高級料亭「吉兆」グループの船場吉兆(大阪市)による食品表示偽装問題で、大阪府警生活環境課などは、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、16日に同社や関係先を家宅捜索に入った。船場吉兆をめぐっては、「吉兆天神フードパーク」(福岡市)での消費期限改竄(かいざん)に続き、本店でも九州産牛肉を「但馬牛」と偽って販売していたことが相次ぎ発覚。府警は、偽装が会社ぐるみだったとみている。
関係者によると、同社は今年3〜10月、佐賀県や鹿児島県産の牛肉を使いながら、包装に「但馬牛」などと表示した「牛肉みそ漬け」を本店や大阪市内の百貨店で販売。「地鶏」と表示したブロイラーのみそ漬けなども平成16年から販売し、産地や原材料を偽っていた。
湯木正徳社長は今月9日の会見で、本店での偽装は「但馬牛の納入が追いつかず、品質に遜色(そんしょく)のない九州産を使った。本店の仕入れ担当者以外は知らなかった」「地鶏は仕入れ先任せだった」と説明し、経営陣の関与を否定。一方、農水省の調査では、牛肉商品の取引伝票には「佐賀」「鹿児島」と原産地が記載されていた。鶏肉の納入業者も「地鶏と書いて出荷したことは一度もない」と証言、船場吉兆側の主張と大きく食い違っている。
また、14日に会見したフードパークの売り場責任者だったパート女性らは、「湯木尚治・九州担当取締役に賞味期限を延ばすよう指示された」と証言。湯木取締役から、先月31日に、吉兆博多店で「全責任はパート女性にある」とした「事故報告書」の署名・押印を強要されたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20071116-00000908-san-soci
船場吉兆を家宅捜索 表示偽装の疑いで大阪府警
高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)の商品に表示偽装が見つかり、農水省から改善を指示された問題で、大阪府警は16日、同社が組織ぐるみで故意に偽装に関与していた疑いが強まったとして、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで同社本店の家宅捜索を始めた。府警は同社本店など関係先を捜索して帳簿類などを押収し、偽装の全容解明を進める。福岡市内の百貨店で明るみに出た老舗料亭による一連の偽装問題は刑事事件に発展する。
府警などによると、同社は本店で「牛肉みそ漬け」「地鶏こがねみそ漬け」「地鶏すき焼き」で、原材料を偽って販売していたとされる。ほかに百貨店を通じて「三田牛」として販売していたギフト商品も佐賀産と鹿児島産を使用していたとされている。
同社は牛肉みそ漬けは容器に但馬(たじま)牛と表示しながら、佐賀県産や鹿児島県産の牛肉を使用。地鶏と記した2商品には国産ブロイラーを使っていたという。
同社をめぐっては先月28日、福岡市中央区の百貨店で、消費期限が切れた黒豆プリンや抹茶ゼリーなどの菓子を売っていたことが判明。その後、胡麻(ごま)豆腐などの総菜でも消費・賞味期限を偽装していたことがわかった。同社は「偽装はパートの独断」と本社の関与を否定したが、パートらは役員から偽装を指示されたと証言している。
農水省は9日、日本農林規格(JAS)法に基づき、同社に改善を指示。同社の湯木正徳社長が引責辞任を表明している。
http://www.asahi.com/national/update/
1115/OSK200711150085.html
今朝、こんな記事も出てました。。。
湯木尚治・船場吉兆取締役がパート証言否定
「船場吉兆」(大阪市)による食品の表示偽装問題で、読売新聞の取材に応じた湯木尚治取締役(38)は15日、福岡市の百貨店「岩田屋」地下の店舗で行われた消費・賞味期限切れ商品の販売を「湯木取締役に指示された」としたパートの販売責任者らの証言を否定、不正への会社側の関与がなかったと改めて強調した。主な一問一答は次の通り。
――期限を1か月延ばして売れと言ったか。
一切ない。期限内で「早よ売りなさい」とは言ったが、「延ばせ」というのはない。期限厳守は基本原則で、食を扱う人間として当然のこと。現場でこの基本原則を徹底する体制を整えておかなかったことは非常に悔いが残る。
――船場吉兆の社員も一緒にラベルを張り替えたという指摘については。
それは分からない。社内調査でも、そういう人間がいたとの話はなかった。
――すしと弁当以外は廃棄の指示を受けたことがないという証言は。
期限が切れた場合、すしと弁当については自分に連絡させ、廃棄を指示していた。連絡がつかない場合は、岩田屋新館7階の事務所に持ってこさせていた。菓子類はすべて事務所に移させ、自分か別の従業員が廃棄していた。
――別の百貨店の催事で売れ残った菓子を持ち込んだ際、湯木取締役の目の前でシールをはがして冷蔵庫に入れたとの話もある。
その場にいたかもしれないが、見たという認識はない。目の前にいても、何をしているか分からないこともある。
――パートの販売責任者に対し、「不正は自分の判断でやった」とする会社作成の報告書に署名、押印するよう言ったか。
会社には管理責任があるが、現場で実行行為があったので、社内調査で本人から聞いた内容をまとめた。期限切れ商品の販売について「お客様や会社に迷惑をかけた」という謝罪文、反省文のようなものだった。納得した上でのサインを求めた。
――主張の食い違いが多いが。
僕は真実だけを話している。不正が会社ぐるみではないということを、事実として申し上げたい。決して販売責任者に責任を押しつけようとしているわけではない。
――訴訟を起こす考えは。
全く考えていない。こういう事態を招いたのは、我々の監督責任によるところが大きい。早く解決する方向に向かいたい。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07111602.htm

こういう往生際の悪さが、消費者の更なる怒りを買うとは思わないんだろうか?
この件に関する過去記事
吉兆祭り第2部本格化
船場吉兆本店でも偽装
船場吉兆 惣菜でも偽装
船場吉兆が消費期限改竄販売
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