米歌手マイケル・ジャクソンさんが25日、ロサンゼルスで死亡した。50歳だった。子どものころからスターで、ポップ界の頂点に君臨したジャクソンさんだが、一方で奇妙な生活スタイルや性的なスキャンダルは、音楽の才能に影を落とした。
ロサンゼルス郡の検視官によると、ジャクソンさんは心肺停止状態でロサンゼルスの病院に運ばれた後、現地時間午後2時26分に死亡した。死因は明らかにされておらず、検視は26日に行われる予定だという。
ジャクソンさんの兄、ジャーメインさんは記者団に、自宅で具合が悪くなり、かかりつけの医師が蘇生しようとしたが、出来なかったと明かした。ジャクソンさんは救急隊によって病院に搬送され、医師は死亡を宣告する前に1時間以上蘇生を試みたという。
「ポップの王様」として知られ、「スリラー」や「ビリー・ジーン」など数多くのヒット曲があるジャクソンさんは、コンサートでは片手だけに手袋をしたドラマチックな存在感を示し、「ムーンウォーク」など革新的なダンス・スタイルは世界中で多くのファンがまねをした。
ミュージックビデオの有り方を大きく変え、生涯のレコード売り上げ枚数は約7億5000万枚といわれている。13のグラミー賞も受賞するなど、最も成功したエンターテイナーの1人だ。
一方、子どもと一緒にいることを好み、チンパンジーと友情を育み、整形手術を繰り返すなどしたことで、好奇の目や批判にもさらされた。
ジャクソンさんは、子どもに対する性的虐待の容疑がかけられた裁判で無罪となった2005年以降、実質的な活動を停止して表舞台から遠ざかっていたが、来月からロンドンで復活ツアーを開始する予定だった。
アルバム「スリラー」のアレンジを手掛けたプロデューサーのクインシー・ジョーンズ氏は米テレビ局MSNBCに「この悲劇的な予期せぬ知らせに非常にショックを受けている。突然に、こんなに若くしてマイケルがいなくなってしまうとは、言葉がない。私は今日、弟をなくした。私の心の一部も彼と一緒になくなった」と語った。
<復活コンサートは完売>
復活コンサートはロンドンで7月13日から2010年3月まで行われる予定だった。ジャクソンさんは、過去2カ月間、ロサンゼルスでコンサートに備えてリハーサルをしていたという。50回分のコンサートチケットは3月に発売になったが、数分で売り切れとなっていた。
ここ数年、ジャクソンさんの健康状態を懸念する声もあった。ジャクソンさんは昨年、ラスベガスで車いすに乗っているところを写真に撮られたが、その理由は説明されなかった。
もっとも、ロンドンのコンサートの主催者AEGライブは、ジャクソンさんが3月に4時間半にわたる健康診断を受けて問題がなかったとしている。
訃報を聞きつけ、ロサンゼルスの病院の外には200人のファンや報道陣が集まった。涙を流したり、抱き合ったりするファンの姿もみられた。
<子どもスターからスーパースターへ>
ジャクソンさんは1958年8月29日にインディアナ州生まれ。9人兄弟の7人目として誕生した。兄弟5人で結成したジャクソン5は、マイケルさんが6歳のときに初めてオーディションに出演した。
1972年に初のソロアルバムを発表。1982年に発表した「スリラー」は7曲のトップ10入りヒットを生み、米国だけで2100万枚を売り上げた。翌年には、NBCテレビの特番で「ビリー・ジーン」を歌い、ダンスパフォーマンスの「ムーンウォーク」を初めて披露した。
一方、私生活はトラブル続きだった。
1993年には鎮痛剤への依存症を理由に、アルバム「デンジャラス」のプロモーションツアーを突然キャンセルしていた。
1994年に故エルビス・プレスリーさんのひとり娘、リサ・マリー・プレスリーさんと結婚したが1996年に離婚。同年デビー・ローさんと再婚し、2人の子どもをもうけたが、一緒に住むことがないまま、1999年に離婚した。
ジャクソンさんには3人の子どもがいる。3人目の子どもをホテルのバルコニーから外側に突き出して見せ、非難を浴びたこともあった。
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/
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マイケル・ジャクソンさん急死 スキャンダル 体むしばむ
■「ムーンウオーク」社会現象に
25日に死去したマイケル・ジャクソンさんはポップスの歴史を塗り替えた文字通りのスーパースターだった。ダンスや映像を駆使した独自のパフォーマンスは若者に社会現象を巻き起こした。半面、私生活はスキャンダルとトラブルの連続で、ストレスからくる健康問題に悩まされた。
ジャクソンさんの人気を不動にしたのは1980年代の大ヒット曲「スリラー」。オオカミ男の特殊メーク姿でゾンビ姿のダンサーと踊るプロモーションビデオは、「音楽は聴くもの」という概念を覆した。
つま先立ちで後ろ向きに滑るように踊る「ムーンウオーク」も一世を風靡(ふうび)。まねをした若者がけがをするなど社会現象化した。ある音楽関係者は「見せる音楽はヒップホップをはじめとして今の音楽の基本となっている。ブラックミュージック界のビートルズといえるだろう」と評価する。
しかし、栄光の陰では、常にスキャンダルと健康問題につきまとわれた。ジャクソンさんは体形維持のためもあり極端な小食で知られ、心配した母親らが無理に食事を取らせていたともいわれる。またハードスケジュールの中、病気などで入退院も繰り返した。1984年にはCM撮影中に事故で大やけどを負い、皮膚移植手術を受けたが、その際、痛みを抑えるため薬物が病みつきになったとされる。
93年には皮膚の色素を作るメラニンが失われていく「尋常性白斑」という皮膚病との診断を受けたほか、95年にはリハーサル中に脱水症や低血圧で倒れ、一時入院した。
しかし、何より健康を悪化させたといわれるのが1年以上続いた性的虐待罪の裁判だった。2005年6月には背中の痛みを訴え、病院の緊急治療室に運び込まれ、「ストレスで病院に来るにも大変なほど病状は深刻」(ジャクソンさんの広報担当者)で、一時は裁判の続行が危ぶまれ、死亡説も流れたほどだった。
度重なる整形手術による感染症の不安もあった。今年2月には英紙が、鼻を手術した際に抗生物質の効かないメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染、菌が全身に広がっており、病院に通っていると報道。関係者は「極めて健康」と打ち消したが、その後、7月に予定されていたロンドン公演が延期されるなど健康問題があらためて取りざたされていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
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マイケル・ジャクソン急死 原因は「薬物過剰摂取」?
人気歌手のマイケル・ジャクソンさん(50)が、自宅で突然の死をとげた。米国を初めとする世界中のメディアがこのニュースに大騒ぎだが、現段階では、死因については「心不全」ということしか分かっていない、それでも、広報担当者が薬物による影響を示唆するなど、すでに様々な憶測が広がっている。
リハーサルで骨折し、処方薬を服用していた
米ロサンゼルスの病院でジャクソンさんの死亡が確認されたのは、現地時間で2009年6月25日14時26分(日本時間同26日6時26分。以下はすべて日本時間)。この前後から、報道合戦が始まり、加熱の一途をたどっている。
死去からわずか22分後の6時48分には、地元紙のロサンゼルス・タイムズが、ジャクソンさんが病院に搬送されたことを速報。直後に、芸能サイト「TMZ」がジャクソンさんの死去を報じた。10時過ぎには兄のジャーメイン・ジャクソンさんが病院で会見し、死去を正式に発表した。会見では、事前報道どおり、死因は心不全だとしながらも、その原因については「司法解剖の結果までは分からない」とした。
そんな中、米メディアの注目は、ジャクソンさんの死因に集まっている。現段階で有力視されているのが「薬物の過剰摂取」説だ。ジャクソンさんのスポークスマンで弁護士のブライアン・オックスマンさんは、CNNに対して
「家族は死因について知らされていないし、そのことについて話せる状態ではない」
としながらも、7月にロンドンで予定されていたコンサートに向けたリハーサルで骨折し、処方薬を服用していたことを明かし、
「彼の服薬状況からすると、これ(急死)は必ずしも想定外ではなかった」
とまで述べた。
家族に「彼は薬の飲み過ぎだ」と伝えていた
さらにオックスマンさんは、CBSに対しては、さらに語気を強め、
「私は家族に対して、処方薬の服用と、取り巻きが服用を手助けしていることを警告してきました。彼が飲んでいた薬の量や、ここ数週間のジャクソンさんの状態については分かりません。ただ、家族に対しては、ここ数年間、『彼は薬の飲み過ぎだ』と伝えていました」
と、長年にわたる薬物の服用が背景にあるとの見方を強く示唆した。
ジャクソンさんをめぐっては、これまでに様々な健康問題が指摘されており、93年には、薬物依存が原因で、コンサートツアーを短縮したこともある。
また、今回の急死については、ストレスが背景にあると見方もある。例えばジャクソンさんの友人でもあった、自称超能力者のユリ・ゲラーさんは、英スカイニュースに対して、
「どの医者も言うことだが、ストレスが人を殺すこともある」
と、ジャクソンさんが背負っていた重圧が死をもたらしたのではないかとの見方を示している。
http://www.j-cast.com/2009/06/26044123.html
マイケル・ジャクソンに特別思い入れがあるわけではないですが。。。1980年代、zaraが青春時代と呼べる時期を象徴する人物の急死。それなりに感慨はあるなぁ。
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