ガス漏れ事故で3人が死亡、11人が手当を受けた北海道北見市で、20日早朝、事故現場の住宅前と、約3キロ離れた幸町の2カ所でガスが漏れているのが新たに見つかった。被害は確認されていない。市内全域でガス管が老朽化している恐れがあり、北海道ガス(札幌市)は新たなガス漏れ現場周辺で掘削調査を実施するとともに、今後市内全域でガス漏れがないか緊急点検する方針。
背景には2005年まで事業者だった北見市の財政難により、多額の費用がかかるガス管交換が進んでいなかったことがあるとみられる。
北見署は20日、3人が死亡した春光町5丁目で現場検証した。3人のうち2人がトイレで死亡しており、地中に漏れたガスが下水道管を伝わり、屋内に漏れだした可能性があるとみて、解明を急ぐ。管理に問題がなかったか、業務上過失致死傷容疑で関係者から聴取、事故原因の本格的な解明に乗り出した。また死亡した3人の遺体を司法解剖して死因を調べる。

http://kumanichi.com/news/kyodo/index.cfm?
id=20070120000136&cid=main
北見CO中毒死 下水管からガス侵入か 現場から2・5キロ別の漏出
北見市春光町で都市ガスが漏れ、三人が死亡、十一人が病院へ運ばれた事故で、折れたガス管から噴出したガスは、土中や下水道管を伝って、住宅に侵入した可能性の高いことが二十日、北海道ガス(札幌)の調べで分かった。北ガスは二十日未明、この現場から約二・五キロ離れた同市幸町一の一の中心街に埋設されているガス管でも新たなガス漏れ個所を見つけたことから二十二日以降、一週間をかけ、北見市全域でガス漏れがないか緊急点検に乗り出すことを決めた。道警は業務上過失致死傷の疑いもあるとみて捜査している。
北ガスによると、同市春光町五の四、無職碓井広樹さん(44)ら三人が死亡した事故現場付近で折れていたガス管は直径百五十ミリの主管で、輪切りにしたような状態で上下にずれていた。ガス管は地表から一・六メートルの地下にあり、近くに下水管が並行して埋設されていることが分かった。下水管はガス管より気密性が低く、地中に漏れたガスが下水管に入り込み、これを伝って住宅に流れたとみられている。
このほか、事故現場の住宅に直接入り込む直径五十ミリの鋳鉄製の枝管からも微量のガスの漏出があることも分かった。
北ガス北見支店は「事故の主因は本管からの漏出とみられる」としている。
一方、新たな漏出個所については、死亡事故が発覚する前日の十八日午後、北見市北斗町二の一のマンションでガス漏れ通報があり、北ガス北見支店が室内から微量のガスを検出。二十日にその近くの幸町で漏出個所を特定した。北ガスは「微量だったので公表しなかった」と説明している。
北ガスによると、この場所のガス管も死亡事故のあった場所と同じ一九六七年埋設の古い鋳鉄管だったことが分かった。
北見署は二十日午前十時から実況見分を開始、ガス管の損傷原因や住宅へのガスの流入経路などの分析に着手した。また、死亡した三人を司法解剖し、詳しい死因を調べる。原子力安全・保安院の職員二人も同日未明から、現場付近の管の埋設状況などを見て回った。
北見市事故対策本部によると、二十日午前十時現在、十四世帯二十九人への避難勧告は解除されておらず、ホテルや知人宅に身を寄せている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?
&d=20070120&j=0022&k=200701200251

見えないものが相手だけに、怖い話です。
北見市財政難と言っても、北海道内ではそれほどでもないような気がしますが。。。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/
sk/scs/zaisei/bunseki/bunseki.htm
と言うことは、財政が苦しい地方都市なら、何処でも起こり得ることなのか。
この件についての過去記事
http://zara1.seesaa.net/article/31718518.html
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