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2007年01月20日

密林生活18年 野人保護

カンボジアの密林で野生化、18年ぶり娘を発見

 カンボジア北東部のラタナキリ州で、18年前に消息を絶っていた女性(27)が、19日までに保護された。ジャングルでの生活が長く言葉はほとんど話せず、全裸で動物のように4本足で歩くなど“野生化”しているという。女性は1989年、水牛の世話で外出したまま行方不明となっていたが、今月13日、同州の村で米を盗もうとしているところを発見された。腕の古傷の位置が一致することなどから女性は地元の警察官(45)の娘とみられている。

 9歳で行方不明となった少女は、18年後、野生化した“獣人”になっていた。

 保護されたのは、ロチョム・プチエンさん。長いジャングル生活で、人間の言葉もほとんど話せなくなっていた。自分の腹をたたいて空腹を伝えたり、衣服を着せてもビリビリと引き裂いてしまう始末。起きているときは、ただ座って左右をキョロキョロ見回し、家族のすきを見ては衣服を脱ぎ捨て、ジャングルに戻ろうとするという。

 ロチョムさんは89年、ラタナキリ州で家畜の水牛の群れを世話するために外出したまま消息を絶った。同州周辺では当時、子供たちが行方不明になる事件が多発。ポル・ポト派の残党が関与しているともうわさされていた。

 それから18年。今月に入って、畑の作物や弁当がなくなるのを不審に思った村人たちが付近を見張っていた。そこへ今月13日、ロチョムさんが再び米を盗みに素っ裸で現れた。村人たちが捕らえようとしたところ、地面の米粒を拾って食べようとしていたという。

 ロチョムさんはほとんど言葉を話せないため、18年間ジャングルでどのように暮らしていたかは分かっていない。地元警察は「半分が人間で、もう半分が獣のようで、言葉を全く話さず、昼間は眠り、夜は目を覚ましている」と話している。

 奇妙なニュースは、すぐに“父親”の耳にも届いた。地元警官の男性が「行方不明になった娘に違いない」と名乗り出た。右腕に残っていた傷跡などから、「娘と確信した」と話しているという。今後、親子関係を確認するため、警官夫妻とロチョムさんのDNA鑑定を実施する。

 現在、ロチョムさんは“父親”が引き取り、世話をしている。ロチョムさんの“弟”は「傷跡を見てすぐに姉と分かった。しかし、話している言葉は意味が不明で、コミュニケーションが取れない」と語っている。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070120-OHT1T00105.htm


カンボジアで野人保護

 カンボジア北東部のラタナキリ州で18年前に行方不明になった女性(27)が発見され、19日までに保護された。州内の村で食料が盗まれる被害が相次ぎ、村人が警戒していたところに全裸で現れ、盗みを働いた。女性はジャングルで暮らしていたとみられ、言葉は話せない。日中は眠り夜に活動したり、腹をたたいて空腹を伝えるといい、地元警察は「半分人間、半分動物のようだ」としている。

 カンボジアからの報道によると保護された女性はロチョム・プチェンさん(27)。89年、ラタナキリ州の村で家畜の水牛の群れを世話するために外出したまま行方不明になっていた。

 女性が発見、保護されたのは今月13日。同州の村では食料が盗まれる被害が相次ぎ、村人らが見張っていたところに全裸で現れ、米などを盗もうとしたという。村人らが保護し、地元警察に引き渡した。

 地元警察などによると、げっそりとやせた女性の全身は黒ずみ、ボサボサの髪は足まで届いていた。動物のように4本足で歩き、口から出る言葉のような音は意味不明。シャワーを浴びせられることを拒み、奇声を発し、泣き叫んだという。日中は眠り、夜になると起きて活動。腹をたたいて空腹を伝えることもあるという。警察の広報担当者は「半分人間、半分動物だ」と話した。

 対面した女性の父親は「骨と皮だけ。目はトラのように赤く、サルのようにかがんで歩く」と驚いたが、顔の特徴から「ひと目見て分かった」。腕や背中などに本人と特定できる傷跡があったという。

 ラタナキリ州は北はラオス、東はベトナムに接し「野生動物の宝庫」と呼ばれる地域。ジャングルが広がり、毒ヘビやトラなど人間にとって危険な動物も生息しているといわれる。女性は言葉をほとんど話せないため、ジャングルでの生活の様子などは不明だが、厳しい環境を1人で生き抜いたとみられている。

 女性は両親ら家族との生活を再開。服を着せると引き裂いたり、家族のすきを見ては服を脱いでジャングルに戻ろうとしているが、次第に反抗的な態度が減っているという。父親は「普通の人間の生活に戻るのは大変だと思うが、彼女の人生はこれから。学校に通わせたい」と話している。

http://www.nikkansports.com/general/
p-gn-tp0-20070120-144750.html



yajinn.jpg


「半分人間、半分動物だ」

いくら18年間の密林生活とは言え、行方不明になったときは9歳。ある程度の分別はつく齢だ。なのにそこまで変わってしまうものなんだろうか?
そこまで変わらなければ生きていけない環境だったと言うことか。それとも行方不明に纏わる何か特殊な事情があったとか。。。行方不明になったころ、カンボジアは内戦状態だったはず。その辺が鍵を握ってるのか?


写真を見ると岡野に似ているか???

夕刊フジにこんな記事が。。。



カンボジアで発見の野生少女、本当に密林で生き抜いた?

専門家の間で様々な憶測…人間が監禁の可能性大

 カンボジア北東部のラタナキリ州で、18年前に行方不明になった少女が保護された。少女は18年間、1人でジャングルで過ごしていたと見られ、言葉も話せず、サルのように屈んで歩くという。まさに、ターザンを地でいくようなこの信じ難い話に、専門家の間でも様々な憶測が飛び交っている。

 AP通信によると、少女の名はロチョム・プチエンさん(27)。1988年、8歳のときに家畜の水牛の群れを追っていて行方不明になっていた。保護された少女は全裸姿で、髪は腰より長く、身体は垢まみれに汚れていたという。

 少女の父親は、腕に残った傷跡からひと目で自分の娘と確認。「かがんで歩く様がサルのようで、骨と皮しかない。目はトラのように赤い」と話している。この18年間、少女は一体どうやって生きてきたのか。

 「そもそも人間は離乳後も、親への依存度が高く、自立に時間がかかる動物。8歳の少女が1人、ジャングルで生き延びるなど考えにくい」と首をかしげるのは、動物行動学者の長谷川寿一東大教授。仮に自力で食糧を確保できるとしても、10代半ばを過ぎてからでないと難しいという。

 それでは、映画のように、動物に育てられたのだろうか。確かに、これまでも動物に育てられた子どもが発見されたという事例が各地で報告されている。とりわけ狼に育てられた少女2人の話は有名で、詳細なルポとともに写真も残っている。

 しかし、長谷川教授は「動物が育てたという可能性もなくはないが、その場合、家族意識が強い群れを成す動物に限られる。そういった意味では狼や猿が考えられるが、寒い地域に生息する狼がカンボジアにいるとは考えにくいですし、猿は木の上で生活するのでこれもあり得ない」と否定的な見解だ。

 そんな長谷川氏が示唆するのが、人間に監禁されていた可能性だ。

 「性的興味などの理由から、何者かが人里離れた場所に少女を監禁し、食糧を与える以外の一切のコミュニケーションを絶つなどの虐待を行っていた可能性は高い」

 事実、インドなどでは、そうした犯罪事例が報告されているという。

 いずれにせよ、少女が人間として社会復帰するのは難しいようだ。行動生態学者の狩野賢司東京学芸大教授は「言葉や記憶がぼんやりと戻ることも考えられるが、人間は他の動物に比べ、成長過程で得るものが大きい。8歳という大切な成長期に、対人コミュニケーションを絶ったのは大きい」と話す。狼に育てられた少女2人も、“人間”に回復する前に死亡してしまった。

 父親は「普通の人間に戻す」と話しているが、各方面の専門家がプロジェクトを組み、支援していく必要があるようだ。

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007012001.html



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