国土交通省は25日、分譲マンションやホテルを展開する「アパグループ」が建設した京都市のホテル2棟で耐震強度不足が見つかったと発表した。京都市によると、構造設計を担当した富山市の1級建築士は、うち1棟での構造計算書の改ざんによる耐震強度の偽装を認めたとしているが、建築士は朝日新聞の取材に偽装を否定した。耐震強度は基準の1に対し0.71と0.79で、いずれも改修工事が必要。同市は、すみやかにホテルの使用を禁止し、改修工事を求める是正勧告書を出した。国交省は建築士の処分を検討する。
国交省によると、強度不足があったのは、京都市にある「アパヴィラホテル京都駅前」(10階建て)と「アパホテル京都駅堀川通」(地上11階、地下1階建て)。耐震強度はアパヴィラホテル京都駅前が0.71、アパホテル京都駅堀川通が0.79。いずれもの田村水落設計(富山市)の水落光男・1級建築士が構造設計をし、03年8月に民間検査会社の京都確認検査機構が建築確認をした。
昨年6月に田村水落設計の関与した埼玉、千葉県のマンションで構造計算書の差し替えが判明したことから、同省が関係自治体に同社の関与物件42件の調査を求めたところ、京都市のホテル2棟で耐震強度の不足が判明したという。
京都市の調べによると、アパヴィラホテル京都駅前の構造計算書には意図的に改ざんした個所があり、アパホテル京都駅堀川通の構造計算書には設計図との不整合があったという。京都市が、構造設計を担当した建築士から聞き取りをしたところ、アパヴィラホテル京都駅前での偽装を認めたという。
構造設計をした1級建築士は、社団法人日本建築構造技術者協会(東京)が「建築構造士」と認定する構造設計の専門家。朝日新聞の取材に対し、「確認申請した構造設計を工事の途中で無届けで変更したが、強度を偽装したことなどない。京都市には強度が1.5近くあると説明した」と話している。

アパヴィラホテル京都駅前

アパホテル京都駅堀川通
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200701250024.html
耐震偽装事件、第2幕の始まりか???
アパヴィラホテル京都駅前
http://www.apahotel.com/hotel/ah_kyotokarasuma/index.html
アパホテル京都駅堀川通
http://www.apahotel.com/hotel/ah_kyotoekihorikawa/index.html
アパグループのHP
http://www.apa.co.jp/
昼のニュースで、田村水落設計の物件を引き続き調査とは言ってましたが、そこまでで「トカゲの尻尾きり」かも。。。
上記アパグループのHPにお詫びと題された文章が出てました。
各位
一連の報道における弊社物件の構造計算問題につきまして、お騒がせいたしておりますことを、まずもって深くお詫び申し上げます。
今般、アパヴィラホテル<京都駅前>およびアパホテル<京都駅堀川通>について、建物の構造に一部不適合な部分があることが判明いたしましたので、行政指導に基づき速やかに営業休止し、補強工事を実施することになりました。当該ホテルのお客様を始め、皆様には多大なるご迷惑をおかけしますことを、重ねてお詫び申し上げます。新規のご予約はお断りしておりますが、既にご予約をいただいていたお客様に対しては、当該ホテルの営業再開をするまでの間は、アパグループのホテルおよび代替宿泊施設の代金については弊社負担とさせていただく等、誠心誠意対応させていただきますので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。なお、既に相当数のお客様に宿泊のご予約をいただいており、営業再開までの代替宿泊をすべてアパホテルグループで対応することは困難な状況ですので、京都地区の同業者の皆様にはご協力いただけますよう切にお願い申し上げます。
また、同一の構造設計士が担当したホテルにつきましては、他に6 件(アパヴィラホテル<名古屋丸の内駅前>、アパホテル<神戸三宮>、アパホテル<日本橋駅前>、アパホテル<金沢中央>、アパホテル<京都駅前>、アパホテル<天王寺駅前>)あり、5 件は確認検査機関において安全性の再確認を行いました。アパホテル<京都駅前>については、特定行政庁にて再確認がされる予定です。
以下に、その他の物件の安全再確認の状況について、ご報告させていただきます。
まず、アパガーデンパレス<成田>およびアップルガーデン<若葉駅前>につきましては、平成18 年5 月31 日に弊社ホームページにて状況を公表して以来、7 ヶ月を超える時間をかけて問題解決に注力してまいりましたが、誠に遺憾ながら、未だ解決に至っておらず、ご契約者の方々とは、平成18 年11 月迄にすべて合意解約をさせていただきました。
アパガーデンパレス<成田>につきましては、5 棟のうち4 棟までは安全性の再確認が完了し、残り1棟の構造計算の考え方についての最終判断を特定行政庁に委ねているところです。今後はその指導に基づき、早期解決を図るように対応いたします。
アップルガーデン<若葉駅前>につきましては、6 棟のうち2 棟までは安全性の再確認が完了しましたが、残り4 棟については、未だに構造設計士と確認検査機関との間で一部見解の相違が解消せず、完了が遅れている状況です。今後は構造設計士の見解についての最終判断を、特定行政庁に委ね、その指導に基づき、早期解決を図るように対応いたします。
同一の構造設計士が担当した工事中のマンションは、上記以外に4 件(アパガーデンズ<東三条>イーストコート、アパガーデンズ<砺波駅前>、アップルガーデン<イースト>、アップルガーデン<ウエスト>)あり、うち3 件は確認検査機関で安全性の再確認が完了しましたが、アパガーデンズ<東三条>イーストコートにつきましては検証継続中です。
同一の構造設計士が担当した完成済マンションにつきましても、自主的に安全性の再確認を行い、完了したものから順次、管理組合に結果を通知していきます。今後、安全再確認作業の結果、補強工事等が必要と判断された場合は、管理組合と協議のうえ、責任をもって対応させていただきます。
今後とも、コンプライアンス重視の経営に努めるとともに、安全再確認を進め、その結果を適宜公表してまいりますので、ご理解くださるようお願いいたします。
平成19 年1 月25 日
アパグループ
代表元谷外志雄
http://www.apa.co.jp/owabi070124.pdf
この文面からだと、あくまで責任は設計者にあるということですな。
最新記事
http://zara1.seesaa.net/article/32199891.html
http://zara1.seesaa.net/article/32090794.html
関連記事
http://zara1.seesaa.net/article/26453009.html
http://zara1.seesaa.net/article/25993798.html
http://zara1.seesaa.net/article/25826020.html
http://zara1.seesaa.net/article/25707774.html
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
クリックしていただけるとありがたいです。
人気blogランキングへ
ブログランキング ブログ村
http://blog.drecom.jp/tkaw_kio/archive/737
【耐震偽装事件の最新記事】


















そして、疑いがある設計事務所がどこなのかも、すでにマスコミは掴んでいると思います(情報は提供済だからです)。