厚生年金保険料の算定基礎となる標準報酬月額(月給)の改竄(かいざん)問題について、社会保険庁は3日、厚生年金の全記録約1億5000万件のうち、標準報酬が5等級以上も大幅引き下げられている記録が約75万件に上っていることを発表した。このほか、標準報酬月額の引き下げ処理がされた同日か翌日に、厚生年金からの脱退処理も行われていた記録が約15万6000件、半年以上さかのぼって月額が下げられていた記録は約53万3000件だった。
3条件のうち1つでも当てはまる記録を単純合計すると、約143万9000件となる。ただ、社保庁によると、これらの件数には会社側の変更届の提出漏れなどの単純ミスを修正したケースや、実際に標準報酬月額が下がったなど事実通りに処理された記録も含まれており、「すべてに改竄された疑いがあるわけではない」と説明している。
改竄の疑いのある記録について、社保庁は9月に、今回件数を発表した3条件すべてに該当する約6万9000件が「改竄された疑いが強い記録」と発表。今回は、それぞれの条件ごとの件数を、内訳として抽出した。
一方、社保庁は約6万9000件のうち、受給者分約2万件については、今月中旬から順次、職員が対象者の自宅を戸別訪問し、直接確認することも発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20081003-00000531-san-soci
年金改ざん100万件超か…厚労相「大幅増の可能性」
舛添厚生労働相は3日の閣議後の記者会見で、厚生年金の記録改ざん問題に関連し、これまで改ざんの疑いが濃厚としていた6万9000件以外にも、改ざんの疑いのある記録の件数が大幅に増えるとの見通しを明らかにした。
総数は100万件超となる可能性が出てきた。
厚労相はこれまで、社会保険庁のオンラインシステムで管理されている1億5000万件のうち、〈1〉加入者の月収の記録である「標準報酬月額」(9万8000円〜62万円まで30等級で示す)を引き下げる処理と、加入者を年金制度から脱退させる処理が、同日かその翌日に行われている〈2〉標準報酬月額が5等級以上引き下げられている(5等級引き下げの場合、最大15万円引き下げ)〈3〉6か月以上さかのぼって後から標準報酬月額が引き下げられている――の3条件すべてに該当する6万9000件が改ざんの疑いが濃いと説明してきた。
しかし、厚労相は3日の記者会見で、「三つの条件全部を満たさなくても、改ざんの可能性はある」と明言し、それぞれに該当する件数が、〈1〉15万6000件〈2〉75万件〈3〉53万3000件――あったことを明らかにした。延べ143万9000件になる計算だ。社保庁が公表した3条件すべてに当てはまる6万9000件と、社保庁が「件数は把握していない」とする2条件に当てはまる重複分を差し引く必要があるが、100万件超の記録改ざんが行われた可能性がある。
厚労相は今後の対応策として、厚労省のホームページを利用し、社保庁職員や事業主らから、改ざんに関する情報提供も求めることを明らかにした。改ざんによる被害者の救済に関しては、今月中旬以降、記録の改ざんが濃厚な年金受給者約2万人について、社会保険事務所職員が戸別訪問して、記録確認を行うとしている。また、来年4月以降に、現役の加入者についても、標準報酬月額を記載した「ねんきん定期便」を送付し、確認を求める。
厚生年金記録改ざんは事業主にとって、本来納めるべき保険料が安くなり負担が軽くなるため、経営難などの際に行われる事例が指摘されている。一方、社会保険事務所は、滞納してきた事業所が記録改ざんによる保険料負担軽減によって保険料を納めることになれば、滞納額が減り、徴収成績を高く見せかけることができるため、職員が事業主に改ざんを指導していたとの証言もある。
[解説]底知れぬ広がり
舛添厚生労働相が、年金記録の改ざん件数が大幅に増える見通しを明らかにしたことで、問題は底知れない広がりを見せている。
これまで公表されていた「6万9000件」については、専門家から「検索条件が厳し過ぎ、氷山の一角に過ぎない」と指摘されていた。こうした批判を受けてから、やっと今回のデータを公表しただけに、不都合な情報を出し渋ったと言われても仕方ない。
社会保険庁は「実際には改ざんではない記録もかなり含まれているはず」と説明する。だがその一方、記録管理がオンライン化された1986年3月より前の改ざんは今回の調査方法では発見できない。報酬引き下げが4等級以下などのケースも対象から漏れている。
実際の件数は、一体どれだけあるのか。社保庁は徹底的に解明し、被害者救済に全力を挙げる責任がある。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/
kaigo_news/20081003-OYT8T00397.htm
1件が6万9000件、6万9000件が100万件と来た。超インフレで政権が崩壊したジンバブエもビックリだよ。
麻生太郎は「ふざけた話」と言ったらしいが、そのふざけた社保庁をここまで放置したのは、アンタら自民党では御座いませんでしょうか?
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