モスクワで29日に開かれた第13回チャイコフスキー国際コンクールのバイオリン部門本選会で、日本の神尾真由子さん(21)=大阪府豊中市出身=が優勝した。
4年に1回開催される同コンクールは若手演奏家の登竜門として世界的に知られる。バイオリン部門で日本人が優勝したのは1990年の諏訪内晶子さん以来、2人目の快挙。演奏・声楽の4部門での日本人の優勝は4人目となる。
また、ドイツから出場した日系の有希マヌエラ・ヤンケさん(20)が3位になった。
優勝発表後、神尾さんは「本当にうれしい。このコンクールに自分が来るなんて思っていなかった」と喜びを語った。
神尾さんは4歳でバイオリンを始め、10歳の時にシャルル・デュトワ指揮の交響楽団との共演でデビュー。国内外の著名オーケストラと共演し、前評判が高かった。
ストラディバリ製作のバイオリンを使用。29日の本選では最後の奏者としてチャイコフスキーとシベリウスのバイオリン協奏曲を演奏した。
原田幸一郎氏や、ニューヨークの名門ジュリアード音楽院プレカレッジのドロシー・ディレイ氏らに師事。桐朋女子高を経て、現在はスイスのチューリヒでザハール・ブロン氏の指導を受けている。
バイオリン部門では2回の予選の後、神尾さんら6人が本選に進んでいた。
同コンクールでは98年に声楽で佐藤美枝子さん、2002年にピアノで上原彩子さんが優勝している。
昨年は会場となるモスクワ音楽院が改修中で延期され、今回は5年ぶりの開催となった。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/
im20070630SSXKG001930062007.html

神尾 真由子
(かみお まゆこ、1986年6月12日 - )大阪府豊中市出身のヴァイオリニストである。
生い立ち
日本での幼少時代
4歳の時からヴァイオリンを始め、里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博に師事した。1996年、第50回全日本学生音楽コンクール全国大会小学校の部において4年生で第1位を獲得し、1997年3月、オーチャードホールで、シャルル・デュトワ指揮NHK交響楽団とラロ「スペイン交響曲」を共演してわずか10歳でソリストとしてデビューした。
初めての国際コンクール出場とアメリカ留学
1998年、ユーディ・メニューイン国際コンクール・ジュニア部門で最年少の11歳で入賞した。2000年、ニューヨークへ留学し、アスペン音楽祭、ジュリアード音楽院プレカレッジでドロシー・ディレイ、川崎雅夫に師事した。そして、54か国から422人が参加したヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディションで第1位を獲得した。2001年8月、サントリーから1727年製ストラディヴァリウス(以前ヨーゼフ・ヨアヒムが所有、使用していたもの)を貸与されて弾き始めた。
帰国
2002年4月、日本に戻り、桐朋女子高等学校の初の特待生となり、原田幸一郎に師事した。2002年4月にはアリオン賞を受賞、2003年には第13回出光音楽賞を受賞した。また、18歳になる2004年にも国際コンクールに出場し、モンテ・カルロ・ヴァイオリン・マスターズで優勝、ダヴィッド・オイストラフ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位を獲得した。
現在
20歳を迎えた2006年、第5回モントリオール国際音楽コンクールに出場したが、第5位にとどまった。アスペンのマネージメントにより演奏活動を行っている。また、チューリヒ音楽演劇学校でザハール・ブロンに師事し、研鑽を積んでいる。レコーディングはまだ行っていないようである。2007年6月には4年に1度開催される若手演奏家の登竜門であるチャイコフスキー国際コンクール第13回大会のヴァイオリン部門で優勝(日本人女性がヴァイオリン部門で優勝したのは1990年の諏訪内晶子以来2人目)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%B0%BE%
E7%9C%9F%E7%94%B1%E5%AD%90
コンテストの模様がYouTubeにありました。
音質はイマイチですが、ご堪能ください。
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