○ドイツ(勝ち点9)3−0エクアドル(勝ち点6)●
決定機に確実に得点を挙げたドイツが快勝した。
前半4分、ドイツはシュバインシュタイガーの折り返しをクローゼが右足で流し込んで先制。44分には、バラックのDF裏への浮き球のパスに、クローゼが走り込んで追加点を挙げると、後半12分には、右サイドからのシュナイダーのクロスにポドルスキが飛び込んで左足で合わせ、試合を決定付けた。
エクアドルは前半、前線からのプレスでボールを奪っていったんは主導権を握り、後半もミドルシュートを狙って相手ゴールを脅かしたが、決め切れなかった。
◇ベルリンで再び歓喜を呼び起こせるか…ドイツ
すでに1次リーグ突破を決めている両チームの対戦。しかし、開催国ドイツは、どうしても勝ってA組を1位通過しなければならなかった。決勝トーナメント1回戦の相手がB組の1位か2位かは二の次。まずは再び、この地へ戻ってくるため、勢いをつける必要があった。
その気持ちが立ち上がりから表現された。開始4分、CKからのプレーで、それたセンタリングを、ゴール前に残っていた身長196センチのDFメルテザッカーが長い足で懸命にコースを変える。それをシュバインシュタイガーが折り返したところにクローゼ。迷わずシュート。全員が鋭い反応で奪い取った先制ゴールが7万2000人で埋まったスタジアムのボルテージを一気に高めた。
熱気がピッチの選手らに伝わる。出足のいいタックルでボールを奪取すると、両サイドを広く使って激しく前へ攻める。最初は中盤の底でプレーしていたバラックの前への攻め上がりが目立ちはじめ、そこから出されるパスがさらに好機を生み出す。前半44分、バラックが軽くためてから浮かしたパスをクローゼが素早い飛び出しで奪い、2点目を決める。
後半12分にはドイツの未来を託す若きストライカー、ポドルスキが待望のW杯初ゴール。まるで決勝トーナメントの前夜祭といった趣に、スタンドには「フィナーレ!(決勝)」の大合唱がこだました。
A組首位となったドイツは今後勝ち進めば、ミュンヘン、ベルリン、ドルトムントと転戦する。そして7月9日。このベルリンの地で再び、歓喜を呼び起こすことができるか。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060621k0000m050176000c.html
W杯B組:イングランド1位通過 2位はスウェーデンに
サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会は第12日の20日、1次リーグ最終の第3戦が始まり、ケルンなどでB組の2試合が行われた。すでに決勝トーナメント進出を決めているイングランドはスウェーデンと2−2で引き分け、1位通過を決めた。スウェーデンは2位で1次リーグを突破した。パラグアイ−トリニダード・トバゴ戦はパラグアイが2−0で勝った。
決勝トーナメント1回戦でイングランドはエクアドル、スウェーデンは地元ドイツと対戦する。
◇スウェーデン−イングランド
イングランドは今大会初先発のルーニーが切れ味鋭い動きで好機に絡み、立ち上がりから圧倒的に試合を支配した。開始早々にオーウェンが負傷交代する不運はあったものの、中盤のJ・コールが左サイドから果敢にドリブルを仕掛けてスウェーデン守備陣をかく乱。前半34分、相手ゴール前30メートルの位置からJ・コールがドライブ回転をかけたシュートを決め、イングランドが先制した。
左からのユングベリの強引な突破以外、ほとんど好機を作れなかったスウェーデンは、後半6分、左CKからアルベックがヘディングシュートを決め、同点に追いついた。その後は、2本のシュートがバーをたたくなど、スウェーデンが何度も決定的な場面を作った。イングランドは同40分、交代出場のジェラードがJ・コールからのパスをヘディングで決め、悪い流れの中から勝ち越し点を奪ったが、同44分、スウェーデンはラーションがゴール前の混戦から起死回生のゴールを挙げ、引き分けに持ち込んだ。
◇パラグアイ−トリニダード・トバゴ
前半開始早々から互いにセットプレーから好機を作るが、GKのファインセーブで得点にならない。勝てば決勝トーナメント進出の可能性があるトリニダード・トバゴが押し気味に試合を進め、何度か右サイドの突破からゴール前にクロスボールを入れるが、GKボバディージャの好守に得点できない。パラグアイは前半25分、敵陣左サイドで得たFKをアクニャがゴール前へ。ドスサントスがヘディングしたボールをDFのサンチョがクリアしようとしたが、そのままゴールに吸い込まれた。その後、パラグアイは細かなパスがつながり始め、何度も好機を演出。左サイドの突破からゴール前のサンタクルスに精度の高いクロスボールを入れたが、トリニダード・トバゴのGKジャックがなんとか1失点で抑えた。
後半、試合を支配したのはトリニダード・トバゴ。前半終了間際に、守備的MFからトップ下へポジションチェンジしたベテラン、ヨークが攻撃に参加し、何度かゴール前で決定的な場面を作った。さらにベテランのラタピーをトップ下に投入、再び守備的MFに下げたヨークとの間で、何度も好機を演出したが、得点できなかった。パラグアイは少ない好機を生かし、後半40分に、クエバスがゴール前でサンタクルスとのパス交換からシュートを決め、決定的な2点目を奪った。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/
soccer/worldcup/news/20060621k0000e050001000c.html
スウェーデン−イングランド因縁の対決。またイングランドは勝てませんでした。後半44分の同点劇、なぜイングランドはスウェーデンに勝てないのか?1968年以来、12試合勝っていない。
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