宮崎県の出直し知事選(21日投開票)で初当選した元タレントの東国原(ひがしこくばる)英夫(そのまんま東)氏(49)は、当選から一夜明けた22日午前、県庁で記者会見に臨んだ。
続いて、県幹部から説明を受けるなど、「新知事」としての活動を開始した。23日に初登庁するが、立て直しを託された県政には、入札制度改革のほかにも、財政の立て直しや議会対策、鳥インフルエンザ問題への対応など難問が山積している。異色の新知事を迎える県職員らの間では、期待と不安が交錯している。
東国原氏は会見で、マニフェスト(政権公約)に掲げた入札制度改革については「指名競争入札は廃止する。一般競争入札では電子入札、郵便入札を導入し、透明化を図る」と断言。また、「裏金を作っていないか全職員に問いかける」と方針を説明した。さらに「県財政は厳しい。知事の報酬を20%カットしたい。経費節減のため、知事室ではパイプいすなどを使うことや、公用車廃止も検討している」と話した。
また、かつてのタレント知事と比較されることについて、「宮崎に骨を埋める覚悟でタレントを辞めて帰って来た」と述べた。
県庁では、職員たちが早くも「東国原知事」のもとで、県政を立て直す準備を始めた。
官製談合事件に伴う前知事の辞職に伴い、知事職務代理者を務める坂佳代子副知事は、「東さんの当選を心からお祝い申し上げたい。まずは県政の信頼回復に努めてほしい」と述べたが、「東」を「あずま」と言い間違え、苦笑いする場面も。
官製談合事件で逮捕された県幹部は前知事を含め7人。逮捕された前部長の後を継いだ野口宏一・土木部長(48)は「入札の透明性、競争性を高めることに尽きる。県民が安心できる土木行政をともにやっていきたい」と述べた。
政党に頼らない選挙を展開しただけに、県議会で東国原氏の“与党”議員はゼロ。坂元裕一議長(自民)は「芸能人の延長で仕事をしてもらっては困るが、政策論議を交わすことで、宮崎のイメージアップにつなげたい」と是々非々で向き合う考えを明かした。
減少傾向が続く宮崎県の観光業界。「みやざき観光コンベンション協会」の中馬章一・専務理事は「観光再生について大きく取り上げてくれていた。積極的に情報を発信してくれると思う」と期待を込めた。
◇
◆おことわり そのまんま東氏が知事としては本名での活動を希望していることなどから、東国原英夫氏と表記し、当分の間は本名の後に(そのまんま東)を付記します。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070122it04.htm?from=top
そのまんま東、圧勝も前途多難…早くも短命の声
7万票以上という予想外の大差で当選を果たしたそのまんま東氏(49)=本名・東国原英夫。「県民は家族」と言い切る熱意が、当初は“泡沫(ほうまつ)”扱いだった同氏を逆転勝利に導いたが、県政関係者からは「大学での勉強と生身の行政は別」などとやっかみの声が。オール野党の議会に面従腹背の県職員…。完全アウエー状態の県庁に乗り込む東氏だけに、「短命に終わるのでは…」といった見方も出始めている。
【陣営も唖然(あぜん)】
投票締め切り直後の21日午後8時3分。NHKがテロップで「東氏当確」を流すと、会見場の宮崎市内のホテルは大混乱に陥った。
地元では、県紙の宮崎日日新聞が「午前0時すぎ当落確定」と報じるほどの混戦とみられていたためで、陣営も大勢が決するのは午後10時すぎと想定。約150席用意されたイスに対し、支援者はわずか40人ほどでの寂しい第一報だった。
その十数分後、「よくやったぞ!!」などの大歓声が上がるなか、東氏が登場。「1カ月間、宮崎を変えなくちゃいかんと訴えてきた。その思いが伝わった証左で、ここに立たせてもらえた。親愛なる宮崎県民のみなさん、私の家族である宮崎県民のみなさん、心より御礼申し上げます」と感極まった様子で一段と深くお辞儀。
さらに、「宮崎県史で続いていた保守的な県政は今日変わる、いや、変えます。今日が歴史の分岐点。感動しております」と絶叫した。
【不安】
選挙では圧勝した東氏だが、県政への信頼回復や財政再建など課題が山積する中、23日の初登庁後は「オール野党」といった荒海に船出することになる。
ベテラン県議がつぶやく。
「たしかにしがらみはないかもしれないが、中央官庁とのパイプもなければ、政財界の人脈もない。新鮮味はあるが、公共事業など、行政の継続性を考えるとしばらくは混乱がおきるだろう」
さらに東氏が誓った「マニフェストを実行できる組織づくり」の点にも首をかしげる。
「東氏は県庁内に人脈もなく、幹部の経歴どころか顔も良く知らないはず。その中で誰かにアドバイスをもらわなければ人事もできないが、そのアドバイスをもらう相手をよくよく吟味しないと、ただの側近政治になり、出だしからつまずく恐れがある。『東が知事になるなら、県を辞める』と話す県幹部職員もいる」と指摘する。
最初の人事を間違えると、不満分子が生まれ、今後の火種になるというわけだ。
さらに、脇の甘さを指摘する声も。
地元記者は「談合が原因で選挙になったのに、出馬表明後に談合容認とも取れる発言をして後日訂正するように、無駄な騒動を起こしかねないところがある。2人連続で知事が任期途中で退任てことにならなければよいですが…」と声を潜める。
【田中県政の二の舞い?】
オール野党での船出という点では、東氏は平成12年に長野県知事に当選した田中康夫氏と同じ境遇となる。
当初、「脱ダム宣言」などで圧倒的な支持を得ていた田中氏だったが、事あるごとに県議会側と対立。結局、県議会に不信任案を可決されたが、失職後に再選。しかし、県議会とのゴタゴタ続きが嫌気されたこともあり、昨年8月に行われた3度目の選挙で落選する結果となった。
ある自民党関係者はこう指摘する。
「議会側と決定的に対立すれば、東氏も田中氏と同じ運命をたどる可能性が強い。かといって、議会側に妥協して改革を停滞させることになれば、有権者の間に一気に失望感が広がるはず。東氏に対する期待が強いだけに、今後のかじ取りは難しいだろう」
さらに、永田町有力筋の1人はこう囁く。
「今後は本人の行動はもちろん、周りの人脈などについても厳しいチェックが行われていく。週刊誌でも某政治結社の幹部との関わりなどが指摘されていたが、知事になるといろいろな人物が接触してくる。そこを誤るとスキャンダルとなってしまう」
県民の熱い期待を背負った東氏だが、果たしてどのような手腕を見せるのか。
■政治評論家の屋山太郎さんの話
そのまんま東氏の当選は保守王国にはびこっていた談合体質、官僚政治に風穴を開けた。(同じタレント知事だった大阪府の)横山ノック氏は政治家として素人だったが、東氏は大学で地方自治を勉強しただけあって、政治感覚はノーマル。言うことが的確で、陽気な性格も県民にウケるのでは。義理やしがらみもないから、逆にやりやすい。勇気を持って正しいことを呼びかけ、真面目にやっていれば、改選を控えた県議会も何でも否決するわけにはいかなくなるのではないか。
■評論家の佐高信さんの話
玄人という県政の専門家が、実は汚職の専門家というのを見せ付けられたので、県民はピンクスキャンダルがあっても素人を選んだのではないか。ただ、素人であればあるほど、専門家である県の職員に取り込まれる危険も大きい。故青島幸男元都知事と同じようにならないことがこれからの課題。素人の強みは田中康夫前長野県知事のように何でも県民にオープンにすることしかない。県民は汚職の連鎖を断ち切ることしか期待してないのだから、1期で辞めるのが望ましい姿ではないか。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007012204.html
安倍首相は負け惜しみ。。。
宮崎県知事選:「地方選挙と参院選は別」 安倍首相
安倍晋三首相は22日昼、宮崎県知事選で無所属新人のそのまんま東氏が当選したことについて、首相官邸で記者団に「明るく県政を立て直してもらいたいという県民の期待があったのだろう。期待に応えて県政の改革に取り組んでもらいたい」と語った。夏の参院選への影響に関しては「地方選挙と参院選は別だ」としたうえで、「参院選には結果を出し、国民に目指すべき方向を示しながら正攻法で臨む考えに変わりない」と述べた。
また、塩崎恭久官房長官は同日の記者会見で東氏当選について「談合事件がなくなるよう県民の声をしっかり受け止め、改革にいそしんでもらいたい。特に県政への信頼回復をどう図るのかが大事な役目ではないか」と語った。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/
20070122k0000e010049000c.html
参院選でほえ面かかないようにね。

そのまんま東氏後援会HPに当選お礼、違反指摘で削除
東国原氏の後援会「そのまんま会」のホームページに22日未明、「東を県政に送ることができました。心より御礼申し上げます」などとお礼の文言が掲載されていたことがわかった。
公選法では、当選あいさつで文書を掲示することを禁じており、県選管は後援会に「法に触れる恐れがある」と指摘。後援会は22日午前10時ごろ、文言を削除した。
後援会の広報担当者は「後援会は素人集団。公選法を知らないスタッフが載せてしまった」と釈明している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070122i404.htm
まあ、この辺はご愛嬌ってことで。。。
そのまんま東オフィシャルサイト
http://www.sonomanmahigashi.net/
マニフェストは↓
http://sonomanmakai.net/manifest/
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
クリックしていただけるとありがたいです。
人気blogランキングへ
ブログランキング ブログ村

















