し烈スクープ合戦
大リーグ移籍を表明した西武、松坂大輔投手(26)のポスティング・システム(入札制度)で、古豪ボストン・レッドソックスが、最高額で入札し、独占交渉権を獲得した可能性が10日までに高くなった。米スポーツ専門局ESPNが報じたもので、入札額は破格の3800万ドル−4500万ドル(約44億8000万円−53億1000万円)だったという。一方でレンジャーズが最高額だったという報道もあり、情報は錯綜(さくそう)、D−MATをめぐる熾烈な空中戦が続いている。
入札については大リーグ機構から各チームに箝口令(かんこうれい)が敷かれているが、ESPNのバスター・オルニー記者が、10日「MLBの入札モニタリング・オフィシャルによると、レッドソックスが最高額だったようだ。公式の発表はされない」と報道。レッドソックスが最高額だったと報じた。
高額応札の理由として同記者は、松坂が先発投手陣の柱になれること、松坂加入で極東地域でのマーケット拡大のきっかけになる。宿命のライバル、ヤンキースへの加入を阻止できる−など3点を挙げた。
ESPNは、さらに夕方以降のニュースで、松坂の映像を使いながら、「レッドソックスが最高額だったと思われる」と報道。スタジオのキャスターが、ボストンのリポーターに「おめでとう」と声をかけるシーンもあった。
すでに入札結果は大リーグ機構から日本コミッショナー事務局を通して西武球団に通達済み。しかし、西武球団は週末は休みで、移籍交渉に応じるかどうかの最終決断は週明けに持ち越している
レッドソックスはヤンキースなどとともに松坂が移籍を希望しているとされる球団の1つ。大都市ボストンの人気球団で、宿敵ヤンキースとの戦いは最高の人気カードとなっている。移籍が実現すれば、松井秀喜外野手との日本人対決は、大リーグ史に新たな歴史を刻むことになる。
また、同じア・リーグには、中地区に井口資仁内野手(ホワイトソックス)、西地区にイチロー外野手(マリナーズ)がいる。
レッドソックスは今オフにファレル新投手コーチを迎え、来季の先発投手ローテーション構想5枠のうち4枠をすでに発表済み。大リーグ屈指の右腕シリング、高速チェンジアップの豪腕ベケット、ナックルボーラーのウエイクフィールドに加え、今季ルーキーでクローザーを務めて新人王候補のパペルボンが先発昇格することが決定している。
壮々たるメンバーだが、若いパペルボンも含めていずれも故障がちで、エプスタインGMは頼れる5人目を策定中。松坂の入札については「何も話せない」としているが、FA市場のバリー・ジト(アスレチクス)、ロジャー・クレメンス(アストロズ)などとともに松坂に熱視線を送っていた。先発陣はスロースターターばかりであるため、松坂が開幕投手の可能性もある。
しかし、Rソックスの本拠地、フェンウェイパークは投手にとっては厳しい条件の球場。グリーンモンスターと呼ばれる約11メートルの名物左翼フェンスまでの距離はわずか94.6メートル。右翼ポール際も92.1メートルと狭く、松坂といえども被弾を防ぐのは簡単ではない。
また、ボストンの野球熱はすさまじいの一語で、地元マスコミも辛辣。かつてレッドソックスに在籍し、2度目のノーヒットノーランを達成した野茂英雄投手や、大家友和投手(ブルワーズ)もこの洗礼を浴びたことがある。ただ、潤沢な経済力とともに、一昨年ワールドシリーズ制覇、113年の歴史は、野球の最高レベルを目指して渡米する松坂にとっては、申し分のない球団だろう。
http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_11/s2006111101.html
エンゼルスも応札か/松坂のポスティング
米ロサンゼルス・タイムズ紙は11日付(電子版)で、ポスティングシステムで大リーグ移籍を目指す西武の松坂大輔投手にエンゼルスが応札したと報じた。ストーンマン・ゼネラルマネジャーは入札の有無を明言していないが、関係者が応札を認めたという。
http://www.shikoku-np.co.jp/sports/mlb/
article.aspx?id=20061112000033
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