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2006年09月18日

カップヌードル今日で35周年

月3往復!カップヌードルきょう発売35周年

 世界初のカップめんとして1971年9月18日に誕生した「カップヌードル」。日清食品は、その発売35周年を記念するイベントを17日、2日間の日程で東京・青海(あおみ)のパレットタウンで開幕。試食会や体験工房など多彩な企画に参加できるとあって、初日からカップルや家族づれが多数来場、会場内は熱気で包まれた。
 カップヌードルは、日清食品の創業者会長でチキンラーメンの開発者である安藤百福氏(96)が生み出して以来、世界各国で消費される国際ブランドに成長。発売累計は250億食を超えた。これだけの数のカップヌードルの容器を横に並べると地球を59周、月まで3往復できる距離という。
 今回のイベントは、こうした歴史を手にとるように楽しんでもらおうと企画した。なかでも人気を集めているのがカップヌードルの試食会。また、カップを自由にデザインして、スープを選び好きな具材をトッピングし、世界に1つだけのオリジナルカップヌードルを作る体験工房にも長蛇の列ができた。
 同社は35周年に照準を合わせ、メディア連動によるブランド戦略も強化。未来の月世界で自由を求める少年たちを描くアニメを、テレビCMとして今年4月から放映。このアニメを18日から期間限定でインターネット配信するほか、11月下旬にはDVD化も計画している。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/19632/


概要

世界初のカップ麺とされるロングセラー商品で、時代とともに食の多様化によって様々な風味の物が発売されている他、「ミニ」や「BIG」など、幾つかのサイズの物が発売されている。

熱湯を注いで3分で食べられるよう、麺は細く扁平で、発泡スチロール製のカップの中には粉末スープとフリーズドライ化された具材が入っている。

今日ではありふれた食品であるが、大量生産に当たって様々な工夫が凝らされている。後に様々なメーカーから同種の食品が発売されたが、カップヌードル自体は最初に登場したカップ麺であるという事で定番化したが故に先行者利益から大きなアドバンテージを得た。

2005年現在では世界80カ国で消費され、派生商品も含めて発売以降累計200億食が製造、消費されたと言う。

なお、日本国内向けは「CUP NOODLE」だが、日本国外では「CUP NOODLES」である。また、当初アメリカで発売を開始した際には「CUP O'NOODLES」の名称であった(CUP OF NOODLESの意)。

ちなみに、2つのカップヌードル容器を上下に並べると下の方が大きく見えるという(ジャストローの台形錯視)。

開発史

当時の日清の社長でチキンラーメンの開発者である安藤百福が、紙コップで食べられるラーメンをと発案して作られた。元々は1966年にチキンラーメンの海外進出を目指してアメリカ人バイヤーに売り込んだ際、これらの人々が砕いたチキンラーメンを紙コップに入れ、これに熱湯を注いでフォークで食べていた事がヒントになっているという。ラーメンが丼と箸という枷を逃れて海外進出するための戦略商品であった。なお当時の紙コップはロウを使ったパラフィン紙を利用していたため、売り込みから戻った同社長はホテル内で試したが「紙コップ臭くて美味しく食べられなかった」と後に述べている。

また、アルミ箔と紙を貼り合わせた構造の密封性の高いフタは、安藤がアメリカから帰国する際の機内食で出されたマカデミアナッツの密封パックで使われていたものをヒントにしている。安藤はこのパックを(開封したものに加え、未開封のものを別に1つもらって)持ち帰り、容器の開発時の資料とした。その現物は、今も日清食品で大切に保管されている。

発売当初から続くパッケージのデザインは、1970年日本万国博覧会のシンボルマークをデザインした大高猛によるものだが、発泡スチロール製の容器に乾燥麺をつめることにより容器自体の強度を上げたりと、梱包方法一つをとってもさまざまな工夫の積み重ねと試行錯誤の繰り返しにより決定されている。

麺は「瞬間油熱乾燥法」と呼ばれる方法で製造されている。一般の袋入りインスタントラーメンの麺は厚みが3cm程度であるのに対し、カップヌードルの麺はカップの形状に合わせた円錐台形であり、開発時にはなかなか麺全体に火が通らず苦心したという。 また、カップの底に空洞があるのは、出荷時の麺割れを防ぐ(中空保持構造)と同時に、湯をそそいだ時に対流を発生させ、時間の経過とともに徐々に麺の重心が下に移動することにより、3分後の完成時には何もしなくても全体が自然とほぐれ食べやすくなり、その時にスープの水分も密度の高い上分と下部でまんべんなく行き渡るように計算されている(麺塊構造)というのがメーカー側の説明である。しかし実際には麺は腰が劣り後発のカップ麺と比較した場合、大きく見劣りする事になった。ただカップ麺としては最初である為に、本物のラーメンとも袋麺とも異なるカップ麺というジャンルであると消費者に認識されたため、問題にはなっていない。これら、中空保持構造と麺塊構造については日清食品が関係する特許を取得し保持していたとされる。ただし既にその権利に関する大部分は期限が切れている。

具材の加工法として、当時では珍しかったフリーズドライ製法を使っている。いわゆる乾物はお湯を注いで3分では元に戻らないため、使えない。なお伝統的に小さな剥きエビが具として入っているのは、製品開発当時に豪華さが感じられる食材として真っ先にエビが挙げられ、採用されたと言う逸話があり、世界各国のエビの剥き身をフリーズドライ化して試した結果、インド洋沖で獲れるプーバランという(当時の日本にはほとんど輸入されていなかった高級食材)種が採用された。 この「エビ戦略」は、航空機の機内食に見られる豪華さと簡便性の両立というテーマに沿った物で、この他にも見た目を重視して卵焼き、味の濃い肉という組み合わせにより、空腹を満たすだけではなく、食べる行為における娯楽性をも追求していた。

当時すでにインスタントラーメンは現在のスタイル、すなわち、3分程度加温し粉末スープを加えるものが主流であり、逆にチキンラーメンは市場には流通していなかった。このため、熱湯を注いで3分で食べられるというスタイルは若者にとっては物珍しく、実際、発売時のCMからもターゲットは独身の若者だったことが伺える。また、チキンラーメンを知る世代に対しても、どんぶりをカップに代え、具材も豊富な「完全調理済食品」であり、あくまでラーメンではなく「ヌードル」という新しい食材である、というイメージを強く押し出していた。

当時はパッケージにプラスチック製フォークが添付されていた。当時の価格は100円で、袋入りインスタントラーメンの4倍程度(当時袋入りインスタントラーメンは約35円)の価格だった。ただし、この日以前に試験販売は行われており、最初の顧客は自衛隊だった。 当初は関東地方のみでの販売(最初は東京球場)であったが、日清食品によれば、翌年の1972年2月、あさま山荘事件が起きると、機動隊員らがカップヌードルを食べる場面が全国に生中継されたことが、全国販売のきっかけとなった。同事件で陣頭指揮を執った佐々淳行の回想によれば、零下15度にも達する酷寒の中で現場に張り付く機動隊員への給食は困難を極めたが、その場で湯を注ぐだけで暖かい食事ができるカップヌードルは隊員の体力・士気を維持するのに大いに役だったとのことであった。

ちなみに容器を見ると「カップヌードル」と「ド」が小さく表記されているが、これは当時「ヌードル」という言葉が日本に定着しておらず、この商品を見て「ヌード」と勘違いされ、購入を敬遠されるのを避けるためであったといわれる。

また「開封口」にはバーコードの印刷されたシールが貼ってあり、そのシールを剥がすとパッケージを開封する事が出来るが、わざわざシールを使用した開封口になっているのは、「カップに湯を入れたあと開封口のフタを閉めるときにこのシールを貼ると簡単に固定できる」という利便性を考慮したものであり、フタを閉める時にはこのシールを使用する。これは元々先行であるが故に完成度が高いとは言えないカップヌードルの欠点をカバーする為に考案されたものである。つまり元々カップヌードルの容器は凹凸が少なくそれに密着して包装がしてあった故に、食べる際に外側の包装を突起状の道具で突き刺して切り裂かなければ開封が不能であった事を大きな改良なしで改善しなければならなかった為である。これは他のカップ麺にはないカップヌードルならでの欠点の一つと言える。またこれにはお湯をいれた後に蓋が開きっぱなしという欠点にも対応している。

また同時期の改良点としてスープがカップの底入れから麺の上入れに変更された点がある。これはスープが底に貯まっている故に、お湯を入れただけではスープが底に貯まったままであり、しかも掻き混ぜるにもカップが縦長で容積ギリギリであるために実際は掻き混ぜきれずに底に解けきらない粉末スープがほとんど残ったままである事が多いという欠点に対応したものである。これはいわゆる麺塊構造が実際にはメーカー側の謳い文句と異なり機能していなかった事を示している。

これらの改良は発売されてからかなりたって(20年以上)からのものである。

普及

今では全世界に普及しており、各国ごとに色々な味のカップヌードルがある。

日本にはカップヌードルの自動販売機もある。この販売機は発売当時から存在した。湯を注ぐ機能もついており、主に高速道路のサービスエリアや幹線道路沿いの終夜営業の自動販売機コーナー、企業の施設内などに設置されている。

また、姉妹商品として同様の容器に油熱処理したピラフなどを詰めた「カップライス」という商品もあったが、短命に終わった。これは熱湯を注いで数分待ち、その後湯を捨ててさらに数分蒸らすという工程が必要なもので、ラインナップにはチキンライス、ドライカレー、エビピラフ、五目寿し、赤飯などがあった。

コマーシャル

この商品はテレビコマーシャルにも力を入れており、その映像はときに視聴者にインパクトを与える。

1992年より放送開始の、原始人がマンモスを追いかける「hungry?」篇(アートディレクター:大貫卓也、映像ディレクター:中島信也)が、1993年には、カンヌ国際CMフェスティバルでグランプリを受賞した。日本人ディレクターとしては初の快挙。

その後も、永瀬正敏をデジタル合成でベルリンの壁崩壊の現場や、生前のジョン・レノンの横に立たせ、カップヌードルを食べさせる「20世紀カップヌードル」篇を経て、2003年頃からは「Mr.Children」の楽曲を使用したCM「NO BORDER」篇を開始、このシリーズは回を増すごとに反戦色が極めて強い映像となっていて、各方面から賞賛されているという。この中で2005年上半期に放映した映像は、少年兵が銃を携えて海を見張っているが、妹がやってくるとあどけない笑顔に戻る、というもので、日清は「少年兵がいる現実を考えてほしい」と言う社会道徳的意図に基づいて製作したが、放映当初から物議をかもした。結局、「少年兵を肯定している」と曲解した一部の市民団体からの苦情によって、放映開始からわずかの期間で配信を中止した(映像には「世界には、約30万人の少年兵がいる。彼らの為に、私達は何が出来るだろう?」という啓発メッセージも入っていたが見落とされたらしい)。2005年11月2日からは国際宇宙ステーションで特注のカップヌードルを使って撮影した映像が放映された(なお、出演しているロシアのセルゲイ・クリカリョフ飛行士は最長宇宙滞在記録803日9時間39分を持ち、1991年12月25日のソ連崩壊時はミールに滞在したが、独立したカザフスタンが着陸許可を出さなかったため帰還できなくなり、翌年の3月25日に着陸したときには「最後のソ連人」と呼ばれた)。

2006年4月25日からは、「AKIRA」で知られる漫画家の大友克洋が、23世紀をテーマに「FREEDOM=自由」を求める少年たちの物語をSF風に描いた新シリーズ「FREEDOM-PROJECT」(楽曲は宇多田ヒカルが担当)がスタートした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB



カップヌードルも調べてみると奥が深い。



カップヌードルのHPは

http://cupnoodle.jp/

35周年ありがとうキャンペーンだそうで


http://cupnoodle.jp/campaign/index.html



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posted by zara at 11:01| Comment(1) | TrackBack(5) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちはzaraさん。
初めてコメントします。

カップヌードルって奥が深いんですね。
普段何気なく食べているカップヌードルも
できるまでにはいろいろな苦労があったんですね。

またブログを見に来ます。
Posted by ロッキーチャック at 2006年10月12日 16:39
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