英国人女性ルーシー・ブラックマンさん(当時21歳)ら女性10人に乱暴し、うち2人を死亡させたとして、準強姦(ごうかん)致死や死体遺棄などの罪に問われた会社役員、織原(おばら)城二(54)の判決が24日、東京地裁であった。
栃木力裁判長は、起訴された10件の事件のうち9件については有罪と認め、織原被告に求刑通り無期懲役を言い渡した。しかし、ルーシーさんの事件については、「事件についての直接的な証拠は一切ない」と述べ、無罪とした。判決の言い渡しは24日夕刻まで続く見通し。
織原被告は1992年2月〜2000年7月の間に、女性10人を神奈川県逗子市のマンションに連れ込み、クロロホルムなどの催眠導入剤を入れた酒を飲ませて意識を失わせた上で乱暴し、薬物の作用などによりルーシーさんら2人を死亡させたとして起訴された。ルーシーさんの遺体については、電動チェーンソーなどで切断し、同県三浦市内の洞窟(どうくつ)に埋めたとして、死体遺棄などの罪に問われていた。
織原被告は、10件の準強姦のすべてについて否認。特にルーシーさん事件は他の事件と違い、乱暴の様子を映したビデオテープなどが見つかっておらず、「別に真犯人がいる」などと主張。弁護側も「ルーシーさんの死因を明らかにする証拠や、織原被告と死体損壊や遺棄を結びつける証拠はない」として無罪を主張していた。
これに対し、検察側は〈1〉ルーシーさんが行方不明になった直後に、織原被告がチェーンソーを購入した〈2〉織原被告の自室内からクロロホルムなどの薬物や他の被害者を撮影したビデオテープなどが押収された――などの状況証拠から、「織原被告の犯行であることは明らか」と主張していた。
判決は、ルーシーさん事件について、「死体損壊と死体遺棄について、被告が何らかの形で関与したことは疑いがない」と指摘。しかし、「単独で実行したとも認められない上、被告がいかなる関与をしたかも分からない」とし、準強姦致死を含め「直接的な証拠は一切ない」と述べた。
一方、判決は、他の9事件については、織原被告の有罪を認定した。
92年2月、オーストラリア人女性カリタ・リジウェイさん(当時21歳)をクロロホルムで意識を失わせて乱暴し、劇症肝炎で死亡させた事件について、判決は〈1〉押収されたビデオテープに意識のないカリタさんに乱暴している記録が残り、クロロホルムの瓶も映っている〈2〉クロロホルム以外に劇症肝炎を発症する原因は見当たらない――などの理由から、「織原被告の犯行は疑いを入れることなく認められる」と述べた。
また、他の8人に対する準強姦などについても、ビデオ映像などから織原被告の犯行を認めた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/
20070424it02.htm?from=top
「無罪」どよめく法廷 ルーシーさん事件
「公訴事実中、ルーシー・ブラックマンに対する点は無罪」――。女性10人に対する連続準強姦(ごうかん)事件。東京地裁の栃木力裁判長は24日、織原城二被告に女性9人に対する犯罪事実を認定して無期懲役を言い渡す一方、ルーシーさん事件については無罪を言い渡した。犯行場所や死因も特定できないまま、状況証拠を積み重ねて立件へと踏み切った検察側の構図は崩れ去った。傍聴していたルーシーさんの父親や、捜査に当たった警視庁幹部は無念をにじませた。
◇父、裁判官を見据え
午前10時、東京地裁104号法廷。織原被告は栃木裁判長の正面にしつらえられた被告人席で判決に臨んだ。ルーシーさんの父ティム・ブラックマンさんは紺のスーツに黄色のネクタイ姿。傍聴席の最前列に座った。
「主文、被告人を無期懲役に処する」
織原被告は微動だにしない。そして、栃木裁判長はこうつけたした。
「ルーシー・ジェーン・ブラックマンに対するわいせつ誘拐、準強姦致死、死体損壊・遺棄の点については、無罪」
傍聴席がどよめく。ティムさんは首をふり、裁判長を見据えた。
「(織原被告は)謝罪も反省もしていない」。ティムさんは、判決前の英メディアなどの取材にこう語っていた。
ルーシーさん事件について織原被告は「暴行はしていない。死体を切断したり、埋めたりもしていない」と無罪を主張。ほかに犯行にかかわった可能性のある人物がいると実名をあげていた。
織原被告は、ルーシーさんのほか、死亡したオーストラリア人女性を含めた9人への準強姦で有罪とされた。
被害者の女性の多くが六本木などのクラブホステスだった。織原被告は資産家を父に持ち、英語を流暢(りゅうちょう)に話す。高級外車で夜の街に現れ、支払いはいつも現金。女性たちを海沿いのリゾートマンションへ誘った。
織原被告は昨年12月、結審にあたり東京地裁に提出した陳述書で被害者の「落ち度」に言及。「女性にプレー代を支払った。性行為の承諾を得ていた」と強調した。
被害者のうち生存している8人には数百万円ずつを「迷惑料」名目で提供した。引き換えに、代理人を通じ「告訴を取り下げる」「刑事罰を求めない」との上申書に署名するよう求めた。
織原被告は女性たちが告訴取り下げに同意した以上、検察が立証の根拠とした捜査段階の調書は証拠として採用すべきではない、と裁判所に求めた。
被告は、有利とみた事実については冗舌だが、不利な事柄からは距離を置いた。
ルーシーさんの母親が意見陳述する際に織原被告は拘置所の部屋で洗面台にしがみつき、裁判所へ移送しようとする係官に抵抗した。母親は「これで被告が有罪と確信した」と語った。
有罪認定された女性9人の事件では、犯行の様子を撮影したビデオが有力な証拠となったが、ルーシーさんの事件はビデオが存在しない。判決は「死体損壊・遺棄への関与は疑いがない」と言及しながらも、核心部分についての立証が不十分と判断したと見られる。
http://www.asahi.com/national/update/
0424/TKY200704240263.html
TIMES ON LINE と言う英国紙の訳です。
その風変わりな人生を通して自分自身で様々なアイデンティティを作り上げてきた織原城二はカメラを避けてきた。4年の果てしない裁判を経た今日でさえ、織原の映像は2つしかない。1枚目は1970年代初期の織原が東京の大学生であったとき:内気な微笑、若々しい肌、まったく堕落していない青年。二枚目は、織原が先月、東京地方裁判所で会われた時の法廷画家によるスケッチ:薄くなった黒い髪、まだらの山羊ひげ、しわくちゃの黒いスーツ、2人の警備員が傍らに並んでいた。
それは、日本のバブル経済の比喩のように見える。大学と裁判の間の30年、織原城二は財産を相続したが、今日では1億2200万ポンドの債務がある。織原は、卑しい移民の息子からエリートの一員になり、現在は連続強姦魔として公判中だ。そして、贅沢三昧で過度の浪費の日々、何でも買うことができた、喜び、地位、法律の免責、とりわけ、女性の肉体。
織原は1952年に大阪で韓国人の両親のもと金聖鐘(キム・スンジョン)として生まれた。
父親は貧しい移民だったが、タクシーと不動産、パチンコで財産を築いた。15才のとき、金聖鐘は、東京の名門私大、慶応義塾大学の高校に行かされ、そこで、政治と法律を学んだ。このころ、外科手術で目を大きくして東洋人らしさを軽減し、新しい日本名、星山聖鐘(記者注:星山聖二の誤りか?)に名前を変えた。
聖鐘が17才のとき、父親はヤクザつまり日本のマフィアがらみの怪しげな状況で香港で死んだ。聖鐘は、二人の兄弟と莫大な遺産を相続し、21才で、またしてもアイデンティティを変えた。つまり、日本の国籍と織原城二という名前を得た。
織原を知っている人々は、奇妙な生い立ちが織原の個性を形作る上で何らかの役割を果たしたと確信している。若くして突然父親を失った亡命者の子供。家族から離れ、名前とその顔さえ変えた。そして、一生働かなくてすむほど裕福・・・孤独と順応障害の可能性が
あるのは明らかだ。しかし、織原より苦しんだ多くの人がいる。
日本の雑誌の報告によれば、織原は1980年代初期に性的に略奪する性質を表し始めたという。2000年10月に逮捕されたとき、織原の性的冒険のビデオは200個にのぼったという。
これらがほぼ20年の間なので、おそらく1年につき平均10人以上の女性を強姦したと思われる。
織原と彼の弁護団は先月、ルーシーが薬の飲みすぎで死んだ麻薬常用者であると主張した。
原告側はルーシーを殺した薬が織原に飲まされた睡眠薬のロフィプノールとクロロホルムであったと主張している。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/
news4plus/1124383878/-100
「胸が張り裂ける思い」=英メディアも高い関心−ルーシーさん母
東京地裁がルーシー・ブラックマンさん事件で織原城二被告に無罪を言い渡したことについて、ルーシーさんの母ジェーン・スティアさんは24日、英イングランド南東部ケント州の自宅で英メディアに対し、「最も恐れていた事態が現実になった。胸が張り裂ける思い」と心情を吐露した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20070424-00000164-jij-int

今朝のニュースで、織原城二はルーシーさんの家族に1億円渡してるそうだ。「お悔やみ金」だそうだ。一切手を下していないと主張する相手に1億もの金を渡す。
しかし裁判所は無罪と判決を下す。
真実は何処に???
織原社長って???
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