甲子園の次は神宮を熱くする
今夏の甲子園を沸かせ、進路が注目されていた早実・斎藤佑樹投手(18)が早大進学を決意。11日夕、正式発表した。人気回復の起爆剤として期待していたプロ球界はがっくり−の構図だが、東京六大学リーグ側は大歓迎。早くも「江川卓(法大−巨人)以来の超大物。空前の六大学人気を巻き起こす」との声が挙がっている。
プロ入りか、進学か。全国の注目を集めたハンカチ王子の進路がついに決まった。
「もともと本人、両親の希望が早大進学で、いわば既定路線。夏の甲子園で思わぬ人気爆発を受けて、周囲はプロ入りかと騒いだが、斎藤家サイドは想像以上にしっかりしていた。終始ほとんどブレなかったようだ」と球界関係者。
10日夜に帰宅した父・寿孝さんは、「あした(11日)、学校(早実)に(進路を)伝え、発表してもらいます」とし、具体的な内容には言及しなかったものの、最終決定に至ったことを明かした。
日米高校野球から帰国した斎藤は9日、新学期になって初めて、東京都内の早実に登校したが、下校時は報道陣を避けて学校を“脱出”。この後、寿孝さん、母・しづ子さんと会い進路を最終確認したという。
斎藤の人気は依然右肩上がり。スポーツ専門誌は軒並み表紙に斎藤を起用し、8日に発売された「斎藤佑樹投手『ハンカチ王子』パーフェクト・ブック」(講談社)に至っては、幼少期から最近までのプライベートショットを含めた事実上の写真集。袋とじあり、特大ポスターありで、アイドルも真っ青の内容だ。それも、帰国の際、女子中学生から40歳代後半のオバサマまで約1000人が関西国際空港に出迎え、「めっちゃ格好いい」「あんな息子が欲しい」と大騒ぎしたのを見れば納得がいく。
ハンカチ王子の次の舞台は、のじぎく兵庫国体。2回戦から登場する早実の初戦は、10月1日の福知山成美戦。同4日の決勝まで勝ち進めば、駒大苫小牧・田中と再び激突する可能性もある。今のところ、地上波中継の予定はなく、CS放送「スカイA」が準決勝2試合、決勝を生中継する予定。会場の高砂市野球場は収容人数約2万人で、安全上の理由から1万人程度に絞り込む方針というが、果たして斎藤ギャルの襲来をさばき切れるかどうか…。
さらに、人気爆発が予想されるのが東京六大学野球だ。東京六大学野球連盟の内藤雅之事務局長は「甲子園のスターが入ってくれて、観客が増えれば、他の選手たちにとっても励みになるでしょう。また、江川さんの時代がそうだったが、優れた選手が1人入れば、相手もそれを倒そうと必死になるわけで、全体のレベルアップにもつながる」と話す。
ここ数年、六大学野球の観客動員は1シーズン20万人程度。全盛期の50万人の半分にも及ばない。東京六大学の黄金期は過去3度あった。六大学野球こそがスポーツの華だった戦前、巨人・長嶋終身名誉監督が立教大のスターとして活躍した昭和30年代、江川がいた昭和50年代前半。斎藤には第4黄金期を担う期待がかかるというワケだ。
今秋のリーグ戦でもテレビ中継は、地上波ではNHK教育が10月9日の早慶戦を生中継するのみだが、「斎藤君の早大入学が決まれば、民放でも放映権獲得に動く所が出てくる可能性は十分ある」(民放関係者)という。
一方、早大関係者の間では、「早大投手陣は粒ぞろいで、現在の1年生だけでも、甲子園を沸かせた社高出身の大前、明徳義塾のエースだった松下らがいて、競争は激烈。斎藤君が1年生からどこまで食い込めるか」と疑問符を打つ声から、「斎藤ギャルが押し寄せるのなら、練習グラウンドに女性トイレを設置しなければ」とのジョーク交じりの声まで聞かれる。いずれにせよ、この甘いマスクから当分目が離せそうにない。
http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_09/s2006091112.html
「今はプロに入っても通用しない」 早実・斎藤が会見
プロか、進学か。夏の甲子園優勝で、進路が注目されていた早稲田実の斎藤佑樹投手の決断は早かった。米国遠征から帰国して3日後となる11日、進学希望を明らかにした。同校で放課後に行われた記者会見では、マウンドさばき同様、冷静に質問に答えていった。「今はプロに入っても通用しないことは分かっている」と自己分析するとともに、「4年後のプロ入りを目指したい」。記者会見の一問一答は次の通り。
――決断の経緯は。
昨日(10日)、家族と話し合った。甲子園やアメリカ遠征を通じて揺れた部分はあったけど、高校入学時から希望していた大学進学の気持ちは変わらなかった。両親は自分の意思が一番大事だと分かってくれていた。特に相談することはなく、両親も賛成してくれた。
――この夏の前と後で心境に変化はあったか。
夏の前まではただ純粋に甲子園優勝を目指していた。急にプロ野球という考えも出てきたが、まだまだ野球選手としても人間としても未熟だと思う。大学生活の4年間を通じて成長できたらいいなと思った。
――未熟な点とは。
投手としては、体を大きくして全体的なレベルを1ランクでも2ランクでも上げたい。
――4年間は回り道になるという不安はないか。
今、プロに入っても通用しないことは分かっているつもり。大学生活が野球だけでなくすべての面で成長させてくれるものになればと思う。4年後は小さいころから夢だったプロ野球選手を目標にしたい。
――駒大苫小牧の田中投手ら、今回、戦った選手たちとプロで対戦したい?
アメリカ遠征で、(甲子園で)戦ったメンバーと同じチームで試合できたのはうれしかった。4年後にそんなライバルたちとプレーしたい。
http://www.asahi.com/sports/update/0911/165.html
以前から大学進学に決めていたんでしょうか。
高卒で鳴り物入りのプロ入団って、結構失敗するケースもありますから、大学野球でモット経験を積んでからプロ入りも良いじゃないでしょうか。
ただプロ野球界はガッカリですね。
これで大学卒業したら、メジャーに行っちゃったりして。。。
話題はそれるんですが、意外と斎藤佑樹クンの記事ってアクセスがないですよね。斎藤ファンってネットを見ない世代が多いのかなぁ?
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斉藤投手,大学進学でしたね.
駒大苫小牧の田中くんたちと接する中で思いが揺らいだみたいですけど,当初からの「進学」を貫いたんですね.
大学生活で自分の幅を広げて,4年後,一回り大きくなったハンカチ王子を見たいものですo(^-^)o