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2008年11月28日

太郎一郎 初の党首討論 要旨

小沢氏「直ちに解散を」=首相拒否「2次補正は1月に」−初の党首討論で応酬

 麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の小沢一郎代表による党首討論が28日午後、国会で行われた。小沢氏は、2008年度第2次補正予算案の今国会への提出を重ねて要求。応じない場合は「直ちに衆院を解散して国民の審判を仰ぐべきだ」と迫ったが、首相は「政治空白」が生じることを理由に拒否した。
 両氏の討論は初めてで時間は45分間。党首対決で優位に立ち、自身の指導力アピールを狙った首相が繰り返し開催を要求していた。党首討論自体は今年4月に福田康夫首相(当時)と小沢氏が行って以来。
 小沢氏はまず、経済対策優先を掲げ追加対策を10月末にまとめた首相が2次補正の今国会提出を見送る方針であることを「筋道の通らない国民への背信行為だ」と厳しく批判。首相が年末の中小企業の資金繰りに懸念を示していたことを指摘して再考を求めた。
 これに対し、首相は、既に成立した第1次補正予算で「借り手(中小企業)への対応は可能だ」として、来年1月召集の通常国会に提出する方針に変更がないことを強調。「貸し渋りなど、貸し手(金融機関)への対応が残っている」と述べ、金融機能強化法改正案の成立を求めた。その上で、経済対策は「1次補正、 2次補正、09年度当初予算案の3段ロケットできちっとやる」と述べた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20081128-00000103-jij-pol



麻生VS小沢 党首討論要旨

28日の麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表の党首討論の要旨は次の通り。

 小沢氏「私が民主党代表に就任し、3人の総理にお祝いを申し上げたが、近いうちに4回目の就任祝いを申しあげなければならない状況になりかねない。しかし、首相自身の決断でそれを避ける方法が2つある。一つは2次補正を提案することだ。臨時国会には提出しないという話が伝えられた。これは麻生内閣として筋道の通らない、国民に対する背信行為だ。会期も延長するようだが、速やかに2次補正を提出することが筋道だ。国民に総選挙も先送りして景気対策だといっていたのに、2次補正をなぜ来年に回すのか」

 麻生首相「党首討論を受けていただき感謝申しあげる。2次補正は会計年度の3月末に向けて決算対策、資金繰りがいることを考えると、きちんとしなければならない。平成20年度の法人税などはかなり減収になる。どれぐらいになるかも見極めないといけない。また、金融機能強化法が通るかどうかで違う。そういう全体像をみて2次補正を示す方がきちんとしている。加えて景気を考えるなら21年度本予算が一番肝心だ。1次、2次、本予算の“3段ロケット”できちんと対応すべきだ。1月早々に通常国会を開催し、本予算も含めて提出したい」

 小沢氏「今の答弁は1次補正で年末は大丈夫ということだが、今になってそういうのは筋が通っていない。1次補正では十分ではないから、10月30日に2次補正を出すという話をしたのではないか。今になって来年でいいというのは筋道が通らない。国民もそう思うのではないか」

 麻生首相「1次補正を編成した8月以降に(米証券会社)リーマン・ブラザーズ(の破(は)綻(たん))という大きな事件が起きた。経済状況ががさらに悪化する可能性もあったので、10月末に2次補正を行うと申し上げた。だが、貸し手側の話もある。銀行が貸し渋り、貸しはがしをせざるを得ないほど自己資本比率が下がっており、対応する必要がある。だから金融機能強化法案を提出した。ぜひ早急に参院で結論を下していただくようお願い申し上げる」

 小沢氏「私どもは首相との会談の時も申し上げたように、意図的に審議を引き延ばすことはしない。ただ金融機能強化法案については、私どもも政府案と別な主張がある。参院での修正協議に自民党も応じてほしい。総裁から指示してほしい。それから首相は1次補正で年末は大丈夫という認識だが、すでに10月の倒産件数は前年比14%増。雇用も非正規雇用者が打ち切りになり、正社員まで雇用の停止・中止になっている。それほどの不景気だからこそ、補正予算を早くしなきゃいけない。補正を出す意思は全くないのか」

 麻生首相「審議にできる限り応じるということは誠にありがたい。2次補正は先ほど申し上げた通りだ。金融機能強化法は早急に採決してほしい」

 小沢氏「金融機能強化法については修正協議に応じて、速やかに成立できるようにしたらいい。本当に首相は1次補正だけで、年末にかけての危機を乗り越えられると考えているのか。本当にしんどい厳しい年末になるのではないか。もう1つは首相の初心に帰ることだ。首相は就任する直前から、国民の審判を仰ぐという考えを持っていたやに伺っている。それは正しい。国民の審判を受け、総理がリーダーシップを発揮するのが民主主義のあり方だ。来年に(2次)補正を送るなら、直ちに解散・総選挙したらいい。景気対策が急務だ、選挙をやっている暇はないといいながら、来年に2次補正を送るのだから。12月に解散・総選挙を断行して、国民の支持を得られたら、思う通りの政策を実行したらいい」

 麻生首相「私も解散は1つの手段だと、当初思っていた。ただ、その後の状況は100年に1度の金融災害だ。世界中が対応に必死になっている中で、政治空白をつくることは、第2の経済大国としてすべきだと思わない。(選挙をせずに)3人目の総理といわれたが、議会制民主主義のルールにのっとってやっている。雇用の問題、倒産の問題はその通りだ。問題を解決すべく対策を練っている。倒産については、貸し手の方についても対応ができるよう、参院で早急な対応をしてほしい。参院で協議をということだが、政党間で協議ができるのは喜ばしい。ねじれ国会の中で国民の期待しているところだと思う」

 小沢氏「総理は1次補正で年末に向けて乗り切れる、2次補正は来年回しでも大丈夫だといった。それこそ政治空白そのものだ。12月に期間があるんだから、解散・総選挙をやって、勝てばそれで強力な内閣ができる。選挙で勝つことによって、国民の信を背景にして政策を実行するということでなければならない。それから、総理の話があまりにもころころ変わり過ぎる。あるいは非常に不適切な話が多すぎる。この間も医者は社会的常識の欠落している者が多いとか、飲んで食べて何もしない人の医療費を何でオレが払うのかという話もしたと聞いた。総理の言葉はもっと重いと思う。総理は自分自身の発言に責任を持ってやってほしい」

 麻生首相「自分の信念は大事だと思う。私どもは政局よりは政策だと最初に申し上げた。そしてその通りに実行し、1次補正で借り手側の方は一応の対策はできた。貸し手側についても(金融機能強化法案の)審議、採決をお願いしたい。そのうえで、税収を見て2次補正、(平成21年度)本予算を来年1月に通常国会に早々に出すので協力をお願いしたい。言葉に重みがないという忠告をいただいた。総理として言葉に重さができるよう努力してまいりたい。私の発言で一部誤解を与えたことは、おわび申し上げた。発言には今後とも気をつけて、職務を全うしていきたい」

 小沢氏「自分がこうと思って話したことは、きちっと貫かなくちゃいけない。国民に対して総選挙より景気対策が大事だと公約したんだから、それを実行しないと。最高権力者だから一度自分が国民と約束したことは、きちんと守るという態度に徹してほしい」


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081128
/plc0811281944013-n1.htm



Yahoo!の調査によると、圧倒的に小沢一郎の勝利に感じた人が多かった。








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