▽三菱重工が試験飛行 県営名古屋空港
三十一日午前九時十分ごろ、愛知県豊山町の県営名古屋空港の滑走路で、航空自衛隊F2支援戦闘機が離陸中にトラブルがあり炎上した。乗員二人は脱出し、病院に搬送されたが、軽傷という。同空港は滑走路を閉鎖した。
三菱重工業によると、事故機は空自から同社が預かり、定期点検中。乗員は自衛官OBのテストパイロットで機長永田恵嗣ながた・けいじさん(52)と副操縦士水島光男みずしま・みつおさん(56)。同社名古屋航空宇宙システム製作所飛行管理課所属で、整備後の試験飛行中だった。滑走路を走行中に機体が炎上、永田さんらがコックピットから飛び降りて避難したという。
提出された滑走路利用届によると、三十一日の試験飛行では、離陸と着陸を繰り返す「タッチアンドゴー」を行う予定だった。事故機は二〇〇四年三月に空自に納入されている。
F2は国産のF1支援戦闘機に替わる航空自衛隊の主力後継機。開発当初は純国産予定だったが、米国政府の強い要望から日米共同開発することが政治決定された。配備直前まで、機体の不備が見つかっていた。二〇〇〇年十月から空自三沢基地(青森県三沢市)への配備が始まった。
事故のあった県営名古屋空港は、名古屋市の北に位置し、空自と民間が共同利用する。現在は空自小牧基地のほか、ローカル路線を中心に民間機が利用している。
自衛隊機をめぐっては、二〇〇一年九月に山口県下関市でT5練習機が墜落、三人が死傷したほか、二〇〇五年四月に新潟県阿賀町の山中でMU―2救難捜索機が墜落、四人死亡するなどの事故が起きている。
▽F2支援戦闘機
F2支援戦闘機 国産支援戦闘機「F1」に替わる航空自衛隊の主力後継機。「FSX」(次期支援戦闘機)をめぐっては1980年代に、ジェット戦闘機の国産化を目指す日本側と、米国製戦闘機の購入を求める米側との間で政治問題になった経緯があり、米国製のF16を母体に日米共同で開発された。一機当たりの平均単価は約120億円。開発をめぐっては、尾翼の強度不足が判明するなどトラブルが続出し、開発期間が計3回延長され、2000年6月に開発が完了した。
▽最近の主な自衛隊機事故
2001年2月 千葉県市原市で観測ヘリコプターOH6が墜落、2人死亡
9 山口県下関市でT5練習機が墜落、2人死亡1人けが
03・5 青森県蓬田村の山中に対戦車ヘリAH1が墜落、2人軽傷
04・2 三重県志摩市でAH1Sヘリ2機が衝突し墜落、2人死亡
05・4 新潟県阿賀町の山中でMU―2救難捜索機が墜落、4人死亡
07・3 鹿児島県・徳之島の山中で急患搬送の要請を受けたCH47ヘリが墜落、4人死亡
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710310221.html


死者が出なかったのは不幸中の幸いですが。。。
この戦闘機、定期点検を終え試験飛行のために飛ばそうとして事故を起したようです。それって何のための点検よ?
で、120億がパー。。。これは三菱重工が補償してくれるのかな?
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