀海上保安部に連絡し了承を得たとするが、3管は連絡があったのは聴取後だとしている。
聴取では、石破茂防衛相も直接航海長から話を聴いていた。
航海長は、衝突直前に交代した当直士官で、衝突前の航行状況を最もよく知る人物。同省が捜査機関に無断で重要人物を聴取したことになり、捜査妨害との批判が上がる可能性が浮上した。虚偽説明の疑いもあり、大きな問題に発展しそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20080227-00000001-jij-soci
イージス艦 なぜこうも初歩的ミス
海上自衛隊イージス護衛艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故から一週間が過ぎた。次々に明らかになるのは、当直士官と見張りやレーダー担当など、あたごの乗員間での初歩的ともいえるミスの連鎖である。
企業研修などでよく繰り返される報告、連絡、相談の「ほう・れん・そう」が全く機能していなかったのではないか。統制と規律こそが求められる自衛隊の組織の緩み、おごりとも思える体質、危機感の希薄さには不信感が募る。
第三管区海上保安本部による捜査で分かってきたことがいくつもある。
まずは当直士官の判断、見張りの伝達のミスがある。あたごの当直は、艦橋の十人と戦闘指揮所の七人など計二十六人。全員が衝突直前の午前四時までに交代したとされる。当直士官は、清徳丸などの漁船団の存在を、交代前の士官から引き継いでいたにもかかわらず監視を怠っていた。
自動操舵(そうだ)に頼って直進していたあたごの右舷見張りが交代直後に清徳丸の灯火を視認したのは衝突十二分前だった。しかし灯火を認めたとの情報をレーダー担当らには伝達しなかったようだ。調べに対して「相手がよけると思った」と供述をしているという。気の緩みがあったとしか思えない。
清徳丸に気付き、あたごは自動操舵を解除し、全力で後進を試みたものの間に合わなかった。自動操舵を続けた指揮官である当直士官にも危険という認識がなかったとすれば巨艦のおごりというしかない。
あたご艦内の情報伝達ミスばかりではない。事故の状況や当時の対応について防衛省からまともな説明がないのも気になる。
艦の見張りが清徳丸を視認したのが「二分前」でなく「十二分前」だったとの報告を受けながらも石破茂防衛相は半日近く公表していなかった。
確認に手間取ったとしても事故の核心部分だけに情報操作を疑われても仕方あるまい。防衛省、海自は事故の経緯を包み隠さず公表すべきだ。国防の機密を盾にした隠ぺいは許されない。
事故や不祥事が起きるたびに「背広組」と「制服組」の確執がいわれる。シビリアンコントロール(文民統制)は機能しているのか気になる。文民統制を担うのは国民に選ばれた政治家である。情報の細かい開示は、国民への責務でもある。
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/
Sh200802270156.html
隠蔽するに決まってるよね。官僚って言うのは基本的に国より組織が大事。自衛隊だって同じこと。国家国民よりまずは自分の組織が大事。(国家国民という表現は当ってないか?国と領土かな?国民の生命は含まれないのは間違いない)。
でもさぁ、防衛大学校出たエリートが雁首そろえて、もうちっとばれない嘘は思いつかないもんか?機密保持だって軍の重要な任務でしょ。
艦長は寝てたって言うし。。。
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