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2007年01月14日

Power For Livingって何だ?

米国発謎の「宗教団体」 日本で大キャンペーン

「Power For Living」という宗教関係の本を無料提供する、という大キャンペーンが始まっている。有名人を「広告塔」に、テレビのCMや大手新聞の全面広告をバンバン打ち、「いったい何か」と一般人を惑わせている。仕掛けているのは、米国のアーサーS.デモス財団という謎の団体だ。なにせ、本家アメリカのマスコミすら究明できないほどベールに包まれているのだ。

広告に日本ハムのヒルマン監督を起用

「世界中の何百万人もの人生を変えました」という触れ込みの「Power For Living」。この本には「あなたは神様にとって特別な存在です」「人間は誰でも心の中には、神様にどうしても頼らざるを得ない、小さな子供が潜んでいるのです」などということが書かれている。
10億円以上も投入されているという広告は、2007年1月7日から本格的に展開された。北海道日本ハムのヒルマン監督、フィギュアスケートのジャネット・リン元オリンピック選手など4人の有名人を「広告塔」として起用している。

テレビでは、「アメリカの慈善活動非営利団体として設立され世界各国で『Power For Living』を無料配布しています」というテロップが流れ、ヒルマン監督のCMバージョンでは、「私を幸運な男だという人もいる(中略) 少年時代。私が神を信じた時から、どんな試練も苦しいと感じたことはなかった」と語りが入り、申し込みのフリーダイヤルが表示される。ネットで申し込むこともできるが、本を申し込む場合には住所や電話番号という個人情報が財団に渡ることになる。

アーサーS.デモス財団とはいったい何なのか?米国の「タイム」誌が1999年12月8日号で特集した記事によれば、創始者はダイレクトメールを使った個人向けの生命保険、健康保険で大儲けしたアーサーS・デモス氏。設立は1955年となっている。

「我々はカルトではないが、何者であるかは言えない」
1979年にデモス氏がある牧師に「キリスト教の伝道を始めたい」と相談する。しかし、牧師は「宣教師はたくさんいるから、宣教師を支えるカネを持っている人が必要」とアドバイス、これが裏舞台での宗教活動を行うきっかけになった。
タイム誌記者が財団に電話取材すると「我々はカルトではないが、何者であるかは言えない」と言われた。さらに取材を申し込むものの「自分達を広報しないのが伝統だ」というファクスだけが来て、結局は「謎」のまま記事は終わっている。現在はキリスト教保守派(右派)の立場で、中絶反対、ポルノ反対、同性愛反対などの運動を強固に展開。さらに、現ブッシュ大統領の当選にも貢献したとされている。

ブログや掲示板を見ると、CMに不快感を訴えたり、反発する文章ばかりが目に付く。

「なぜ名前と住所が必要なのだ?」
「目的がよくわからないんですよ。本貰ってどうなの?」
「どんな団体かも明かさずにCMするのはキモイ。まあ、正体を隠して活動する連中にろくなのはいないよ」
「キリスト教原理主義とは一言で言うと聖書に畫かれている事は全て正しいとする考え方である(中略)こんな厄介な人達が作ったCMが神の國日本で流れている」
J-CASTニュースは、今回の広告を担当したマッキャンエリクソン日本法人に取材を試みた。
「私どもは何も言えません。Power For Livingのメディアコールセンターに問い合わせてください」
同社広報に電話番号を聞いて電話したところ、

「ここはプレスキットの郵送を受け付けるだけで、質問などに答えられる場所はどこにもありません」
だった。

http://www.j-cast.com/2007/01/13004863.html


1番最初にPower For Livingのことを知ったのはこの記事でした。


ナゾの団体、10億円CM攻勢…全国紙の大半“制覇”

聖書読め、中絶反対…キリスト教右派と関係深く

 数百万人の人生を変えたという本「パワー・フォー・リビング」を無料で進呈するという謎めいたテレビCMが、先週末から大量に放送中だ。7日には全国紙の大半に全面広告が出され、折込や雑誌広告にも大展開している。米国に本部を置く財団が世界各国で行ってきた巨大キャンペーンの一環で、ドイツでは「宗教色が濃すぎる」としてCMが放送中止となり、日本のテレビ局でも対応は二分している。秘密主義を貫く財団の正体とは?

 「10億円もの予算をかけて全国にスポットCMを大量に流す。日本ではまったく知られていない団体が、トヨタなどトップ企業と同レベルの広告費を投下すると、業界は騒然としている」(民放テレビ局営業)

 各局のCMを1カ月間ジャックし、新聞雑誌でも大展開するのは、米フロリダ州に本部を置く「アーサーS・デモス財団」という団体だ。

 広告塔は敬虔(けいけん)なキリスト教徒の4人。プロ野球・北海道日本ハムのヒルマン監督(44)、「久保田早紀」の名で「異邦人」をヒットさせた歌手の久米小百合さん(48)、音楽ユニット「m−flo」のverbalさん(31)、フィギュアスケート選手のジャネット・リンさん(53)。

 自らの宗教体験とともに、「パワー・フォー・リビング」という無料の本を勧め、取り寄せるための電話番号やホームページアドレスが表示される。

 実はこうしたキャンペーンは、これまで欧米でも行われてきた。米国では99年3月までの半年間で大統領選のメディア戦略をしのぐ33億円余が投じられた。ヤンキースのペティット投手や元ミスアメリカが本を勧めるCMは、CNNだけで1日50回流れ、「タイム」誌などの各雑誌や地下鉄駅にも広告が掲出された。

 無宗教者のために83年に書かれた「パワー・フォー・リビング」英語版は、134ページの冊子に例え話を織り交ぜ、「神はあなたを愛している」「人類は罪深い」「何人たりとも神を受け入れねばならない」などと訴える。聖書を読むよう勧め、妊娠中絶や喫煙、同性愛には反対の姿勢だ。

 01年末からはドイツでも英国人歌手、クリフ・リチャードさんらを起用して同様のキャンペーンが行われたが、キリスト教右派的な教えや秘密主義、新興宗教とのかかわりなどで批判が高まり、1カ月で放送禁止となった。

 同財団の創始者は、ダイレクトメールによる生命保険で財をなしたアーサーS・デモス氏。1955年に設立し、79年に同氏が亡くなると妻のナンシー氏が代表を引き継いだ。毎年のように全米で慈善団体の上位に名を連ね、資産額は600億円とも。テレビ宣教師やキリスト教系組織、同性婚や妊娠中絶に反対する法律事務所などに多額の寄付を行っている。

 米国の宗教事情に詳しいある教授は、「キリスト教福音派の中でも、中絶反対や進化論否定などを訴える右派と関係が深い財団。米国では福音派の保守的な価値観が盛り返し、ブッシュ大統領の当選にも貢献した」と説明。さらに同財団について「本を頼んだ後にしつこく勧誘されるようなケースは聞いていないが、情報が遮断されている点はカルト的」とみる。

 99年にタイム誌記者が財団本部に電話取材すると、「われわれはカルトではないが、自分たちの実態を話すことはできない」と回答され、「当財団には(自分たちを)PRすることを望まなくなった経緯がある」とのFAXが送られてきた。財団関係者には、財団を称賛する話を外部ですることすら禁じるなど、厳しい秘密保持が求められるという。

 日本でも秘密主義は貫かれる。

 財団の住所とされる東京都港区南青山のビルの一室を訪ねても、呼び鈴に応答はない。ビルの関係者は「複数の団体の連絡場所として使われている部屋。誰もいないことが多い」と話す。

 本の発送を頼むホームページに財団の連絡先はない。同様にコールセンターでもオペレーターは財団や本の「情報を持ち合わせていない」うえ、センターの所在地も「お答えできない」。マスコミ向けの電話窓口でも広告会社社員が「資料をお送りします」と応対するのみで、財団とじかの接触はかなわなかった。

 謎に包まれたCMへの対応は、民放テレビのキー局でも二分している。「本の宣伝だと聞いている。うちの規定には抵触しない」とするテレビ朝日、「NPO法人の活動報告をまとめた本と聞いている。仮に宗教関係でも初詣CMなど勧誘の色彩がないものはOK」のテレビ東京、そして日本テレビがCMを放送。一方で「総合的に判断」したフジ、「内規等に基づいた考査判断」をしたTBSは見合わせている。

 前出の教授は「大々的に宣伝しても、キリスト教徒が少ない日本でどれだけ効果が上がるか疑問だが、動向を見守る必要がある」と話している。 

http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007010914.html


上記記事を読んだときは「へ〜、そんなCMがあるのか」くらいの感情しか沸かなかったんですが。。。実際映像を見ると、団体や本に対しての具体的な説明はなく、淡々と人生についてのナレーションだけ。かなり異質な感じです。

Power For Livingに関して検索しても、なかなか具体的な説明は見つからないもので、Yahoo!知恵袋に書かれた文言を引用。。。



・アーサーs. DeMos財団はフロリダのWest Palm Beachにある財団。
・2004年現在の資産で$404百万ドル(約4億5千万円)
・基礎はキリスト教右派。
・そして他の福音のクリスチャンへ全般に対し貢献(特定の宗教団体に肩入れしているわけではなく、1宗教団体でもない)。
・生保会社National Liberty Corporationの社長であったアーサーDeMoss氏を記念して設立された。
・DeMoss氏は53歳で1979年9月1日に死去。
・彼の遺産$350百万ドルのうち$200百万ドルを使い財団は設立された。
・キリスト教の福音を世界中に周知することが目的。
・財団は主にキリスト教右派(policyは共和党寄り)の人にお金を拠出。
(例)中絶反対者、キリスト教に基づいた法律制定を目指すグループ等
・アメリカの福音教会系キリスト教団体で、半カルト認定を受けている?
・新聞折込の住所は、バーチャルオフィスの貸部屋らしい。財団ならお金があるはずなのに謎

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/
question_detail.php?qid=1310440403



CMの動画でも載せようかと思いましたが、別にこの団体の宣伝をしても仕方がないので辞めときます。。。





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posted by zara at 09:47| Comment(0) | TrackBack(15) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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