耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は、開発会社「ヒューザー」(東京都大田区、破産手続き中)の小嶋進社長(52)が、神奈川県藤沢市の分譲マンション「グランドステージ(GS)藤沢」の強度不足を告知しないまま、顧客17人から代金をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕する方針を固め、17日、出頭を要請した。
また「木村建設」(熊本県八代市、破産)元社長・木村盛好容疑者(74)についても、同社施工のビジネスホテル「サンホテル奈良」(奈良市)の強度不足を認識しながら、工事代金を受け取っていたとして同容疑で再逮捕する方針。
建設業法違反容疑などの捜査から始まった同事件は、発覚から半年を経て、“本丸”の詐欺容疑での立件へと大きく動き出した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060517it05.htm?from=top
耐震偽造:木村建設元社長を詐欺容疑で再逮捕へ
耐震データ偽造事件で、警視庁などの合同捜査本部は「木村建設」(熊本県八代市、破産手続き中)元社長の木村盛好容疑者(74)=建設業法違反容疑で逮捕=について、姉歯秀次容疑者(48)=建築士法違反容疑で逮捕=のデータ偽造を認識しながら「サンホテル奈良」(奈良市)の建設代金を建築主から受け取ったとして、17日午後にも詐欺容疑で再逮捕する方針を固めた。マンションやホテルの安全を揺るがせた事件は、買い手に対する詐欺という「本丸」の追及に発展することになった。
http://www.mainichi-msn.co.jp/
today/news/20060517k0000e040057000c.html
ヒューザー小嶋社長激白!ホテル転々コンビニ弁当 26歳娘は結婚できず
耐震強度が偽装されたマンションを販売した「ヒューザー」(東京・大田区、破産)の小嶋進社長(52)が16日、スポーツ報知のインタビューに答え、逮捕秒読みと言われる現在の心境などを告白した。一連の問題で“諸悪の根源”と据えられていることには「しっかりした事実認識をしてほしい。無実を証明したい」と反論、徹底的に争う姿勢を見せた。その一方で、故郷の宮城県に残してきた母親(78)に話題が及ぶと、声を詰まらせ涙ぐんだ。
―現在の状況は?
「悲惨です。まず、自由に食事出来ない。街を歩けない。“犯罪者”としてすっかり定着した感がありますので。マスコミから追いかけ回され、市民権を奪われてしまいましたね。破産までさせられて。生きているのが不思議なくらいです」
―住まいは?
「転々としています。ビジネスホテルに泊まってみたり。一か所にとどまっていると、おそらく携帯電話のGPSで調べられ、見つかりますので電源も切って。そして2、3日してまたスイッチ入れてみたり」
―食事は?
「僕が出入りすると、迷惑がかかりますので、なるべく外に出ないようにして。コンビニの弁当ばかり食べています。今食べたいものは生ものですかね。弁当では食べられないからね。すしとかね、刺し身とか」
―家族は?
「悲惨です。娘は26歳の結婚適齢期。しかし当分縁談はないでしょうね。一家離散。逃亡生活。ひとおもいに死んだ方がよっぽど幸せだった。死ぬ以上の苦しみがあったことを知りました」
―姉歯氏らは逮捕された。
「それにはノーコメントです。ひとの不幸をとやかく言うことは遠慮させていただきたい」
―自身は4月18日に事情聴取された。逮捕報道もあるが?
「聴取は5時間ありましたが、4時間55分は私がしゃべりました。独演会です。もっと言いたいこともあったような気もしますが。聴取はあの1度きりです。ただちょくちょく寂しくなって、警察に電話はね(自分からしている)。これ以上寂しくさせないでください、なんてね」
―これからどうなる?
「この前ね、担当の刑事さんにね、ところで不作為とか作為とか詐欺容疑(で立件?)となってますけど、私の詐欺の動機って何ですかと。そうしたら“それが問題なんですよ、社長考えておいてください”と笑ってましたよ」
―罪を犯した動機がない状態。
「そうなんですよ。そして(偽装を知って売ったとされるグランドステージ)藤沢を売った4億円などについて、資金隠しなどはしていない。また、事件発覚後、給料を600万から100万円にしています。住民税が90万円以上なので手取りはゼロです。こんな間抜けな詐欺があるかと。それと(グランドステージ)住吉の、三十数億円の瑕疵(かし)担保責任に対し、小嶋進個人として連帯保証人の印鑑を押しました。4億円をだまし取る人が、どうして30億円の連帯保証人になるのかと」
―事件について主張したいことは?
「今は無実をはらすこと。それだけです。これが最大にしてすべて。そしてしっかりした事実認定をしていただきたい。(報道されてきた)構図は間違っている。姉歯という能力のない男と、(イーホームズの)藤田という大うそつきと、国交省の正義感のない役人が輪になって、私を大悪人に仕立てあげた」
―当初テレビに出すぎたり、どなったことでイメージダウンしたのでは?
「後悔はありません。怒りまくってましたから。男たるもの、怒るべき時は雷の100発も落とさないといけないと思った。イーホームズはでたらめな、事実上無審査で金だけ取って、謝りもしない。それどころか建築主を悪の頭目だと。こんなやつらを見逃しちゃいかん。一国民として、正義に燃えて怒ったんです」
―しかし悪いイメージが定着してしまった。
「最初のころなんて、秋の寒空の下、マスコミの皆さんに直立不動で2時間くらい説明したんですよ。で、帰り際、最後にアレを、言っちゃったんですよ…」
―“私はオジャマモン”。尾を引きましたね。
「僕は形式張ったこと、堅苦しいことが嫌いなんです。それで最後に出た一言だけが繰り返し流され、その前の2時間はほとんど出ない。泣いているお客様の映像と一緒に出ると、これはふざけた男だとなるわけです」
―あまりの転落ぶり。ホリエモンにも通じる?
「ああいうのは難しすぎてよく分からないですよ。むしろうらやましいと眺めていた。ホリエモンは東大出て(中退)、若くてかわいくてね。しかし自分なんかは気の毒な話ですよ。高卒でなまりがあって、泥臭い仕事して。こんなふうに表舞台に出ること自体肩身が狭いんですから」
―郷里を思い出すことは?
「それはあまりないですが、ただやっぱり年老いたお袋がね…(と言った瞬間、声を詰まらせる)自慢の息子だと思ってたのがさ、大悪人にされてしまったんだから。こないだ会いに行ってきたんだよ。そのとき言ったのはね、まあ、これも親孝行だと。心配で長生きするだろうって。必ず罪は晴れるから。それまでは死ねないだろうって」
―今後、住民に対しては?
「補強なり建て替えなりがすべて終わったときに、本当に深々と頭を下げたい。本当に責任をとるべき国なり確認検査機関なり国交省が責任をとらずにのうのうとしている以上、今は僕が謝るほど、やはり小嶋が悪くて国は悪くなかったとなる。そうすると賠償にも響いてくる。住民からはどんなに叩かれようとも、今は必要以上には頭を下げられないんです」
―またマンション業界に戻ってくるか?
「まったくまっさらです。ただ、私の無罪が白日の下にさらされて復権したとき、どこからか“小嶋みたいな手法が必要だ、来てくれ”と言われるかどうか。小嶋進の復権イコール、ヒューザーの復活というぐらいの位置づけにしたいと思っています」
◆根深い被害住民の怒り
「補強や建て替えが終わったとき深々と頭を下げたい」―。そう語った小嶋社長だが、被害住民が抱える反感と怒りの根は深い。
昨年12月、住民間の連絡会が設立された時点で「小嶋社長には何も期待していません。連絡を取る必要も感じない」という声が上がっていた。問題発覚当初から提示される補償案が二転三転し、多くの住民が苦しめられている。「最初の信用出来ない気持ちは確証に変わっている」「これ以上話をしても意味がない」と小嶋社長の「謝意」も門前払いの格好だ。
◆5〜6月逮捕説も
耐震強度偽装問題は、昨年11月17日、国交省によって発表され、社会的な大事件に発展した。建築物の構造設計を専門とする姉歯秀次元1級建築士が、地震時の圧力を低く入力するなどして、構造計算書を偽造。姉歯氏による偽装があった建物は98件に上っている。
昨年12月、警視庁などの合同捜査本部は100か所以上の関係先を家宅捜索。偽装マンションを販売したヒューザーもそのひとつだった。4月26日、姉歯氏や指定確認検査機関「イーホームズ」の藤田社長ら8人が、偽装とは“別件”の名義貸しや架空増資などで一斉逮捕。小嶋社長が、事件の“本丸”とされている。
合同捜査本部では、小嶋社長が昨年11月、偽装を知りながら住民に知らせずに「グランドステージ藤沢」を売ったと見て、詐欺容疑での立件を目指しており、月内か6月にも逮捕されるという見方が強まっている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060517-OHT1T00006.htm
最後の報知の記事は、今朝6時にアップされたもので、まさか今日逮捕状の請求まで行くとは思ってなかったのかな。
残るは総研内河。。。
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