大阪府茨木市のマンションで女性3人を監禁するなどし、2人を死傷させたとして、監禁や傷害致死などの罪に問われた無職村本卓也被告(44)の判決が3日、大阪地裁であり、並木正男裁判長は求刑通り懲役20年を言い渡した。
判決によると、村本被告は2004年1〜3月、自宅マンションで同居していた美容師の池田由実子さん(当時29歳)に十分な食事を与えず、体を殴るなどして放置し、3月11日に凍死させた。
05年1〜3月には、無職女性(35)を連れて大阪や兵庫など4府県のホテルなどを転々とした際に顔を殴るなどし、06年2〜7月には、自宅マンションの別の部屋に女性会社員(25)を監禁して暴行を繰り返し、重傷を負わせるなどした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
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茨木・連続女性監禁事件で求刑通り懲役20年の判決
大阪府茨木市で04〜06年に起きた連続女性監禁事件で、女性3人への傷害致死や監禁などの罪に問われた無職村本卓也被告(44)に対し、大阪地裁の並木正男裁判長は3日、求刑通り懲役20年の実刑判決を言い渡した。判決理由で「女性の人格や尊厳を踏みにじった犯行で、その無残さは戦慄(せんりつ)を禁じ得ない」と述べた。
判決によると、村本被告は04年1〜3月、茨木市の自宅マンションで、同居中の美容師の女性(当時29)に殴打を繰り返し、十分な食事もとらせずに衰弱させて風呂場で凍死させた。また05年1月、別の30代女性を2カ月にわたって神戸市のホテルなどへ連れ回し、暴行を繰り返した。さらに昨年2月には、20代女性の手足をベルトで縛って自宅に5カ月間監禁し、頭や肩を木製の棒で殴って重傷を負わせた。
判決は、村本被告の犯行動機を「女性へのゆがんだ支配欲や独占欲だった」と認定。美容師の女性死亡後も同様の犯行を繰り返したことを挙げ、「反復性が強く、再犯の恐れが否定できない」と指摘した。また、被告が暴行の内容や監禁の期間などを一部否認しつつ、「二度と同じ過ちは繰り返しません」と謝罪したことについて「公判で示した反省の態度は信用できない」と退け、検察側の主張をほぼ全面的に受け入れる判断を示した。
村本被告は、白いワイシャツに黒いスーツ姿で判決公判に臨んだ。懲役20年の主文を言い渡されると、直立したまま、わずかにうなずいた。傍聴席には、亡くなった美容師の女性の母親が座り、メモ帳に主文を書き留めた後、ハンカチで目頭を押さえた。
これまでの公判で、母親は意見陳述に立ち、「娘の変わり果てた姿に覆いかぶさり泣きました。人間のやることではない」と述べた。監禁されてけがを負った20代女性も、証人尋問で「体に残った傷を見るたびに事件を思い出し、つらい思いが消えません」と涙ながらに語っていた。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200709030027.html
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