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2006年12月13日

石原都知事vs朝日ゲンダイ連合

都知事四男の参画事業、予算伸び突出「余人に代え難い」

 東京都の石原慎太郎知事が「トップダウン」で始めた若手芸術家の支援事業「トーキョーワンダーサイト」(TWS)に、知事の四男・延啓(のぶひろ)氏(40)が深くかかわり、批判を呼んでいる。「身内は遠ざけるべきだ」との都議会・野党の指摘に、石原知事は「余人に代え難い」と反論する。

 ●名刺を注文

 朝日新聞の請求で公開された公文書などによると、延啓氏は今年6月と9月、TWS館長でもある今村有策・都参与(47)らとともにTWSのロゴ入り名刺を注文していた。肩書は、事業を企画する芸術家を示す「キュレーティングアーティスト」(CA)だ。

 都は「海外での活動用の名刺。国内では使っていない」と説明する。延啓氏は今村参与らと6月にフランス、9月に韓国に渡航した際に使った。名刺の印刷代や旅費に公費は使われていない。

 ただ、延啓氏が都からCAに委嘱されたのは03年6月から04年3月まで。今村参与は「私の判断で印刷させた。(公費渡航が発覚してからは)誤解を生むので、名刺を使わないように指示した」と話す。

 ●参与に知人

 今村参与と延啓氏とは、TWSが立ち上がる以前から知り合いだった。石原知事も、今村参与が延啓氏の知人と知りつつ都参与に任命したことを認めている。

 延啓氏は01年12月、文京区内に開館した1号館「TWS本郷」のステンドグラスの原画を制作した。別の画家らが描いた候補の中から今村参与が絵を選んだという。03年3月には、今村参与が延啓氏を、CAとは別の外部委員の職に推薦し、一緒に公費でドイツ、フランスに渡航した。

 TWSの副館長を務めるのは今村参与の妻。石原知事の孫は、今村参与の妻が開く私塾に通っているという。

 石原知事は今村参与と妻についても「余人に代え難い」と言い切る。一方、TWSに出展した作家の関係者は「個展の打ち上げでも主役の作家は隅っこで、スタッフは今村夫妻にばかり気を使う。誰のための事業なのか」と話している。

 ●予算は4年で8倍

 TWSの予算は増え続け、06年度の当初予算では、施設改修費を除いても3億7000万円。4年前の8倍になった。一方、他の都立文化施設は、06年度予算では一部増えたところもあるが、全体的には支出は減少傾向だ。

 渋谷区にオープンした「TWS青山」は、芸術家が滞在しながら作品制作に打ち込むための施設。都の休眠施設を使ったため、石原知事は「廃物利用の最たるもの」と言うが、家賃だけで年間9000万円。TWSには、07年度も4億円余の予算が組まれる見込み。

 今月7、8日に開かれた都議会本会議では、共産党や民主党がTWSを批判。石原知事は「必要とあらば身内をも使う」と応戦した。ただ、知事の海外出張で規定以上の宿泊費が支出された問題では「何が悪い」と激しくヤジった自民党も、延啓氏の問題では一転、静かになった。

 12日までに、TWSや延啓氏に関して都に寄せられた苦情や批判は314件にのぼるという。

     ◇

 ■TWS館長「排除したら差別だ」

 TWSを統括する今村有策・都参与に聞いた。

――石原知事や延啓氏との接点は

 「延啓氏とは8年ぐらい前、美術関係の会合で知り合った。知事とは参与になる半年前の01年6月ごろ、都庁に呼ばれたのが最初。延啓氏も同席していたように記憶している」「知事には若手芸術家の育成策について意見を求められた。当時、八王子市などで人材育成の提言をしていたのが目にとまったのだと思う」

――ステンドグラスに延啓氏の絵を選んだ理由は

 「延啓氏の絵は宗教性が薄く、いいと思った。報酬は払っていない」

――「私物化」との批判をどう思うか

 「延啓氏の旅費は支出すべきでなかった。外から見たら『知事の四男がうろうろしている』と見られるのかもしれないが、若手芸術家に慕われる兄貴分的な存在。彼がどんなに役に立っているか理解してもらいたい」

――今後の対応は

 「知事の四男だからと排除するのは差別だ。都民が納得するよう、より透明性の高い組織や手続きに改めていきたい」

     ◇

 〈キーワード:トーキョーワンダーサイト(TWS)〉 若手芸術家に作品発表の場を与えるなどの支援をする東京都の事業。01年12月に開館したミニ美術館「TWS本郷」では若手作家の作品を展示し、05年7月開館の2号館「TWS渋谷」では作品の販売も。今年11月に開館した「TWS青山」はアトリエを併設した宿泊施設。石原知事は「日本で初めての複合的な芸術戦略で、海外で高い評価を受けている」と説明する。

0061.jpg

http://www.asahi.com/national/update/1213/TKY200612130110.html


石原都知事の親バカ いいかげんにしろ

画家である四男への公費支出をめぐって、石原慎太郎東京都知事が集中砲火を浴びている。四男を「余人をもってかえがたい」ほどの人材だ、と恥じらいもなく断言。しかし、世間的には目ぼしい業績はなく、まったくの無名。もう「親バカ」もいい加減にしろ!そんな声が聞こえてきそうだ。そして、今度は三男をめぐる新たな「疑惑」が浮上している。

問題となっているのは、石原都知事の四男延啓氏が、都の芸術振興事業に関連して、外部委員に委嘱され、公費でヨーロッパに出張していたことだ。石原知事が始めた若手芸術家を支援する事業「トーキョーワンダーサイト」の企画した「能オペラ」の調査を目的とした海外出張に、延啓氏は「アドバイザリーボード委員」として参加。委員を委嘱されたのは03年3月1日から1ヶ月だけだが、旅費55万円は都が負担したという。さらに、04年1月にも四男は和太鼓奏者の舞台背景の「鏡板」を描くために渡欧。こちらの、約120万と言われる費用は都が演奏者に払った公費からまかなわれたのだという。

「おかしいね、ちょっとあなた方の感覚ってのは」だって

この「トーキョーワンダーサイト」をめぐって、石原都知事の「親バカっぷり」が知事定例記者会見で露見した。
06年11月24日の記者会見では、「息子に能力はあったとしても、それをあえて使わないというのが知事のいつもの姿勢では」との記者の質問に、

「そうじゃない。余人をもってかえがたかったら、どんな人間でも使いますよ、私は」
と発言。つまり、四男が「余人をもってかえがたい」人物だったとの見解を示した。

さらに、06年12月1日記者会見での「四男の知り合いが参与になって、その参与が四男を委員として推すのはおかしくないか」との記者の質問には、

「どうしておかしいのよ。私は、肉親だろうと、なかろうと、可能性のある人間に物事をリファーする(任せる)のは当たり前じゃないですか(中略)あなた方、ちょっとおかしいんじゃないの、それ。私はね、自分の子供だろうと、誰だろうと、外国人だろうと、才能のあるというか、それはもう今村君(参与)に任してる。私が決めたんじゃないんですよ。誰だっていいから、役に立つ人間で、しかも民間の人をボランティアで使ったらいいじゃないですか。おかしいね、ちょっとあなた方の感覚ってのは」
と答え、あくまでも四男が「余人をもってかえがたい」からこそ、「トーキョーワンダーサイト」の委員に推挙されたと主張した。では、四男延啓氏は本当に「余人をもってかえがたい」のかというと、ちょっと、いや大変疑問である。

目ぼしい業績を見つけたネットユーザーは誰一人いなかった
11月28日付日刊ゲンダイは、「美術業界関係者」の話として、次の言葉を引用している。

「延啓氏が手がけているのは現代美術で、市場ではほとんど流通せず、買い手は官公庁とか企業しかいない。それもコネで探すしかありません。一般的な知名度が低いのは当然でしょうが、延啓氏は業界的にも“無名”です」
さらに、ネット上Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」では、11月25日から「石原都知事の四男は有名な芸術家なのですか?」などの質問が書き込まれたが、ネットユーザーの検索には四男の「業績」もあまり引っ掛からなかったようだ。

「個展を開いただけで受賞歴などは全然無し、仕事は東京都関係のみですから、『画家』と言うより『コネ』としか思えません」
目ぼしい業績を見つけたものは誰一人いなかった。

それでも、都知事はその後も「ウチの息子は立派な絵描きですよ」「息子でありながら立派な芸術家」と幾度となく述べており、06年12月7日の都議会で、知事は「適正な手続きを経て旅費の費用弁償を受けたもので、違法性も問題もない」と発言している。しかし、石原都知事の「親バカぶり」はもう誰にも明らかなようで、06年12月9日付け朝日新聞社説でも、「親心が過ぎませんか」と題し、次のように批判されている。

「いくら親心が深くても、『違法性があるなら指摘してもらいたい』とまで言うのは、開き直りに聞こえる。法律に反しなければ何をやってもいい。まさか、そんなことを考えているわけではないだろうが、知事の品格が疑われる」
さらに、四男の件に加えて、今度は三男をめぐってあらたな疑惑が浮上している。
06年12月8日付け日刊ゲンダイは、

「昨年秋の総選挙で三男の宏高氏(42)が当選した直後、福島県知事汚職で登場した水谷建設の元会長(61)と親子で祝宴を開き、500万円を手渡されたのではないかという。三男の資金管理団体などの政治資金収支報告書には記載されていないが、紙袋が料亭に運ばれたのは間違いないとの証言もある。(中略)疑惑の祝宴は石原ファミリーを直撃することになるのか」
と報じている。さらに、「週刊朝日」06年12月22日号は、会合に出席した「キーマン」の500万円を含めた現金2千万円が焼酎の箱に入れられ、石原都知事に渡されたほか、知事の政治資金収支報告書にその記載がないとする証言を掲載している。ほかにも週刊誌に似たような報道もある。

この件について、石原都知事は記者団に対して「知りませんね。私は関係ないよ」と発言しているが、疑惑が仮に本当なら、「親バカ」ではすまされない。

http://www.j-cast.com/2006/12/12004278.html

上記記事で紹介されているYahoo!知恵袋のページはこれかな?
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/service/
question_detail.php?queId=10075308


ゲンダイに記事に関しては、すかさず夕刊フジが都知事へ助け舟。。。



石原ファミリー“金銭授受疑惑”…糸山氏「選挙妨害」

 3選出馬を正式表明した東京都の石原慎太郎知事(74)。先週末、巨額脱税事件で起訴された「水谷建設」の元会長、水谷功被告(61)らとの東京・銀座の高級料亭での宴席が発覚したが、この宴席に絡んだ“金銭授受疑惑”が浮上し、近く訴訟沙汰に発展しそうなのだ。キーマンである糸山英太郎元衆院議員(64)は夕刊フジ取材に「ガセネタ。これは石原知事への選挙妨害だ!」と憤慨する。石原知事の続投戦略にどう影響するのか?

 宴席は昨年9月14日夜、東京・銀座の高級料亭「吉兆」の2階で行われた。出席者は石原知事と三男の宏高衆院議員(42)、糸山氏、水谷被告、埼玉県の石材業者T氏の5人。直前の総選挙で、宏高氏が初当選したことを祝う趣旨で、着物姿の女性がお酌をする華やかな会だった。

 発案したのは「石原知事の盟友」を自負する糸山氏だが、注目は国会議員から暴力団関係者まで幅広い人脈を誇り、「平成の政商」と呼ばれる水谷被告が同席していたこと。水谷被告は、福島県談合汚職事件の端緒となった約11億円の巨額脱税事件で今年7月、東京地検特捜部に逮捕・起訴されている。

 この宴席について、石原知事は「私は糸山君を昔から知っていて、(宏高氏の)当選祝いをやろうということで会に行った」(東京新聞8日朝刊)といい、宏高氏も「水谷氏とはその時が初対面。その後ああいう(脱税)事件が起きて驚いた」(赤旗日曜版10日付)と出席は認めている。

 ところが、この宴席に絡み“金銭授受疑惑”が浮上している。

 水谷被告に近い関係者はこう語る。

 「宴席の前日(13日)、糸山氏の秘書室長(当時)から水谷氏と懇意な女性経営者に『(吉兆で)当選祝いを渡したい。水谷氏の方で500万円を用意してほしい』と電話があった。水谷氏と相談して女性経営者が立て替えた。14日午後3時半過ぎ、女性経営者は銀行で新札に替えた500万円を包装紙に包み、三田にある糸山タワーの糸山氏の事務所に届けた」

 「当選祝いは水谷氏側の500万円と、糸山氏の1000万円、石材業者T氏の500万円を合わせた2000万円らしい。女性経営者は糸山氏の別の秘書から『お金はお土産として渡す(高級焼酎の)森伊蔵の箱2つに入れた』と聞いたが、後で調べると、宏高氏や石原知事の政治資金収支報告書には掲載がない。不信感が重なった女性経営者は今週中にも、糸山氏に500万円の返還請求訴訟を起こす」

 これと符合するのが前出した赤旗の記事。糸山氏の元秘書室長は、女性経営者に500万円を用意するようお願いしたことと、女性経営者から現金が入ったとみられる「紙袋」(=包装紙)を受け取ったことを認めているのだ。

 事実なら、政治資金規正法違反の疑いもある驚くべき話だが、石原知事は先週末、日本テレビの「(吉兆で)金銭の受け渡しは?」との取材に、「私は関係ない。糸山さんに聞いてくださいよ」と答え、宏高氏も「金銭は一切頂いていない」と金銭授受を否定している。

 キーマンである糸山氏は夕刊フジ取材に「ガセネタ。石原知事の続投阻止を狙う選挙妨害であり、恐喝未遂事件ですよ」といい、こう説明する。

 「あの夜、吉兆で宴席があったのは事実。私が米国出張中に秘書がセットしたもので、私も石原知事も水谷氏とは初めて会った。宴席費用の68万円は払ったが、新人議員の宏高氏に私が1000万円も渡すわけがない。大体、森伊蔵の箱に1000万円は入らない」

 「20年も国会議員をやってきて(政治資金関係の)法律は熟知している。マスコミに『水谷氏が特捜部に金銭授受を認めた』という情報が流れたようだが、不正があれば、私も石原知事も事情聴取を受けているはず。それは一切ない。逆に、水面下で金銭の要求のようなものはあった。向こうが提訴するなら、(恐喝未遂などで)捜査当局に相談したい」

 そして、石材業者T氏も「500万円を出した覚えはない。宏高氏が糸山政経塾出身なので、塾の専務理事として出席しただけ。秘書室長が(宴席後に)退職したが、『糸山憎し』の感情でもあったのでは」と語る。

 言い分は完全に食い違っているが…。  

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_12/t2006121124.html


両者の勝敗は来春の都知事選で答えが出るんだろう。。。




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タグ:石原都知事
posted by zara at 09:40| Comment(1) | TrackBack(9) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
気に入らない人間はイジメ、身内にはエコヒイキ。
というわけか。
Posted by わはは at 2007年01月08日 12:40
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