耐震偽装事件で、建築基準法違反や議院証言法違反(偽証)など3つの罪に問われた元1級建築士、姉歯秀次被告(50)の控訴審判決公判が7日、東京高裁で開かれた。原田国男裁判長は、懲役5年、罰金180万円とした1審・東京地裁判決を支持し、姉歯被告側の控訴を棄却した。
姉歯被告は、構造計算書の偽造など2罪については認めたが、議院証言法違反罪だけは「記憶に反した証言はしていない」と強く否認。弁護側も「仮に偽証が有罪でも実刑は重すぎる」と主張していた。
原田裁判長は、姉歯被告に対し「問題の第1の責任者であるにもかかわらず、単なる言い逃れではなく、他人に矛先を向けようとした」と指摘し、「自己保身の犯行で動機に酌量の余地はない」と断じた。
そのうえで議院証言法違反罪について、「国会での偽証により、耐震偽装事件の究明が遅れることは、偽装物件を危険なまま放置することにもつながる」と指摘、「国政調査権の重要性を考えると、偽証に対して厳しい態度で望むべきである」と判断した。
1審・東京地裁は昨年12月、構造計算書偽造を問う建築基準法違反罪(罰金30万円以下)よりも、法定刑の重い議院証言法違反罪(3月以上、10年以下の懲役)を重視。「偽証は極めて悪質で十分に実刑に値する」と判断していた。
判決によると、姉歯被告は平成15〜17年、マンション4棟とホテル2棟の構造計算書を偽造し、危険な物件を完成させた。また17年12月の衆院国土交通委員会でうその証言をするなどした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20071107-00000915-san-soci

姉歯被告、二審も実刑判決・耐震偽装事件
耐震強度偽装事件で、建築基準法違反や議院証言法違反(偽証)などの罪に問われた元一級建築士、姉歯秀次被告(50)の控訴審判決が7日、東京高裁であった。原田国男裁判長は懲役5年、罰金180万円(求刑同)の実刑とした一審・東京地裁判決を支持し、被告側控訴を棄却した。
原田裁判長は判決理由で「国政調査権行使の目的は耐震偽装問題の究明だった。偽証は究明を遅らせ、偽装物件を危険なまま放置することにつながったのであり、厳しい態度で臨む必要がある」と指摘した。
控訴審で弁護側は、建築基準法違反について認めたうえ、偽証罪は「資料が手元になく、故意に記憶に反する証言をしたわけではない」と無罪を主張。「実刑は重すぎる」と執行猶予付きの判決を求めていた。
判決によると、姉歯被告は2003年2月―05年2月、神奈川県藤沢市の「グランドステージ藤沢」などマンション4棟とホテル2棟の計6件の構造計算書を偽造し、安全性がない建物を完成させた。
さらに、05年12月の衆院国土交通委員会で、実際は1996年ごろから構造計算書の偽造を始めていたのに、「(最初の偽造は)木村建設側から鉄筋量を減らさなければ仕事を一切出さないと圧力を受けた98年ごろ」と偽証した。
判決は、姉歯被告の構造計算書偽造の動機を「受注を拡大して収入を上げたいと考えた」と認定。一連の耐震偽装問題について、「最大の責任は一級建築士の信頼を逆手に取り、専門的技能を悪用した姉歯被告にある」と指摘した。
耐震偽装事件に関連し、木村建設(破産手続き中)元社長(75)ら6人が建設業法違反や電磁的公正証書原本不実記録の罪で起訴され、4人の有罪判決が確定した。しかし、確認検査機関、イーホームズ(廃業)元社長(46)と木村建設元東京支店長(47)の2人については耐震強度偽装との因果関係は認定されなかった。
詐欺罪に問われたマンション販売、ヒューザー(破産手続き中)元社長、小嶋進被告(54)は東京地裁で公判中。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/
im20071107AS1G0700L07112007.html
もうあれから2年が経つのですね。。。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
クリックしていただけるとありがたいです。
人気blogランキングへ
ブログランキング ブログ村
http://taki.air-nifty.com/fukumenkamen/2007/11/post_d87a.html
【耐震偽装事件の最新記事】

















