サッカーの天皇杯全日本選手権は29日、準決勝2試合を迎え、静岡・エコパスタジアムのF東京−柏は、柏が後半2点を挙げ、F東京に逆転勝ち。元日の決勝戦に駒を進めた。
F東京は前半31分、今季途中に柏から加入したMF鈴木が中央から豪快なミドルシュートを放って先制。柏は15分のMFアレックスのヘディングシュートが相手GKに好捕されるなど、序盤の攻勢を得点に結びつけられなかった。
しかし、柏は後半23分、途中出場のFWフランサがゴールし同点。終了間際の43分、やはり途中出場の李が中央28メートルのミドルシュートを決め、逆転に成功、そのままリードを守りきった。
東京・国立競技場の横浜M−G大阪は午後3時キックオフ。
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=20081229-00000534-san-socc
途中出場の李が値千金のゴール/天皇杯
【柏2−1FC東京】決めてほしいときに決められるのは、ストライカーとして必要な才能だろう。延長突入かと思われた1―1の後半43分、柏の李がペナルティーエリアの外側から思い切り左足を振り抜いた。ボールはポストに当たってゴールの内側へ。李は「入らないときは何本打っても入らないけど、入るときは入る。大舞台で決められて良かった」と値千金のゴールを喜んだ。
0―1のまま後半に入り、ウオーミングアップを続ける李は怒っていたという。「石さん(石崎監督)、おれの出る時間が少ないんじゃないの」。そんな強い思いを後半16分に途中出場してから爆発させ、逆転勝ちへとチームを導いた。
今年は李にとって激動の1年だった。目標だった北京五輪には出場したが、1次リーグで惨敗。9月には痛めていた左ひざの手術を受けた。
熱い思いを解き放つように、得点後には観戦に来ていた家族のいるメーンスタンドに駆け寄り、両手をくるくる回しながらステップを踏む「カズダンス」を披露した。自らの力で、子どものころからあこがれていた元日の舞台を引き寄せた李は「決勝でも自分が決めれば勝てる。日本一を取りたい」と威勢よく宣言した。
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ガンバ大阪、柏レイソルが決勝進出
サッカーの第88回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は29日、東京・国立競技場などで準決勝を行い、ガンバ大阪と柏レイソルが決勝に進出した。
アジア王者G大阪と横浜F・マリノスの試合は90分では決着がつかず、0−0のまま延長戦に突入。G大阪は終了直前の117分にFW山崎雅人が決勝ゴールを決めて決勝に駒を進めた。
また、フランサ、李忠成のゴールで2−1とFC東京を下した柏は、Jリーグ発足後では初の決勝進出となる。
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