ロンドン警視庁は24日、毒をもられ、23日死亡したロシアの元情報将校、アレクサンドル・リトビネンコ氏(43)が立ち寄ったロンドン中心のホテルとすしバー、同氏の自宅の3カ所から放射性物質「ポロニウム210の痕跡」が検出されたことを明らかにした。人体への影響が懸念されるため、すしバーは店を閉じ、ホテルも一部立ち入り禁止とされた。英外務省は24日、ロシア政府に事件解明につながる情報を提供するよう正式に協力を求めた。
ロンドン警視庁は同日、声明を発表して「リトビネンコ氏の体から放射性物質ポロニウム210が検出されたとの報告を受けた」と確認。同氏が体調を崩した今月1日に立ち寄った場所や自宅をはじめ、病院など広範囲で放射性物質の捜索を続けていることを明らかにした。
ポロニウム210の半減期は138日で、毒性が極めて強い。
英健康保護局(HPA)が捜査に協力している。事件の影響が市民生活にも及び始めたことに、HPAの放射性物質の専門家は、24日の記者会見で「(人が毒性の強い放射性物質をもられたことが)公衆衛生の問題に発展したという記憶はない」と戸惑いを隠さなかった。リトビネンコ氏の尿からポロニウム210によるとみられるアルファ線が検出されたという。
トループ局長は、リトビネンコ氏と接触があった病院関係者ら少なくとも数十人について、人体に影響を受けていないかどうか調べる意向を示した。
同氏の死を病床で見守った実父は24日の記者会見で「息子はとても小さな核爆弾によって殺された」と訴え、ロシア当局の責任を追及するよう求めた。
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安斎育郎・立命館大教授(放射線防護学)は「ポロニウム210が出すアルファ線は被害者の体外に出てくる可能性はほとんどなく、血液や尿など体液に触れない限りは他人が被曝(ひばく)するおそれはないだろう」と語る。また「尿から検出されたという報道が事実であれば、症状が出た時点よりかなり前に注射された可能性が高く、症状が出て3週間で死亡したことにも納得がいく」とした。
http://www.asahi.com/international/update/1125/012.html
露元中佐変死:英の情報提供要請にプーチン大統領の対応は
元ロシア連邦保安庁(FSB)中佐アレクサンドル・リトビネンコ氏変死事件で英外務省がロシア政府に情報提供を要請したことを受け、FSBの前身である旧ソ連の秘密警察・国家保安委員会(KGB)の将校だったプーチン露大統領の対応に関心が集まっている。ロシア政府は捜査協力に応じる姿勢を示しているが、情報提供には慎重に動くだろう。
タス通信などによると、プーチン大統領は24日、訪問先のヘルシンキで、毒殺疑惑へのロシア情報機関関与説に「根拠がない」と反論したが、英国の捜査に協力する意向を明らかにした。ヤストルジェムスキー大統領補佐官は毒殺疑惑報道について「ロシアの信用失墜の効果を十分考えたものだ」と不快感を表明し、露主要紙コメルサントは「ロシアのイメージが損なわれた」と報じた。
KGBなど治安機関出身者が中枢を占めるプーチン政権は、露情報機関職員に対する国外での捜査に過敏に対応してきた。今回もロシアは「不当な外交問題化」を主張し、強硬姿勢を取る可能性が高い。
04年2月に亡命中のヤンダルビエフ・チェチェン共和国元大統領代行がドーハで暗殺された事件で、カタール当局はロシア人特務機関員2人を逮捕、裁判では終身刑判決が言い渡された。だが、露政府の度重なる要求で2人の身柄は結局、ロシアに戻された。
今年9月には、グルジア治安当局がロシア軍参謀本部情報局(GRU)将校4人をスパイ容疑で逮捕したが、露政府は対抗措置の経済制裁を発動、4人をモスクワに帰国させた。英政府はこうした経緯を熟知しており、英露間の捜査協力には限界がある。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/
20061126k0000m030091000c.html
>露主要紙コメルサントは「ロシアのイメージが損なわれた」と報じた。
それは心配御無用。かなり以前からプーチン政権なら暗殺くらい朝飯前と世界中思ってますから。
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>それは心配御無用。かなり以前からプーチン政権な>ら暗殺くらい朝飯前と世界中思ってますから。
あはは。
まったくその通りですね。