ライブドア(LD)グループの証券取引法違反事件で、LD前社長の堀江貴文被告(33)の初公判が4日午前、東京地裁(小坂敏幸裁判長)で開かれた。堀江前社長は罪状認否で起訴事実を否認し、全面的に無罪を主張した。これに対し、検察側は冒頭陳述で、堀江前社長が事件の主導的立場だったとして、前社長が深く関与した粉飾決算などの経緯を詳細に述べた。LDへの強制捜査から7カ月余り。前社長の公判は、検察側との全面対決の構図となった。
堀江前社長は、LD前取締役の宮内亮治被告(39)らとは分離して公判前整理手続きが適用され、争点の絞り込みなどが行われていた。
公判は午前10時少し前に開廷。堀江前社長は、起訴状に対する認否について、「そういった種類の犯罪を行ったことはありませんし、指示したこともありません。最初から悪意に満ちており、こういった起訴をされたことを心外に思います」と述べ、全面的に否認した。
検察側は冒頭陳述で、堀江前社長が主導し、LDの粉飾決算のため、携帯電話販売会社などを子会社化する取引で、ダミーの投資事業組合(投資ファンド)を介在させ、LD株の売却収入を違法に売り上げ計上したと述べた。この中で、堀江前社長が03年10月以降、宮内前取締役からこの手法の報告を受けて了承し、連結経常利益の上方修正も迫ったとした。また、子会社に対する架空売り上げを計上した粉飾の手口についても、前社長が「やるしかないだろう」などと話していたとした。
これに対し、弁護側は冒頭陳述で、検察側の立証方針に全面的に反論した。まず、関連会社「ライブドアマーケティング」(LDM)の企業買収で虚偽の内容を公表したなどとした点について、交換比率など虚偽の部分はないうえ、堀江前社長は内容作成に関与していないとした。LDMの決算短信を黒字と偽ったとされた点も、「黒字にするよう求めたが、架空の売り上げを指示した事実はない」としている。
また、粉飾決算については、LDのダミーとされた投資ファンドは利益追求を自主的に判断しており、連結対象ではないことなどから、自社株売却収入の売り上げ計上は「違法ではない」とした。ファンドの取引のうち売却益約1億6千万円が行方不明になっていることも明らかにし、ファンドがダミーでないことを示しているとした。さらに、前社長は、いずれの取引の経緯も把握していないとしている。
一方、前社長の不正取引などに関する指示を認めている元側近の宮内前取締役について、「上司と部下ではなく、実質的に対等の立場」とし、LDグループが前社長の独裁下にあったという検察側の主張は「幻想に過ぎない」と述べた。
◇
<堀江被告の起訴事実> 前取締役の宮内亮治被告らと共謀し、関連会社「ライブドアマーケティング」(LDM)が04年10月に「マネーライフ社」買収を発表した際、株式交換比率などについて虚偽の内容を公表、同年11月に出したLDMの決算短信で本当は赤字なのに黒字と偽った(証券取引法違反の偽計取引と風説の流布)。
また、LDの04年9月期の連結決算で、計上が認められていない自社株の売却収入を売上高に含めたり、子会社に対する架空売り上げを計上したりする手口で、経常損失が発生していたのに、約53億円の粉飾をした(同法違反の有価証券報告書の虚偽記載)。
http://www.asahi.com/national/update/0904/TKY200609040083.html

ノーネクタイとは言えスーツ姿ですか。ホリエモンのスーツ姿なんて初めて見たかも。
強制捜査から7ヶ月、当初の大バッシング大会から、マスコミの扱いも少しずつ変わってきたんでしょうか。この程度の犯罪なら何処の会社でもやってることだ、とか。。。
兎も角、公判前整理手続きによって国民の関心が薄らぐ前に判決まで出るのはいいことなんだろう。
大変失礼しました。法廷ではネクタイも着用してたようですね。
堀江被告初公判:法廷では青いネクタイ 検察側と全面対決
「起訴状は悪意に満ちた内容で、心外です」。4月の保釈以来130日ぶりに「ホリエモン」が公の場に姿を見せた。証券取引法違反に問われ、4日に初公判を迎えたライブドア前社長の堀江貴文被告(33)は、はっきりとした口調で起訴事実を否定し、無罪を主張した。プロ野球球団買収、ニッポン放送株の争奪戦、衆院選出馬と、注目を集めてきた「時代の寵児(ちょうじ)」は、新たな舞台となった法廷で検察側との全面対決に臨んだ。【佐藤敬一、銭場裕司、山本浩資】
堀江前社長を乗せた車は午前9時29分、混乱を避けるため一般の出入りが禁止された東京地裁東側玄関前に到着した。後部座席のドアを開けて降り立つと、おなじみだったTシャツ姿ではなく、ノーネクタイの白いシャツに黒っぽいスーツ。シャツの一番上のボタンを外していた。
1月の逮捕から3カ月の拘置所生活で約15キロやせたという体重は元に戻ったように見え、保釈時には耳が隠れるまで伸びていた長髪は短く刈っていた。弁護士と組んだ隊列の先頭に立ち、報道陣のフラッシュを浴びて、大またで歩きながら二度ほど「どうも」と言うように口を動かした。通常の入り口ではなく、法廷に直接入れる通用口から、落ち着いた表情で同地裁の建物に入った。
予定よりやや早い午前9時58分、104号法廷で開廷。堀江前社長は、これまで株主総会や記者会見などでも締めず「僕から見たら、ちょんまげ」と必要性を否定してきた青いネクタイを結び、やや紅潮した表情で、傍聴人で満席となった法廷に現れた。
裁判長に促されて証言台の前に。「名前は」「堀江貴文です」。検察官の起訴状朗読後、裁判長から「何かありますか」と問われ、起訴事実の認否(罪状認否)と思わなかったのか「特にございません」といったん答えた。法廷はややざわつき、堀江被告は弁護人に「罪状認否ですか」と念押ししたうえで、改めて認否を行った。
「起訴状で朗読されたような種類の犯罪を行ったことはありませんし、指示したこともございません。起訴状は最初から悪意に満ちた内容で、起訴されたことは心外です」と起訴事実を否認すると、速報のため十数人の記者が一斉に法廷外へ飛び出した。被告席に戻る際、堀江被告は照れ笑いを浮かべながら、弁護人に頭を下げた。
検察官の冒頭陳述の間、堀江前社長は手元の資料に目を落として聞き入った。粉飾を指示したとされる「やるしかないだろう。やりきるしかないよね」との自らの発言が読み上げられると、顔を上げて「ふぅ」とため息。まゆをひそめ、やや口をとがらせ不満げな表情を見せた。
関係者によると、堀江前社長は保釈以降、関係者と連絡を取り合うことで証拠隠滅と受け取られるのを避けるため、携帯電話を買い替え、電子メールのやり取りもなるべく控えているという。5月に群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に登山した以外に遠出はせず、知人の結婚式にはビデオレターで出演し、出席は控えた。買い物など日常のことは、衆院選の時に応援してくれた知人の男性が手伝っているという。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20060904k0000e040046000c.html
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
クリックしていただけるとありがたいです。
人気blogランキングへ
ブログランキング ブログ村
http://blog.kiyochan.com/trackback/349813
【livedoorの最新記事】

















