インターネット関連企業「ライブドア」(旧オン・ザ・エッヂ)の榎本大輔元取締役(35)が、保有していた同社株などの売却益を全く申告していなかったとして、2004年までの3年間に総額約30億円の申告漏れを東京国税局から指摘されていたことが分かった。
うち約5億円は他人名義での株取引によるものだったとして、悪質な所得隠しと認定されたという。追徴税額は、所得税と重加算税などを含め約3億5000万円とみられる。
榎本元取締役は、米国の宇宙旅行会社に2000万ドル(約23億円)を支払い、日本人初の宇宙旅行者となることが決まっている。
ライブドアの有価証券報告書などによると、榎本元取締役は1998年、コンピューターソフト販売会社を設立したが、02年11月、東証マザーズに上場していたオン・ザ・エッヂに買収された。この買収では、両社の株を交換する手法が取られ、榎本元取締役は大量のエッヂ社株を入手した。
買収後、エッヂ社の最高戦略責任者に就任。03年6月に退社したが、同年9月時点で同社の発行済み株式の4・8%にあたる約2万1000株を保有、ライブドア前社長の堀江貴文被告(33)(証券取引法違反の罪で起訴)の50・6%に次ぐ大株主だった。
関係者によると、榎本元取締役はその後、04年9月末までに保有していたライブドア株の大半を売却、数十億円を得たが、売却益を全く税務申告せず、税金を納めていなかった。
また、マザーズ上場のネット関連企業「アイ・シー・エフ」にも投資していたが、保有する同社株の一部を妻や知人の名義にしていた。同社株の売却でも約5億円の利益を得ており、仮装、隠ぺい行為を伴う所得隠しと認定されたという。借名分も合わせると、一時は証券取引法で大量保有報告書の提出が義務づけられる5%超を保有していたが、報告書は未提出だった。
榎本元取締役は昨年、米国の宇宙旅行会社から史上4人目の観光客に選ばれた。今年9月にロシアの宇宙船「ソユーズ」で国際宇宙ステーションに向かい、1週間滞在する計画で、現在はロシアなどで訓練中だ。
13日(日本時間14日)、NASA(米航空宇宙局)のジョンソン宇宙センター(ヒューストン)で行った記者会見では、読売新聞の質問に対し、「金額の詳細は省くが、国税当局から税金について行き違いがあると指摘された。国外にいたから(税金を)払わなくていいと思っていたが、支払いは済ませた」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060714it07.htm
榎本 大輔(えのもと だいすけ、Dice-K、1971年 - )
千葉県松戸市出身の男性実業家である。現在は香港に在住。Dice-Kと通名では呼ばれている。
1998年7月、有限会社プロジーを創業。 2000年、株式会社プロジーグループ代表取締役に就任。 2002年9月株式会社オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)へプロジーグループを売却し取締役兼最高戦略責任者に就任。 2003年、同社取締役退任。 現在、世界各国を旅行しつつ、情報サイトwww.dice-k.comを展開。宇宙をはじめ様々な情報を世の中に発信中。2006年10月、22億円でロシアのソユーズ宇宙船で日本人初となる民間での宇宙旅行を行う予定。
http://ja.wikipedia.org/wiki/
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