■強い気持ちで試合に臨む
サッカー選手を志す者、あるいはサッカーに携わる者にとって、ワールドカップ(W杯)に出場できることは誇りである。そしてW杯は、サッカーにかかわるすべての人々の夢でもある。そのために4年間、日本チームをトレーニングし、さまざまなことを乗り越えてきた。そのW杯が明日、始まる。
今のチーム状態はいいし、強い気持ちで試合に臨む。次(決勝トーナメント)に進むことを考えると、初戦の大事さは今さら語る必要もないだろう。勝って勢いをつけたい。今まで強いチームと対戦してきて、いいサッカーができる自信もあるし、気持ちを引き締めることによって、チームの状態も良くなる。
オーストラリアは以前とは違い、ビッグチームで活躍している選手も多い。修羅場をくぐってきた経験豊富な選手もたくさんいる。まさに強豪だ。気を抜くことなく、しっかり自分たちのサッカーをしていきたい。それによっていい結果が出ると確信している。
■正直言って幸せだ
――オーストラリアの出方についての予想は?
オーストラリアは経験豊富な監督(ヒディンク)に支えられたチーム。われわれは、相手が攻撃的にきても守備的にきても、どちらでも対応できるようにトレーニングしてきた。攻撃的な選手が多いかもしれないが、ふたを開けてみないと分からない。システムにもよるが、オランダ戦を見た限りでは、攻撃的なことが予想される。
――試合会場のピッチについて
もし自分がプレーするなら、芝のコンディションはとてもいいと言える。しかし、日本の選手たちが慣れている芝よりも多少長いので、ボールのスピードに変化がある。そのため、いつもより強くボールを蹴らなければならない。それを確認するためにも、今日はいろいろと試した。選手たちは明日、その特徴を踏まえてプレーしなければならない。ただ、先日のマルタ戦のピッチに比べると、素晴らしいコンディションだと思う。
――監督として初めてW杯を迎えることについて
正直言って幸せだ。日本の代表監督になってから、4年間チームの指揮を執ることを全うできた。予選を勝ち抜いてW杯本大会の出場権を得たのは素晴らしいこと。この4年間、やることはすべてやってきて、結果も出してここまで来た。自分たちが目標としている高いレベルまで来ているので、それを出し切ってほしい。
■特定のマークをつけることはしない
――オーストラリアで警戒すべき選手と対応策について
攻撃的ないい選手はたくさんいるが、特定のマークはつけない。オーストラリアのプレーの特徴を見て、チーム全体としてどう対応するかを考えたが、いつものやり方をする。特定の選手に特定のマークをつけることはしない。オーストラリアは、ビドゥカに当てたボールや彼が競って落としたボールに対し、非常に多くの優秀なプレーヤーが仕掛けてくる。しかし、そのことへの対策は十分できている。
オーストラリアは何人かの選手がビッグクラブで活躍している。交代出場した選手がいきなりゴールを決めるなど、ベンチも充実している。そう考えると非常に強いチームだ。しかし、自分たちは自分たちのやるべきことを、今までやってきたことをしっかりと行うだけだ。
――オーストラリアも日本も、中盤が非常に強いチーム。それに関してどう思うか? また(途中出場かもしれない)キューウェルの起用法について警戒は?
両チームともいい中盤なので、われわれの中盤がいい形を作り出した場合、それが起点となって点が入ることもある。うまく機能すれば、中盤の選手が試合を決めることもあるだろう。
キューウェルは最大限の注意が必要な選手だ。いきなり出てきてワンプレーで試合を変えるし、ゴールを決めてくる。しかし、われわれはバラックやベッカム、ロナウジーニョ、カカら特殊な選手と対戦し、抑えてきた。注意はするが、初めてそのような選手と対戦するわけではない。もちろん、キューウェルは非常にいい選手だし、オーストラリアのスターであることは間違いない。
■日本に足りないものは、W杯でアジアを飛び越えた結果
――明日の試合前、ミーティングではどういう指示を出し、どのように選手たちをピッチへ送り出すのか
W杯の初戦ではあるが、特別なことは考えていない。今までの集大成の大きな大会だが、強豪相手の対戦の時でも、その都度、どのような準備をして、どのような戦い方をするかを選手たちに説いてきた。そして、選手たちがそれを実行してくれたので、ここまで進んでこられた。だから明日も特別なことはしない。日々の集大成と考えてもらえればいい。
――ブラジル国内でもジーコ監督への応援がある。監督として臨むW杯は、選手時代とは違う気持ちか?
この日のためにやってきたといっても過言ではない。いよいよそのW杯が始まるということで、わくわくしている。日本代表の監督になったのは、自分が選んだ道。母国ブラジルの国民や、自分がプレーしていた国のサポーターから応援や、日本に対する関心を持っていただけるようになった。日本という存在が、世界に知られるようになるのは素晴らしいこと。そして同時に責任も感じており、身が引き締まる思いだ。4年間仕事をしてきて、私が伝えられるものは教えてきたし、それだけの経験も残してきた。W杯でアジア(の力)を飛び越えた結果を残すことが、日本に足りない部分。それに向かってまい進してほしい。
■予選のイランでの敗戦が最も印象に残っている
――チームの状態、けが人について
明日は加地だけがプレーしない。大分回復はしているので、第2戦のクロアチア戦までには準備が整うと思う。そのほかの選手については問題ない。トレーニング中にも問題はなかった。
――選手の状態はどうか? そして今まで最も印象に残っている試合は?
選手には特別緊張もないし、いい状態で明日を迎えられると思う。
今まで一番強い印象に残っているのは、予選のイランでの敗戦。あの時はダメだと世間からたたかれ、自分たちのやっていることが間違っているのでは? と問われた。だがスタッフや選手たちは、自分たちのやっていることが間違っていないと、同じ信念を持ってくれた。そして歩むべき道を貫いて勝ち、ここまでたどり着いた。あの時が一番きつかった。W杯にいけるかどうかの分かれ目で、あの次のバーレーン戦は、負ければすべてが終わるという状況だった。しかし信じてやってきて、ここ(W杯本大会)に来られた。いろいろとあったが、必要な出来事だった。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/
soccer/japan/kaiken/200606/at00009442.html
俊輔“場外戦”で先勝!!「ヒディンクの謀略」を阻止
日本代表・W杯直前合宿(11日=日本時間同日、ドイツ・カイザースラウテルン)日本代表が12日、いよいよドイツW杯1次リーグ初戦の豪州戦を迎える。決戦を前に公式練習が行われた11日、MF中村俊輔(27)=セルティック=は全準備の完了を宣言した。豪州側の“俊輔封じ”ともいえる『芝刈り&水まき禁止』の要請を察知、すぐさま阻止に動いて“場外戦”でまず先勝。自身初のW杯は“万全”のピッチ状態で幕を開ける。
◇
すべてやり尽くした。豪州戦に向けてやり残したものはない。カイザースラウテルンの太陽を浴びながら、「やることはやった」という俊輔の短い言葉には充実感が漂っていた。
試合会場フリッツ・ヴァルター競技場。芝の感触を確かめるようにMF遠藤とパス交換。居残り時には8本のFKを蹴って、スタンドとゴールの位置取りを確認した。左足から放たれたFKが狙い通りゴール右隅へ吸い込まれると、満足したかのようにロッカーへと消えていった。しかし、そこで“最終準備”は終わらなかった。
「芝もいいし大丈夫。あした刈るといってたし、もっと短くなるみたい。水も夜まくみたいだけどね」。試合前夜と当日のピッチ管理状況を日本サッカー協会関係者に確かめた。そう、そこに重要なポイントがあったのだ。
4日のマルタ戦。日本は長い芝にてこずり、素早いパス回しが封じられた。その姿にいち早く反応したのが豪州・ヒディンク監督だ。同監督に近い友人によると、ブンデスリーガ関係者を通じて同会場の試合直前の芝刈り、水まきをしないよう求めたという。
ピッチ整備は国際サッカー連盟(FIFA)管轄ではなく実はドイツ協会の一任で、ヒディンク監督の人脈があれば十分可能な要請だった。02年日韓W杯では韓国の素早さを生かすため、韓国協会に芝刈りと水まきを依頼し、4強進出の原動力とした。
そして、今回は日本の速攻を封じる要請。速さの対応に難のある豪州DF陣をカバーする策士らしい“場外戦”だが、未然に阻止した格好の俊輔は「今のままでも問題ないし、(刈れば)もっとボールが走るからいいんじゃない? あしたはボールも動くと思うし、やりやすい」とニヤリと笑った。
すべては4年間の“準備”を無駄にしないためだ。日韓W杯−。無念の落選に、世界との距離を縮めるためセリエA・レッジーナへの移籍を決断した。今季はセルティックに移籍し、ドイツW杯公式球をグラスゴーに取り寄せて個人練習も敢行した。
「ずっと頑張ってスタメンで出続けるのは難しいことだった。いい番号(背番号10)をつけてプレッシャーもかかったけどずっと守ってきた。自分にはこの後もある。通過点だから、いい通過をしないと残るものも残らない。W杯だからって今まで以上のものが出せるわけじゃない。今まで通りの準備でやる」
涙の落選から1487日。長い長い準備期間は終わった。“前哨戦”を制して、あとは“万全”になるピッチで暴れるだけでいい。
★4年前の落選が俊輔の起爆剤
前監督のトルシエ体制下では主に左サイドでプレー。日韓W杯イヤーの02年4−5月のキリン杯(スロバキア、ホンジュラス)で2試合とも10番を背負い先発したが、ホンジュラス戦で左ひざを痛めた。その後の欧州遠征は欠場。5月17日のW杯メンバー発表で落選した。俊輔は当時所属の横浜Mのクラブハウスで「気持ちを切り替えてW杯に出た人よりも強くなりたい」と会見。W杯後の7月にセリエA・レッジーナに移籍し、『欧州組』としてのサッカー人生が始まった。

■日本の過去2度のW杯
★98年フランス大会(1次リーグ敗退) 1次リーグ同組はアルゼンチンのほか、クロアチア、ジャマイカと初出場2カ国が入り恵まれた。しかし、初戦のアルゼンチン戦、第2戦のクロアチア戦とも0−1惜敗で敗退決定。最終戦のジャマイカ戦はFW中山(磐田)のW杯初ゴールが生まれたが、1−2で敗れて3連敗
★02年日韓大会(16強入り) 1次リーグは開催国でシードされたため、強豪国との同組を回避できた。相手はベルギー、ロシア、チュニジア。初戦はベルギーと2−2ドロー。第2戦はロシアに1−0で歴史的初勝利。最終戦もチュニジアに2−0快勝でグループ1位突破した。決勝トーナメント1回戦はトルコに0−1惜敗
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200606/st2006061201.html
初戦をモノにしたチームの決勝進出確率は87%だとか。兎に角今夜、勝ちます。考えてみれば初戦にオーストラリアとやれるのは大変幸せなこと。
はじめからブラジルと当るクロアチアは。。。
昨年のコンフェデ、ブラジルと引き分けた日本の実力なら絶対勝てる
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いや〜悔しいですね。
先制して、川口のファインセーブあって、
もういけるかと思いましたが、
これがW杯ですか?
こっちも気持ち切り替えまた応援ですね。
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何だか記事のタイトルが空しい。。。
>これがW杯ですか?
そうですね。これがW杯です。世界の力です。
98年大会を思い出しました。
ゴンの1点だけに終わった大会。
それでも初出場でよくやったと言われました。
日本の置かれてるポジションは、今でもそんなに変わってないのか?
これで決勝に残るのは本当に厳しくなりました。
クロアチア・ブラジル戦で日本の実力がどの程度なのか
しっかり観たいと思います。
PS.今日の試合も采配一つで勝てる試合でしたけど。。。