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2007年12月06日

Windows XP SP3が楽しみな件

『XP SP3』は『Vista SP1』より格段に高速、とのテスト結果

主要オペレーティング・システム(OS)の旧版と新版、その争いが激化しそうな予感だ。

最近行なわれた一連のテストの結果、『Windows Vista』に対する不満の火に油が注がれる可能性が出てきた。正式リリースを控えた『Windows XP』とWindows Vistaの両サービスパックの処理速度に関して、高速が売り物のVistaよりXPのほうが「格段に速い」という予想外の結果が出たというのだ。

まずは良いニュースから。来年早々にリリース予定の『Windows XP Service Pack 3 (SP3)』は、この旧版OSのパフォーマンスを10%近く向上させるという。

この数字は、米Devil Mountain Software社のテスト結果によるものだ。同社は『Windows XP Service Pack 2 (SP2)』について一連のベンチマーク・テストを行ない、さらに先ごろ配布開始となったXP SP3のリリース候補版を使って同じテストを実施した。

このベンチマーク・テストは『Microsoft Office』に焦点を絞ったものだが、様々なブログやソーシャルニュース・サイトも、SP3はXPの速度を上げると報告している。米Microsoft 社はバグやセキュリティ上の脆弱性を修正したと言っているだけなので、これはXPユーザーには嬉しいボーナスだ。

次に悪いニュース――少なくとも米Microsoft社にとって――は、同じテストを『Windows Vista Service Pack 1 (SP1)』(リリース候補版)で実行したところ、喧伝されている処理速度の向上がほとんど取るに足らないものである可能性が示されたことだ。Microsoft社の最新OSであるVistaに以前から不満を抱いている人々にとっては、不満をいっそう強くさせる結果だ。

ただし、これらのベンチマーク・テストについては、多少慎重に受け止めなければならない。まず、どちらも正式なリリースではないため、まだ十分に最適化されていない可能性がある。

さらに注目すべきは、テストに使用したマシンが搭載していたのが、2GHzの『Core 2 Duo』プロセッサー(米Intel社製)と、1GBのRAMだということだ。XP SP2がもともとデュアルコア・プロセッサーに対して最適化されていないことを考慮する必要がある。

SP3については確認できていないが、もしSP3がデュアルコア・プロセッサー向けに最適化されているのなら、少なくともSP2から速度が有意に向上したことの説明の一端にはなる。

さらに、このベンチマーク・テストがMicrosoft Officeを対象にしたものだということも注意すべきだ。つまり、『Halo』の性能についてはこのテストではわからない。

どちらのサービスパックもわれわれがテストしたわけではないので、ここで判断を下すことは差し控えるが、VistaがすでにXPユーザー、特にビジネスユーザーの取り込みに苦戦していることを考えると、今回のサービスパックの精彩を欠くパフォーマンスは、Vistaの不人気を決定付けるさらなる要因となるかもしれない。

XPとVistaの争いを巡る『Slashdot』の議論を参考にした。

http://wiredvision.jp/news/200711/2007112721.html


Windows XP SP3 RCを試してみた

リリースされたばかりのXP SP3のRCを、早速インストールしてみた。使ったのはわずか数時間だが、今のところは感心している。

 米Microsoftは12月3日、かなり遅れていたWindows XPのService Pack(SP)3のリリース候補(RC)を、MSDN(Microsoft Developer Network)とTechNetの会員向けにリリースした。β版が約1万5000人のテスターに配布されてから約1カ月後のことだ。

 顧客はまだVistaへの移行に熱心でなく、XP SP3への関心は高まっている。SP3には新機能という点ではほとんど追加はないが、2004年8月にSP2がリリースされた後にMicrosoftが公開した数百件のフィックスをまとめたもの、重要なセキュリティと安定性のフィックス、幾つかの新機能が搭載されている。

 XP SP3(β版)ではSP2と比べてアプリケーションが10%高速だったとも報じられているが、これはSP3のベンチマーク測定やレビューのための試みではない。

 β版とRCには本質的に、少数のテスターに渡されるバージョンと、最終的にエンドユーザーの手に渡るバージョンの間にあるくらいの大きな変更があるものだ。もっとも、後のテストでVista SP1のOffice 2003とXP SP3のOffice 2003を同一条件で比較したところ、XP SP3の方がXP SP2よりも高速で、Vista SP1のおよそ2倍高速だったことは特筆すべきだろう。

 2台のXP SP2マシンをSP3 RCにアップグレードしたわれわれの体験から言えるのは、SP3はWindowsとアプリケーションの性能全体を少し押し上げるようだということだ。 eWEEKのテストでは、VirtualBoxやVMwareを走らせた仮想マシンではなく、ネイティブハードでXP SP2を動かしているシステム2台を使った。

 2台のうち1台は、かなりの改造を加えたGateway 503GRだった。3GHzのPentium 4、2GバイトのRAM、ATI Radeon 250グラフィックスカード、300GバイトSATA HDDを搭載している。つまり、2005年の最新鋭マシンをアップグレードしたものだ。もう1台も2005年のスペシャルマシンで、ハードの改造はない。 HP Pavilion a350nで、2.6GHzのPentium 4、512MバイトのデュアルチャネルDDR333 SDRAM、120GバイトSATA HDDを搭載する。

 最先端とはほど遠いが、XPのテストにはほぼ完ぺきなマシンだと思った。多くの企業が今も使っていて、Vistaに「アップグレード」されないことがほぼ確実な典型的な企業のシステムだからだ。

 SP3を圧縮された350Mバイトの実行可能ファイルからインストールするのは、503GRでは30分かからなかった。だがa350nではもっと長くかかり、2時間弱で終わった。オフィスで古い、遅めのシステムを使っているなら、週末を使ってSP3にアップデートする準備をした方がいい。

 ユーザーにとってもシステム管理者にとっても、インストールが終わったときに特に目につくものは何もない。新しいOSに乗り換えるくらい大がかりなアップグレードだったXP SP2とは違うのだ。eWEEKのコラムニスト、ラリー・セルツァーは最近、SP3について、もっとこういう種類のアップデート――最後のメジャーアップデート後の更新をまとめた単純なアップデート――があってしかるべきだと話していた。

 もっとも、そのメッセージを皆が受け取ったわけではないようだ。例えば、XP SP3にはInternet Explorer(IE)7とWindows Media Player 11が含まれると考えている人もいる。実はそうではない。これらをシステムにインストールしているのであれば、SP3には、これら比較的新しい Microsoftアプリケーションの新しいパッチが含まれる。わたしとしては、これでいい。IE7でうまく動かないIE 6向けのWebアプリケーションが今でもあるからだ。

 セキュリティの改善(革新ではない)はSP3の重要事項だ。

 大きな追加機能の1つが、SP3にNAP(ネットワークアクセス保護)が盛り込まれることだ。これは次期サーバOS「Windows Server 2008」の新機能を活用できる。NAPはプロトコルの一種で、NAPで保護されたLANに接続しているPCが必ず「健全」な状態であるようにする。例えば、PCはサーバに対して、最新のセキュリティパッチがインストールされていることを示さなければ、LANへの接続を許可されない。

 SP3には比較的古いアプリケーションの改良版も含まれる。例えば、MMC(Microsoft Management Console)3.0やWindows Installer 3.1がそうだ。既存プロトコルへの機能追加もあり、WPA(Wi-Fi Protected Access)バージョン2をサポートする。

 ほかにも素晴らしい変更があり、Windows Updateではなくネットワーク共有ドライブかCDからSP3をインストールする場合は、プロダクトキーを探さなくてもよくなった。いつもプロダクトキーを紛失してしまうわたしには非常に便利だ。

 実際のところ、XP SP3はやるべきことをやっていると思った。インストール後に、わたしが使っているOpenOffice 2.3、Thunderbird 2.0.11、Firefox 2.0.11などのオープンソースプログラムを使ってみたが、問題なく動いた。さらに、Adobe Photoshop CS3、Intuit Quicken 2005、Google Desktop Searchなどのサードパーティーアプリケーションもいつも通りに動作した。

 例外だったのが、Windows Explorerを使ってネットワークドライブを見ようとすると、時々問題が起きることだった。わたしにはその理由は分からなかった。ドライブが Samba上にあっても、Windows 2003でも、W2Kサーバでも、フリーズした。ドライブがNT/Domainスタイルのネットワークでマッピングされているか、AD(Active Directory)かも関係なかった。今のところは、深刻な問題というよりはテスト版ゆえの奇行と見なしている。

 SP3を使ったのはわずか数時間だが、今のところは感心している。XPに重要な新機能を加えたSP2のような「重大な」サービスパックではないものの、非常に堅実なアップデートのようだ。

 MicrosoftはXP SP3の具体的なリリース日を明らかにしていないが、2008年半ばではなく第1四半期になるだろう。同社がリリース日を明かしたくないのだとしたら、その理由も分かる。SP3はXPユーザーに、Vista SP1リリースが迫っていても、Microsoftにとってより利益になるVistaに移行せずに、XPを使い続ける理由をさらに与えることになるからだ。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/
0712/06/news033_2.html








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posted by zara at 21:56| Comment(1) | TrackBack(0) | PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by スタローン at 2007年12月07日 02:02
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