「失った信頼を回復できなかった」。29日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」。記者会見した清水忠一社長は、苦渋の表情を見せた。1人が死亡、19人が重軽傷を負った昨年5月のジェットコースター事故から1年半、運営は迷走。大阪の隆盛とともに歩んできた遊園地は、38年の歴史の幕を閉じることになった。
この日午前10時すぎから始まった記者会見。清水社長は「まずは20人を死傷させたことに関して心からおわびしたい」と深々と頭をさげ、「全力をあげて再開を目指していたが、残念で断腸の思い」と語った。昨年8月に「安全宣言」し営業を再開したが、その日に小型コースターが緊急停止した。入園者数は前年同期の20%にまで激減。清水社長は「予想以上の落ち込みだった」と振り返った。
また、24日の取締役会で民事再生法適用申請を決めたことを明かし「支援企業との交渉を続けながら、うまくいかなければ独自再開を果たすということを考えた」と述べた。今後の具体的な再生計画について、絶叫マシンを排除し、ファミリー向けの施設としたい方針というが、「事故のイメージを和らげて入園しやすいようにファミリー参加型にしたいが、どれだけ集客できるか…」と口ごもった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20081029-00000109-san-soci
エキスポランド 信頼回復できず…再生法申請
事故遺族「当然」
20人が死傷したジェットコースター脱線事故から1年半を経て、遊園地を経営するエキスポランド社(大阪府吹田市)は自力再建を断念し、民事再生法の適用を申し立てた。29日、記者会見した同社幹部らは「事故によるイメージ悪化から、信頼回復が図れなかった」と肩を落とした。
「民事再生法の適用申請という結果を招いたことは誠に残念で、断腸の思い。多大な迷惑をかけ、おわび申し上げます」
同社で記者会見した清水忠一社長は冒頭、深々と頭を下げて謝罪した。
休園後、再開に向け金融機関など7社と支援交渉を進めてきた。しかし、「営業再開後に入園者数が大きく落ち込んだことなどで理解を得られなかった」と苦渋の表情で説明した。
昨年8月にいったん営業を再開した後も、ジェットコースター「OROCHI(オロチ)」の暴走トラブルなどが続発。売り物にしてきた若者向けの「絶叫マシン」の撤去を余儀なくされた。現在、園内には33機種が残っているが、「OROCHI」なども今後、撤去することにしている。
今後も現体制で再開を目指すが、めどは立たないままだ。事故で亡くなった小河原良乃さん(当時19歳)の遺族との示談は今もまとまっておらず、清水社長は「今後も継続していきたい」と話した。
一方、小河原さんの母、美代子さん(52)はこの日朝、エキスポランド社から電話で報告を受け、すぐに仏前に報告した。「事故後3か月で営業を再開するなど、会社の対応にずっと不信感があり、(今回の申請は)当然という気持ち」と絞り出し、「でも、良乃は帰ってこない」と涙を流した。
エキスポランドに遊園地の運営を委託する独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」は、再生手続きを今朝、同社側から伝えられたという。
ここ約10年は、入場者数の伸び悩みで、同社からの納付金は固定資産税相当額などのみだったといい、岡上敏彦・施設管理課長は「来年度以降の委託については、現段階では白紙。何とか安全な施設として再出発してほしい」と話した。
■ガンバスタジアム計画「協力したい」…清水社長
エキスポランドの敷地の利用については、サッカー・Jリーグ1部(J1)のガンバ大阪が、サッカー専用の新スタジアム建設を計画しており、万博記念機構と交渉を始めている。
計画では、新スタジアムは観客席を覆う屋根を備え、3万5000人前後を収容。全席指定が可能な個人席や身体障害者用の座席などを設ける予定で、エキスポランドの敷地約20万平方メートルのうち、約25%をスタジアム用地と見込んでいる。
清水忠一・エキスポランド社長は記者会見で、「万博記念機構の土地なので、自分たちが積極的に誘致できるものではないが、正式に決まれば協力したい」と述べた。
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu
/expo/20081029kf03.htm?from=tokusyu

あれほどの事故を起こした遊園地が今も存続してるのに驚く。
ガンバスタジアムには賛成だけど、天下り団体 独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」を解体してからが良いでしょう。
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