耐震強度偽装事件で、ヒューザー(東京都千代田区)がマンションを建設した際、無関係の建設会社に形式的な「施工者」になるよう依頼し、実際には木村建設(破産手続き中)に施工させていたことがわかった。マンション建設では建築主が倒産して購入者に手付金を返すことができない事態に備え、施工者が連帯保証することが多い。建設会社の名前を借りたのは、ヒューザーと木村建設が一緒に手がけた物件が多すぎて保証能力に疑問符がついたためとみられる。
このマンションは千葉県市川市のグランドステージ下総中山。名目上の施工者は太平工業(東京都中央区)で、02年4月から03年2月に工事が行われた。
関係者によると、競争入札には太平工業も参加したが木村建設の受注が決まった。ところが、「木村建設はマンションの買い主が支払う手付金の連帯保証人になれない」として太平工業に対し、形式的な施工者になってほしいとの依頼がヒューザーからあったという。
木村建設は「施工協力」の形で工事に加わり、実質的に施工を担当した。太平工業は名義を貸し、連帯保証するリスクを負う代わりに対価を得たとされる。
太平工業の関係者は受け取ったのは「手数料」だと説明し、「(名義貸しの)依頼があったのは手付金保証の能力を買われたからではないか」と話している。
同じような例は川崎市川崎区のグランドステージ江川でもあった。名目上の施工者は松村組(本社・大阪市、民事再生手続き中)東京本店で、実際には木村建設が施工を担当した。
松村組によると、同マンションの施工をめぐっては「松村組は一切の責任を負わない」という趣旨の文書を同社、ヒューザー、木村建設の3者で交わしているという。
不動産業者が購入者から手付金を受け取る際、手付金の額が売買価格の5%を超える場合などは保証会社と契約するなどし、手付金を保全するよう宅地建物取引業法で義務づけられている。
建築主が倒産するなどし、購入者にマンションの引き渡しや手付金の返還ができなくなる事態に備える措置だ。保証会社と建築主は事業ごとに契約し、元請けの施工業者が連帯保証に入ることが多い。
保証会社は建築主や施工会社の実績や財務力など様々な点を審査する。建築主が短期間に同じ施工業者に集中発注し、建設中の物件が増えると審査を通過できないことがある。
ヒューザーのマンションは計62棟。99年に完成したグランドステージ池上以降の計45棟についてみると、木村建設が実質的に施工した建物が4割近い17棟に上っている。
http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY200512250285.html
こんなの表沙汰のなっても、ヒューザーは宅建業法違反くらいで、大した罪にはならんのでしょうねぇ。
>松村組によると、同マンションの施工をめぐっては
>「松村組は一切の責任を負わない」という趣旨の文書を。。。
そんなんで責任回避が出来るの?太平工業・松村組だって建設業法違反じゃないの???
太平工業のHPは↓
http://www.taiheikogyo.co.jp/
松村組のHPは↓
http://www.matsumura-gumi.co.jp/
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