滋賀県長浜市で昨年2月、同市立神照(かみてる)幼稚園に通う武友若奈ちゃん(当時5)と佐野迅ちゃん(同)を殺害したとして、殺人などの罪に問われた中国籍の鄭永善(てい・えいぜん)被告(35)の初公判が2日、大津地裁(長井秀典裁判長)で開かれた。鄭被告は罪状認否で「砂人形を刺した。血も出ていない。殺人ではない」と述べ、殺人罪についての起訴事実を否認した。
裁判では、鄭被告の責任能力の有無が最大の争点となる。弁護側は公判前整理手続きで、「当時は心神喪失か心神耗弱状態だった」と責任能力を否定し、精神鑑定を請求した。検察側は、逮捕後の詳細な供述などから刑事責任を問えると判断し、起訴した。
被告は逮捕後、「長女が仲間はずれにされていると思った。このままでは長女が駄目になると思い、身近な子どもを殺した」と容疑を認めたが、起訴後は「知らない男が刺した」と犯行を否認。弁護側は公判前整理手続きで、不安定な言動をする鄭被告との意思疎通が困難で「被告と十分な打ち合わせができない」と明かし、検察側の提出した供述調書など大半の証拠に同意しなかった。
このため、検察側は鄭被告が犯人かどうかという点からの立証を迫られた。公判では、犯行現場を唯一目撃し、「お母さんが包丁でたたいてた」と述べたとされる被告の長女(6)を含む37人の証人調べをし、並行して鄭被告の精神鑑定が進められる。判決は10月16日に言い渡される見通し。
起訴状などによると、鄭被告は、グループ通園の当番だった昨年2月17日朝、若奈ちゃんと迅ちゃん、長女を車に乗せ、通園路から大きく外れた同市相撲(すまい)町の農道で2人を殺害したとされる。
http://www.asahi.com/national/update/0202/OSK200702020020.html
昨日の読売の記事
滋賀2園児殺害あす初公判、鄭被告の責任能力が争点に
滋賀県長浜市で昨年2月、市立神照(かみてる)幼稚園児の武友若奈ちゃんと佐野迅(じん)ちゃん(ともに当時5歳)が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた中国籍の鄭永善被告(35)の初公判が2日、大津地裁で開かれる。
鄭被告は捜査段階で犯行を認めていたが、公判前整理手続きで「私は犯人ではない」と否認。弁護側は「鄭被告との意思疎通が困難で、被告が犯人かどうかも含めて、犯罪事実を争わざるを得ない」とし、犯行当時、心神喪失状態だったと争う構えで、責任能力の有無が争点になる。
2〜3月に計10回の集中審理を、弁護側が請求した精神鑑定と並行して実施。弁護側が、遺族らの供述調書など約70点の証拠採用を認めなかったため、遺族や鄭被告の家族、幼稚園の教諭らに対する証人尋問が行われる。
判決は10月16日の予定。
◇
2園児の両親は1日、今も癒えぬ悲しみをつづった手記を県警を通じて発表した。要旨は次の通り。
間もなく裁判が始まります。被告人は罪を認める事もなく、反省の色も見えないと聞きました。かけがえのない大切な娘の命を奪った被告人を一生許す事はできません。極刑を望んでいるだけです。献花台にお供えをしていただきありがとうございました。若奈も天国で喜んでいると思います。
武友利光・美晴
どうして、命を奪われなければならなかったのか、怒りと憎しみの思いでいっぱいです。
弁護士の不同意で、調書を裁判官に見てもらう事が出来ないと知り、なぜ、殺人を犯した相手側の主張を受け入れなければならないのか、理解できません。精神鑑定で責任能力を問う必要性にも疑問をもっています。罪が軽減される理由や無罪になる理由が無いはずです。私たちが望む判決は、ただ一つしかありません。励ましをいただきありがとうございました。
佐野正和・美代子
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070201icw4.htm

もうあれから1年が経つのですね。
今日は珍しく大津は雪だそうで。。。
弁護側はあくまで心神耗弱で争うつもりのようですね。。。
この件に関する過去記事
http://zara1.seesaa.net/article/16815045.html
http://zara1.seesaa.net/article/16815041.html
http://zara1.seesaa.net/article/16815039.html
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