茶室、ミニバー、高級家具……。NOVAの保全管理人の東畠弁護士は30日、大阪市浪速区の20階建てビル最上階にあるNOVAの社長室を報道陣に初めて公開した。広さは約330平方メートル。猿橋(さはし)前社長が約6000万円をかけて作らせたといい、東畠弁護士は「会社を私物化していた証しだ」と厳しく批判した。
このビルは、NOVAグループの統括本部がある同市中央区のビルとは別で、自宅でテレビを使って英会話を学ぶ「お茶の間留学」の担当部署などが入る。毎月の賃料が約270万円とされる社長室には赤いじゅうたんが敷き詰められ、執務室のほか、革張りのソファが並ぶ応接室やミニバーなどが併設されていた。豪華なシャンデリアが室内を照らし、窓からは大阪市内を一望できる。
さらに、ミニバーのそばに体の幅ほどの狭い通路があり、奥には茶室や寝室、サウナを備えたバスルームなどが隠されていた。この日、社長室に初めて入ったというNOVAの広報担当者は「前社長のぜいたくぶりは聞いていたが、まさかこれほどまでとは……」。東畠弁護士によると、NOVAの東京本部(東京都新宿区)にも別の社長室があるという。
http://www.asahi.com/national/update/
1030/OSK200710300072.html






NOVA猿橋前社長、破たん前後に関連2社の全株売り抜け
経営破たんした英会話学校大手NOVA(統括本部・大阪市)の猿橋(さはし)望前社長(56)が、同社が会社更生法の適用を申請した今月26日前後に、関連会社2社の保有株すべてを売り抜けていたことが30日、分かった。
同社保全管理人の東畠敏明弁護士によると、2社は「お茶の間留学」用の機材を販売する「ギンガネット」と、旅行会社「NTB」。猿橋氏が2社を実質的に支配していたが、1人の人物に全株を売却したという。
またギンガ社は機材を仕入れ値の数倍でNOVAに卸していたことも判明した。東畠弁護士は「ギンガ社に金が流れる仕組みだ」として、特別背任などの疑いで猿橋氏の刑事責任追及も含めて検討していく方針。
NOVAの支援企業について、東畠弁護士は複数企業と交渉を始めたことを明らかにし、「来週中に決断する」との見通しを示した。イオンや楽天など過去に実名があがった4社は「つぶれた話のようだ」とした。
またNOVAは30日、猿橋氏と関連企業ノヴァ企画によるNOVA株の保有比率が大幅に低下したと発表した。議決権ベースで今年3月末に36.11%だった猿橋氏の保有比率は、9月末には16.27%に減少。運転資金調達のため保有株を取引した結果とみられる。
★「私物化の一端」社長室を公開
東畠弁護士は30日、「会社私物化の一端として見ていただく」として、大阪市浪速区のビル20階にある猿橋氏の社長室を報道陣に公開した。“猿橋御殿”はまさに別世界だった…。
社長室は約330平方メートルと広大。真っ赤なじゅうたんの応接室には革張りのソファが置かれ、ワインやスコッチが並ぶバーカウンターがある。その横の狭い通路を抜けると茶室があり、さらに奥は10畳ほどのキッチンとダイニングと、隠れ家のように続く。
テレビやダブルベッドが置かれた寝室の奥はジャグジーとサウナ付きの浴室があり、まるでラブホテル? 月約270万円の家賃は会社負担。内装費用は6〜7000万円という。
応接室の机の上には、大きなピンクのNOVAうさぎの縫いぐるみが残されていた。
http://www.sanspo.com/shakai/top/
sha200710/sha2007103113.html
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