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2007年09月11日

年金着服の手口一部公開

15件、身内で処理=職員の年金着服、詳細公表−社保庁

 社会保険庁は10日、同庁が発足した1962年度以降に判明した職員による年金保険料などの着服・横領50件の詳細を公表した。刑事告発を見送った23件のうち15件は警察にまったく相談せずに内部で処理していた上、中には1000万円を超える横領でも告発していないケースがあり、身内に甘い体質が浮き彫りになった。同庁は50件以外にも着服・横領がなかったかどうか、改めて調査する方針だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20070910-00000177-jij-pol



年金横領、内々処理15件 社保庁2次調査

 社会保険庁職員による年金横領問題で、同庁は10日、すでに公表済みの事案50件について、個別の手口や処分の内容などを盛り込んだ第2次調査の結果を発表した。刑事告発したのは27件しかなく、本人の退職などで処分をしなかったケースが6件にのぼることが判明。横領総額1億6849万円のうち、3539万円が未返済であることもわかった。巧妙な手口が目立つ一方、横領発覚後に上司が自主退職を促して退職金を支払ったケースもあるなど、同庁の身内への甘さが浮き彫りになった。

 都道府県で勤務していた地方事務官を含め、社保庁職員による横領50件のうち、刑事告発が27件、捜査当局に情報提供のみをしたのが8件、告発も情報提供もしていないのが15件だった。

 有罪判決を受けたのは11件。横領額が少ないなどの理由で不起訴になったのが15件、捜査中が3件。

 横領事件はすべて刑事告発するようになった98年度より前には30件中7件しか告発せず、2カ月〜1年の停職という軽い処分で済ませたものも3件。本人の退職などで処分しなかった事案は6件あった。

 城東社会保険事務所(大阪市)の職員による96年の保険料27万円の横領と、同事務所係長による94〜98年の35万円の横領では、事務所長らが処分権限のある大阪社保事務局の幹部に報告せず、本人の自主退職を促し退職金も支給していた。98年に報道で発覚後、退職金を返納させたという。

 また、小倉南社保事務所(北九州市)の係長が06年に保険料100万円を横領したケースでは、本人が事情聴取に対して否認したまま退職。処分ができず、退職金返納を要請中だ。大森社保事務所(東京都)の調査官が85〜86年に222万円の年金を横領したケースでは、犯人が特定できないうちに本人が退職。その後、警察が本人を逮捕した。

 横領した金を全く返済していないのは2件。蒲田社保事務所(同)の専門官は、計3910万円を横領した後に自殺。知人19人に不正に支給した2644万円は受給者が返済中だが、本人が得た1266万円は遺族が債権の相続を放棄したために消滅。ただ、本人の退職金は受け取った。

 年金は制度が複雑で、保険料の記録は本人が年金を受けるまで外部のチェックをほぼ受けない。それを利用して勝手に記録を改ざん、金をひねり出す手口が多い。

 平社保事務所(福島県)の係長は79年12月、過去にさかのぼって納める特例納付の保険料を横領。毎月納める保険料を横領すれば、本人に催促状が届くが、特例納付の場合はない。本人が気づくのは、受給年齢になるか記録を自分で確認した場合に限られる。

 この事案が発覚したのは「派手な生活をしている」という内部告発から。告発がなければ「消えた年金」になった可能性がある。

 下関社保事務所(山口県)では00年、国民年金調査官が、25年間加入という年金の受給資格を満たさなかった知人が年金を受けられるように記録を改ざんした。知人の名前と読み仮名が同じ別人の記録を探し出し、知人の生年月日に書き換えた。厚生年金2カ月分、36万円が不正に支給された。職員は告発され、03年に詐欺罪で有罪判決を受けた。

 特に手口が悪質だったのは、半田社会保険事務所(愛知県)の年金給付係長が97〜99年にかけて行った横領だ。コンピューターの端末を不正に操作し、架空の人物が年金保険料をずっと払い続けたかのように装った被保険者記録を丸ごと偽造。年金の申請書類も偽造し、自分で開設した銀行口座に4443万円の年金を振り込ませていた。動機については、「自分が病気で、家族の将来のためにお金を残したかった」と話したという。

 このほか、平社会保険事務所(福島県)の適用係長は78年、死亡した人の妻の名前を勝手に使用して、遺族年金の受給資格を2人分捏造(ねつぞう)し、82年までに481万円を受け取っていた。

 わかっている動機の半数近くは「借金返済のため」で、このほか競馬・競輪などの賭け事や女性と遊ぶための金など。仕事によるストレスなどから気分がむしゃくしゃしていたため、周囲の人を困らせてやろうと思い、横領を行った職員もいたという。

 借金返済のために、05年に窓口で保険料42万円を横領した愛媛社保事務局の係長は、横領が発覚すると、納付されたばかりの保険料12万円を金庫から逃走資金として盗み出していた。

http://www.asahi.com/national/update/
0910/TKY200709100282.html



524万件に氏名なし 宙に浮いた年金記録の1割

 社会保険庁は10日、基礎年金番号に統合されず「宙に浮いた」年金記録約5000万件のうち、約1割の約524万件に氏名が入力されていなかったとの調査結果を、総務省の年金業務・社保庁監視委員会に明らかにした。

 国民年金約1200件のほかは、すべて厚生年金の記録。約5000万件の記録をめぐっては、安倍晋三首相が「すべての記録の名寄せ(照合)を来年3月までに完了する」と明言した。社保庁は「年金手帳番号は確認できるため、氏名がなくても名寄せ作業に支障はない」としている。氏名がない分の名寄せには余分な手間がかかり、首相の公約の実現をめぐり国会で議論になりそうだ。

 社保庁によると、氏名が欠けていたのはいずれも、コンピューターによる年金記録のオンライン管理が完成する1980年代半ば以前のもの。同庁は60年代初めから、旧式の磁気テープに年金手帳番号や氏名、生年月日、性別を収録して記録を管理していた。このテープの記録に氏名のないデータが多く、オンラインに入力し直す際にそのまま放置されたとみられる。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/
2007091001000575.html



舛添要一が日曜日に「明日の午後には、資料を公開しますから」と言っていたので期待してたんですが。。。正直、この程度までですか。。。さすが犯罪者集団社会保険庁、手強いですな。


社保庁年金横領、告発見送り 厚労相「時効の壁」

 舛添厚生労働相は10日夜、社会保険庁職員の横領事案調査に関連し、「(業務上横領などでの)刑事告発は7年という時効の壁があり、いかんともしがたい」と述べ、横領職員の告発を見送る考えを明らかにした。ただ、今回の調査結果をもとに、手口を克明に分析し、再発防止策を検討する考えを強調した。厚労省内で記者団に語った。

 舛添氏は当初、横領職員について、「今からでも告発しようかと思う」と述べていたが、「本人が退職するなどしており、遡及(そきゅう)的に法的に何かするのは非常に難しい」と話した。刑事告発は見送るが、民事で損害賠償請求できるかどうかを詰めるとともに、さらに横領がないか再調査も命じたという。

http://www.asahi.com/politics/update/
0911/TKY200709100309.html


頭だけじゃなく、メッキも禿げてきたか舛添要一




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