東京電力は18日、新潟県中越沖地震の影響で柏崎刈羽原発6号機から海に放出された放射能量の推定値について、これまでの約6万ベクレルから約9万ベクレルに訂正し、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。法令の限度は下回っている。担当者のデータ転記ミスが原因とみられ、保安院は同社に厳重注意した。
保安院と東電によると、放出された放射能量は、排水タンクにあった水の放射能濃度から計算して推定するが、同原発の担当者が16日、測定器から打ち出された数字を誤って転記し、一部の放射性元素の濃度が計算に含まれていなかった。
東電が17日夜に再点検したところ、18日になって誤りが確認されたという。同社は訂正後の放出量も、法令限度の約10分の1程度で、外部環境への影響はないとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20070718-00000097-jij-soci
柏崎市長、柏崎刈羽原発に緊急使用停止命令
新潟県中越沖地震で火災発生などのトラブルが多発した東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)について、会田洋・柏崎市長は18日、消防法に基づく緊急使用停止命令を出した。稼働再開に向けた安全性が確認できないと判断した。1―7号機のすべてが対象で、同日午前同社の勝俣恒久社長を市役所に呼び、伝えた。
同原発を巡っては、甘利明経済産業相が17日、安全が再確認されるまで運転を見合わせるよう異例の指示を出した。自治体による停止命令は異例で、運転再開に影響を与えるのは必至だ。
同市の消防などによると、17日に同原発構内を検査したところ、消防体制の不備や、地盤の傷みが判明。「火災が発生した変圧器以外の施設にも損傷の可能性があり、現状では安全性が確認できない」(同市長)として、全号機のタービン建屋内の貯蔵タンクや屋外タンク貯蔵所など、危険物を扱う施設を対象に使用停止を命じる。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt3/
20070718AS1G1801018072007.html

原発史上、最大の揺れを記録したとは言え、少々杜撰な感じしますね。東電は能登半島地震後の地元説明会で「柏崎刈羽原発の近くには、危険な断層などない」と堂々と説明していたようです。まあ、知らなかったことと思いますが、それでもねぇ。
ただ、こんな事態も予想されるようで。。。
柏崎刈羽原発停止、夏場の電力供給不安が現実に
東京電力の柏崎刈羽原子力発電所に対し、柏崎市が使用を停止する命令を出したことで、東電の夏場の電力供給に対する不安は現実のものになりそうだ。
東電は、最大電力を前年実績比で5.2%高い6110万キロワットと予想。予想外の猛暑となる場合に備え、予備力を7%弱加えた6527万キロワット分の発電ができる態勢を整えていた。
柏崎刈羽原発はこのうち、9月中旬まで定期検査で止まる予定の1号機を除く6基(計711.2万キロワット)がもっとも暑くなる8月にフル稼働状態に入っておく予定だった。これが使えないと、首都圏を含む東京電力管内の電力供給はかなりやりくりが難しい事態となる。
東電はまず、運転コストがかかることから休止している旧型の火力発電所を再立ち上げしたり、他電力から電力を融通してもらったりするなど、供給力確保に努める見通し。
さらに、電力需要は冷房需要が爆発的に伸びる暑い日の日中にピークとなるため、工場など大口の電力需要先にこの時間帯の操業をひかえてもらったり、消費者に節電を呼びかけたりする予定。
http://www.asahi.com/national/update/
0718/TKY200707180273.html
市町村が原発を止める。驚きです。
消防法と言う前代未聞の方法で原発を止めてしまいました。
会田洋市長、原発反対を訴えて当選したそうです。
杜撰な管理体制にストップをかけたのは市民の賢明な1票からなんですね。
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