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2006年05月18日

コスモバルク現地で処分!?

バルク陽性反応 最悪現地で処分も

 14日のシンガポール航空国際C(国際G1)を勝ったコスモバルク(牡5=田部)がレース出走に伴う血液検査の結果、伝染病の陽性反応を示し、24日に出る第2次検査の結果を待つために出国を足止めされていることが17日、明らかになった。同馬は18日に帰国し、宝塚記念(6月25日、京都)を目指す予定だった。

 快挙に沸くコスモバルク陣営にとっては寝耳に水の衝撃の出来事が生じた。レース後に行われた検疫での血液検査で陽性反応が出たというのだ。連絡を受けて事実確認にあたった北海道競馬事務所(札幌市)によると、陽性反応が出た病名は「ウマピロプラズマ病」。ダニの吸血などにより感染し、貧血、血尿、発熱などの症状を発症する。日本での発生はないが、世界各地に分布し、風土病となっている地域もある。

 血液検査は複数回行われるが、陽性反応が出たのは第1次検査。現在、第2次検査として血液が英国に送られており、その結果が出るのは24日になる。もし、再度陽性と判定されると、最悪の場合は現地で処分されることもある。同馬の普段の管理、調教を担当しているビッグレッドファームの蛯名聡マネジャーは「こちらでは何も把握できていません。24日に出るという結果を待つだけです」と不安を募らせている。

 ただ、検疫のための血液検査は防疫の重要性から感度を高めて行うため、最初は陽性反応が出ても、再検査で陰性の判定となるケースが多いという。田部和則調教師は「私は15日に帰国しましたが、レース直後のコスモバルクの様子は普段と全く変わらなかった。北海道農政部が窓口になって調査してくれているので、心配はしていません」。また、コスモ軍団の総帥・岡田繁幸氏は「万一、(2次検査で)悪い結果が出たとしても日本での再検査を要求するつもりだ」と語っている。

 ≪道知事も異例の談話≫「大変心配しております」。コスモバルクの出国足止めには高橋はるみ道知事も異例の談話を発表した。道競馬事務所にはバルクを心配するあまり問い合わせの電話中、泣き出してしまう女性ファンもいた。ホッカイドウ競馬のHP掲示板には「宝塚記念には出走できなくても元気な姿で帰国してほしい」などの書き込みが連なった。事務所は「ファンの心配が身にしみて分かります。一日でも早く良い結果が出てくれることを願うばかりです」と話していた。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2006/05/18/09.html


先日、地方在籍馬として初の国際G1勝利を成し遂げたコスモバルクなんですが。。。現地で足止めのニュースは入っていました。まさに天から地。関係者も憔悴仕切りでしょう。

しかし、まだ陽性と判断が下ったわけではありません。希望を持って待ちましょう。

シンガポール航空国際カップ勝利のニュースはこちら



道営コスモバルク制覇/シンガポールG1

ホッカイドウ競馬のコスモバルク(牡5、田部)が、悲願のG1制覇を、海外で成し遂げた。逃げたヴルームヴルーム(オーストラリア)の2番手から直線で力強く抜け出した。タイムは2分6秒5。自身、04年9月19日以来1年8カ月ぶりの勝利を、世界7カ国の馬が集まった国際舞台で、地方馬として史上初の海外G1制覇で飾った。昨年5月の香港・チャンピオンズマイル(10着)に続く2度目の海外遠征を敢行し、国内外通算10度目のG1挑戦でビッグタイトルをつかんだ。

 北の怪物が、ついにやった。ゴールの瞬間、コスモバルクの五十嵐冬樹騎手(30)が、右手をクランジの夜空に高々と掲げた。涙目で引き揚げると「フォー」と何度も叫び、大観衆に応えた。目を潤ませた田部和則師(59)は「チームバルクの執念です。まだ終わっていないぞという気持ちはあった」と胸を張った。

 完勝だった。手綱をがっちり押さえ2番手を追走。直線に入って早々にヴルームヴルームをかわし、先頭に立った。あとは約400メートルの直線。前には栄光のゴールだけ。「最後は頭が真っ白になった。最高です」と五十嵐騎手。バルクはあん上のムチに応え、2着キングアンドキング(シンガポール)に1馬身3/4差をつけ、真っ先にゴールに飛び込んだ。

 スタート直後、折り合いを欠くシーンもあったが、向正面から落ち着きを取り戻した。「最後は手応え十分だった」と五十嵐は振り返る。朝に激しいスコールがあり、日本表記ではやや重の馬場状態。苦手とされていた状況を克服しての海外G1制覇だった。

 昨年5月の香港G1チャンピオンズマイル(10着)に続く2度目の海外遠征。3歳時の皐月賞2着から、海外も含め通算10戦目のG1挑戦だ。国内では地方馬ゆえに、中央ではステップレースで上位入賞が義務付けられるなど、G1挑戦には厳しい制約が設けられている。今回も天皇賞(春)出走を逃しての挑戦だった。苦境を克服しての快挙に、岡田美佐子オーナーも「ここまで期待していただいて、ようやく応えることができました」と笑顔で語った。

 海外G1ながら、過去の実績から主催者が数字設定するレーティングは117で、121のヴァリクシール(UAE)に次ぐ2番手評価だった。14日付の地元のタブロイド紙「ザ・ニュー・ペーパー」では、3人の評論家のうち2人が1番手に評価した。残り1人も2番手に挙げ「力を出し切れば勝つのはこの馬」と紹介していた。実際、レースでも3番人気に推された。

 たぐいまれなる精神力があったからこそだ。シンガポールに到着した3日早朝、空港で馬運車まで運ばれている途中、コンテナから顔を出していたバルクの目前で大型機が離陸した。それでも平然としていた。「普通はびっくりするのに、こいつすごいと思った」と榎並調教厩務員。初めて訪れる地でも、馬体重は昨年有馬記念(506キロ)とほぼ変わらない504キロで臨んだ。中央挑戦では北海道、本州を何度も往復。周囲の想像以上のタフさを今回も発揮した。

 次走は、国内の宝塚記念(G1、6月25日、京都)を目指す。昨年の有馬記念で接戦を繰り広げた中央の強豪も出走してくる。ディープインパクトも参戦予定だ。最高の舞台に胸を張って臨む。「これでファンが復帰してくれるかな。また中央に行きますよ」と田部師。バルクの新伝説が、ここから新たに始まる。

http://hokkaido.nikkansports.com/news/p-hn-tp4-20060515-32201.html

コスモバルクについてさらに詳しくは

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%AF




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